"だいすき”に囲まれた花束のような一年間でした。 2025年は、"いつも心に猫ちゃんを”をモットーに掲げ、柔軟に気ままに、また会いたいと思ってもらえるような人になりたいです。 来年もどうか、やさしい言葉をお守りに、温かい毎日を紡いでいくことができますように。 2024年、またね。
深夜2時、ぼうっと考えていたことがある。 ──わたしの卒業制作を誰かに読んでもらいたい。 ということで、久々のシリーズ企画が始動します。 四百字詰め原稿用紙240枚にも及ぶ、先生もドン引きの超大作。 改善点は多々ありますが、丁寧に真摯に向き合いました。 今のわたしの最高打点です。
私、貴方のタバコの煙が宙に解けていくのを ただぼうっと見ていたの 白い煙は生きているように しばらく宙に漂っては溶けていく 鮮やかな あの夜のこと 私だけのモノじゃなくなった映画も 音楽も 貴方も 私の手から離れた方が 輝いて見える
見上げた桜は、春を惜しむように花びらを手放していく。 宙に浮かんだ白い花びらは、星の粒のように永遠の時を打つ。 「僕と一緒にいると、君を後悔させてしまう」 最後にしよう。そう言いたかった。 「それなら、ここに残って一緒に後悔しよう」 君から溢れた言葉は、ひらりと、跡を濁さない。