金森修さんの『病魔という悪の物語 チフスのメアリー』(ちくまプリマー新書)と言う本を読みました。賄い婦として複数の家庭で働いていたアメリカの女性メアリーが、無症状の腸チフスキャリアとして多くの感染者を出したと見なされた事からの数奇な人生を書いています。読みやすいのでおすすめです!
人は生まれながらに自由かつ平等である一方、その自由や平等は、公共の福祉による制約を受け得る。 だがその制約も、種々の事情を考慮したうえで、正当化されるものでなければならない。 「チフスのメアリー」は、正当化されるものだったのだろうか? #チフスのメアリー