小学校に通う上の子と接する上で、すごく参考になる本でした。 何を教えるかって、本当に難しい。 算数を頑張る子どもに電卓を買ってあげようかと真剣に考えたりもします。 『教育とは、大人が楽しく勉強しているところを、子供たちに見せつけることなのだ。』 これだけはやり続けたいですね。
【レビュー】 刺さる〜森博嗣。 目的は勝利ではない。たまたまその社会を歩もうとしているからその順番で並んでいるだけのこと。 本書を子供にも自分にも伝えたい。 得意不得意そんなこと問題ではない。それは単に他者と比較したときの差でしかない。大事なことは自分にとって価値があるかどうかだ
書評を読み、面白そうな新刊を図書館で予約するが、順番が回ってくるまでに数カ月要することがあり、ついに手にした時には、はて、何が面白いと思ったのか思い出せないことがある。「勉強の価値」の目次を読んでも全然ピンと来なかったが、前書きを読み始めたら、やっとこの本を読む価値を思い出した。
【読書感想】勉強の価値を"勝つ"ことだけに見出そうとすると、たちまち楽しさが無くなる。対象のある"勝負事"などの外部に気を向けず、自身の内部に目を向け目標達成や成長につながる勉強で本当の価値が生まれるのであろう。そういう"勉強の楽しさ"を子供に伝えたい。(勉強の価値)