![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75652036/rectangle_large_type_2_8b29937902a93d2225dc65239b098992.png?width=1200)
自立したindependent scholarを夢見て
はじめましての人はハジメマシテ。
そうじゃない人はコンニチハ。
independent scholar(在野研究者)のトシヤと申します。
普段は、マガジン「トシヤの個人研究日誌」にて、日々の個人研究について投稿しております。
今回の投稿は、普段の投稿とは打って変わって、independent scholarトシヤの誕生秘話となります。最後までごゆるりとお付き合いくださいませ。
「independent scholarトシヤ」が生まれるまで
『勉強の価値』を読んで、個人研究をスタート
以前の私は、「トシヤ(愉〜more)」というハンドルネームで、「生きづらさを抱えて活動する同志と愉しむ」をテーマに、あれこれと活動していました。
そんな中、1冊の本と出会い、「個人研究」という活動を新たに始めました。
本当にどうでも良いこと、小さなこと、誰も目を向けないようなことをテーマにして、徹底的に調べたり、あるいは試したりする、というのが、個人研究である。
上記の一文に触発され、先述のマガジン「トシヤの個人研究日誌」を立ち上げたのでした。
ようやく個人研究のテーマが決まる
マガジンを立ち上げたのはいいものの、研究テーマが中々見つけられず、最初の数カ月は更新できずじまいでした。
ようやく、「大学院修士課程時代に取り組んでいた『地域レベルでの循環型社会の形成度合いを定量的に分析すること』に再び取り組んではどうか?」という考えに至り、研究テーマを明確にすることができました。
また、大学院時代はコピー&ペーストや関数を手で入力したりといった、長時間をかけての手作業で研究を行っていました。
その反省を活かし、個人研究では、Excel VBA、NumpyやPandasといったPythonのライブラリを利用することで、自動化・省力化を図るとともに、より踏み込んだデータの分析を目指すことにしました。
このあたりの経緯は、以下の投稿にも綴っています。
independent scholarという概念との出会い
並行して、個人研究といういわば「独学」を行うにあたって参考になればと思い、地元の図書館で「独学」に関する書籍を読むようになりました。
そうした折、以下の書籍で、"independent scholar"という概念に出会い、衝撃を受けました。
英語には independent scholarという呼び方があって、学術誌の論文著書の肩書としてしばしば目にしていた
そうか!
こういった研究スタイルも「アリ」なんだ!
実は私、大学院修士課程を修了後、新卒での就職を経て、大学院博士後期課程に復学した経緯があります。
しかし、「3年で学位を取得しなければ」という(自分で自分にかけた)プレッシャーや持病(うつ病)の悪化もあり、学位取得は叶わず、結局中途退学することになってしまいました。
それでも、研究に対する想いは衰えず、事ある毎に「また大学院に戻って研究するんだ」と密かに野望を燃やしておりました。
しかし、「在野研究ビギナーズ 勝手にはじめる研究生活」に出会って、「大学に属さなくても研究はできる、しかも自分のペースで」ということに気づきました。
私は決めました。
これからは、independent scholarとして生きていこうと
こうして私は、自身のハンドルネームを「トシヤ(independent scholar)」に変えることにしたのでした。
「自立したindependent scholar」を夢見て
私の目標は、「自立したindependent scholarになる」ことです。
「自立」には色々な意味がありますが、その中でも重視しているのが「経済的自立」です。
「知的サイドハッスル」で経済的自立をめざす
「経済的自立」と書きましたが、何も「アカデミックなポストに就く」ことではありません。
ここでは、「個人研究に必要な専門書やガジェットの購入を家計から捻出せずに、個人研究に付随する活動から必要な資金を賄うことができるようになる」といった意味を指します。
研究者でブロガーでもある堀正岳は、著書「知的生活の設計―「10年後の自分」を支える83の戦略」の中で「知的サイドハッスル」という概念を紹介しています。
そこで考慮に入れたいのが、本業と並行して行う副業、欧米で「サイドハッスル」と呼ばれているライフスタイルです。
(中略)
ここでいうサイドハッスルは、もっと努力して、自由時間をすり減らして収入を増やすものではありません。むしろ、すでに持っているスキルや情報を活かすことで、実践することが苦ではない活動を収入に変えるための発想を指しています。
知的生活の文脈でいうならば、あなたの知的積み上げの活動にそれ自身を一部なりとも支えてもらう収入源のことを指します。いうなれば「知的サイドハッスル」といってもいいものです。
私の場合、「個人研究に付随する活動」、つまり、
noteでのサポートや有料記事の販売
依頼を受けてのデータ分析業務(←個人研究で培ったスキルを活かせる!)
雑誌やウェブメディアへの寄稿
書籍の執筆
などといった活動から、個人研究に必要な資金を家計から捻出せずにまかなえるようになることが目標になります。
インプット
経済的以外にも「自立したindependent scholar」になるために、以下のようなことに取り組んでいます。
主にインプットとして取り組んでいるのが、数学と英語です。
マテリアルフロー分析に必要な数学、特に「解析学」や「最適化数学」といった分野について、毎日専門書を読み込んでいます。
英語に関しては、以下の書籍を参考に、「聞くこと」と丸暗記に重点を置いて日々のトレーニングに取り入れることにしました。
仕事で使うのであれば、「話すこと」でなく「聞くこと」の訓練に注力する。また「日常会話」でなく「専門用語」を、「翻訳」ではなく「丸暗記」の技術を習得すべきだ。
まず、目標を「将来、海外の研究者と英語でディスカッションができるようになる」ことに据えました。
「聞くこと」については、専門分野の論文を読み上げソフトに読み上げさせることでリスニングの教材にして、毎日車内で聞くようにしています。
また、「丸暗記」については、リスニング教材化した論文の暗唱を行っています。
アウトプット
アウトプットとして、週に2回、マガジン「トシヤの個人研究日誌」を更新しています。更新日は火曜日と金曜日になります。
アウトプットの媒体はnoteですが、ゆくゆくは独自ドメインでブログを解説できればなと考えています。
同志を絶賛大募集♪
Keywords
私のindependent scholarとしての専門分野のキーワードを挙げると、以下のようになります。
マテリアルフロー分析/Material flow analysis;MFA)
産業連関表/Input-output table:I-O table
環境効率評価指標/Environmental indicator
循環型社会/Circular society
一緒にやりませんか?
上記のキーワードにピンときた方、ぜひ一緒に研究しませんか?
ディープなマテリアルフロー分析の世界へ、いざ!
個人研究やindependent scholarという研究スタイルに興味のある方、トシヤとゆる〜くつながりませんか?
ともに「同志」として切磋琢磨し、刺激し合えればと思います。
いいなと思ったら応援しよう!
![在野研究者トシヤ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68199001/profile_1b4bacf8d5918b8f4e27ae33c1707504.jpg?width=600&crop=1:1,smart)