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発信し続けることが「きっと」自分の成長につながると思いながら,日々感じたことや学んだこ…

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発信し続けることが「きっと」自分の成長につながると思いながら,日々感じたことや学んだこと読書のことなど発信したいと思います.

最近の記事

読書記録:広域思考

スーツ,綿貫渉,こつぶ,がみ:広域思考(二見書房) 今回の本は,作者が交通系YouTuberの4名という本であり,本屋でたまたま目にして即決で買ったほど読む前から面白そうだと感じた本であった.だが,本書を8月末に購入してから読み終わって,こうしてnoteに感想を投稿するまで約1ヵ月半かかってしまった.そして前回の投稿からも約1ヵ月がたってしまった.生活が忙しかったこともあるが,本を読む中で考えさせられたことが今までよりも多かったことも一つの要因かもしれない. ということで

    • 読書記録:ゆるい職場

      古屋星斗:ゆるい職場(中公新書) 今回もタイトルに惹かれて手にした本で,ゆるい職場というものが形成させて背景から現代社会における労働観や人生観について考えさせられた. 現代の若者 現在の日本においては労働に関する法律が充実してきたことから,長時間労働やハラスメントが減少し,若者であっても厳しく𠮟られることは少なくなっている.そのような背景から以前と比較してゆるい職場が増加している.ゆるい職場に対して現代の若者の反応は,仕事が楽になったと好意的な印象を持つだけでなく,職場

      • 読書記録:なぜ働いていると本が読めなくなるのか

        三宅香帆:なぜ働いていると本が読めなくなるのか(集英社新書,2023) 仕事が忙しく約3か月ぶりの投稿になるが,今回はそんな時にたまたま書店で目に入った本である.なぜ働いていると本が読めなくなるのか,最近本を読めていなかった自分の状況から労働観や読書観について考えさせられた. 本を読めないのはなぜか 働いていると本が読めないのはなぜか,に対する答えは「時間がない」の一択であると思っていた.事実,サラリーマンとして働くことで平日の日中のほぼすべての時間が仕事の時間となり,

        • 読書記録:誰が「働き方改革」を邪魔するのか

          中村東吾:誰が「働き方改革」の邪魔をするのか(光文社新書,2017) 今回,この本を読んで感じた物事の本質を知ることの重要性について考えたことを本書からの引用と共に書いていきたいと思う. 最初に,本書の序章にあった以下の文章について考えさせられた.これは,自分も含め多くの人がやってしまっていることだと思うが,大事なことを見なかったことにしてしまうことである.正直このように対応する方が楽であるので,そのような対応をすることが多くあると思うが,これでは更なる課題が発生し,最終

        読書記録:広域思考

          読書記録:鉄道旅行 週末だけでこんなに生ける!

          所澤秀樹:鉄道旅行週末だけでこんなに生ける!(光文社新書,2013) 今回は,普段とはちょっと異なり趣味のような内容の本を読みました. この本では,会社員が長期休暇をとらずに,土日や出張のついでなどに鉄道旅をする方法?について紹介されていた.この本を読んで感じたのは,長期休暇がなくても工夫次第で日本各地を回ることができること,日本の鉄道の変化についてである. 日本各地を鉄道旅行する 本書では,大阪出張から東京に戻る際に新幹線ではなく,東海道線経由で帰り,東京圏と関西圏

          読書記録:鉄道旅行 週末だけでこんなに生ける!

          読書記録:ホームレス博士

          水月昭道:ホームレス博士(2010,光文社新書) 仕事が忙しく,読書&noteの更新が遅くなってしまいました(←ただの言い訳) そんな今回読んだ本は,忙しくてテンションが下がっている時に,さらにテンションを下げてくれる現実を見せてくれた「ホームレス博士」という本です.タイトルからも推測できる博士問題を扱った本です. 大学院とは何かこの本を読んでまず感じたのは「大学院とは何か」という点である.本書でも以下のように大学院における教育について記述がある. 大学院で2年間学んだ

          読書記録:ホームレス博士

          読書記録:ブラック職場

          笹山尚人:ブラック職場(2017,光文社新書) 今回は労働に関する書籍としてブラック職場という本を読みました.近年労働環境に関する話題が注目されていることもあるので,日本の働き方について考えながら読みました. この本を読んで感じたことは,以前から感じていたことであるが,日本の労働環境の問題である.その問題点の一つが労働者も使用者も労働法を知らないという点である. 確かに,これまでの学校生活で労働法について学んだ記憶がほとんどない.中学の社会で労働3法を学びはしたが,その

          読書記録:ブラック職場

          読書記録:教養としての「数学Ⅰ・A」

          永野裕之:教養としての「数学Ⅰ・A」(2022,NHK出版新書) 年末年始の休暇が終わり仕事も徐々に忙しくなってきてあまり本が読めていませんでしたが,帰省の移動時にゆっくり本を読む時間が取れました. 今回は教養としての「数学Ⅰ・A」という本で,本屋でタイトルに惹かれて購入しました. 本書は,数学を学ぶべき理由から始まり,数と式,集合と命題,二次関数,図形と計量,データの分析,場合の数と確率,図形の性質,整数の性質について基本的な定理や公式について扱っている. 数学を通じて

          読書記録:教養としての「数学Ⅰ・A」

          読書記録:勉強の価値

          森博嗣:勉強の価値(2021,幻冬舎新書) 2回目の読書記録です.この本は,以前(夏頃?)にネットで見たタイトルに惹かれて読もうと思ったものの行動せず,2023年の年末に購入し最近読み終わりました.そして,この本で繰り返し主張されたことが,アウトプットすることや自分で考えることの大切さでしたので,さっそく実践してみようと,アカウント作ったものの,ろくに投稿をしていなかったnoteに色々アウトプットの練習をしています. 前回よりも読んだ書籍の内容について引用を減らして,考え

          読書記録:勉強の価値

          読書記録:タイパの経済学

          読書記録の初投稿です.読んだ書籍の内容について引用しつつ,学んだことや考えたことを記録していきます. 廣瀬凉:タイパの経済学(幻冬舎新書) ・印象に残った箇所(←書籍からの引用) →学んだ/感じたこと ・情報が溢れているからといって,それを必ずしも消費しなくてもよい. →情報が増えた時代に情報をうまく利用することが重要だと感じた.情報が多いからといって(使いもしない)すべての情報にアクセスし,その情報を消費するという状態は情報に利用されている状態であり,「人間の為の

          読書記録:タイパの経済学

          2023年振り返りと2024年の目標

          約8か月ぶりの投稿です. ということで,2023年の振り返りと反省をしつつ,2024年の目標でも記録しておこうと思います. 2023年(note始めてから)の振り返り約8か月前の2023年5月にアウトプットすることが大事だと思い,noteを始めました.ですが,アウトプットが大事だと言って始めたのに,初投稿をした後は,(下書きはいくつか書いていましたが,)実際に投稿したのは0回という結果でした.noteを始めた目的を完全に忘れて生活をしていたので,その点は反省したいと思います

          2023年振り返りと2024年の目標

          理想と現実の狭間で

          自己紹介はじめましてKIT_ _ _です.修士課程修了後に就職したものの,博士課程そして研究者を目指したいと思いながら,日々を過ごしております.人に発信することの苦手意識なようなものを解消していくためにもnoteをはじめました.ただ,人に発信することは現時点ではあまり得意ではないので,自分の情報に関して発信していくまでに時間がかかるかもしれません.また,発信することにためらいがある記事(お金を払う価値もないような記事)に対して鍵の代わりに有料化するかもしれませんが,そういった

          理想と現実の狭間で