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【読書】続編は、新たな仲間たちにほっこり〜『成瀬は信じた道をいく』
前回投稿から1週間、早速続編も読みました。
今回は、続編の登場人物と、面白かった点をnoteします。
続編の構成1作目は成瀬の周りの同級生ばかりが語り手だったのが、成瀬が大学生となり、年代もバックグラウンドも異なる人たちが登場する。
①ゼゼカラが大好きで、成瀬にとんでもなく憧れる小4女児、②成瀬の父親、③成瀬がアルバイトするスーパーに通うクレーマー主婦、④成瀬と一緒に観光大使に選ばれた19歳
【読書】異色の主人公に惹かれまくる〜成瀬は天下を取りに行く
デビュー作にして2024年本屋大賞、そして続編の『成瀬は信じた道を行く』も2025年本屋大賞ノミネート。
できれば文庫本で読みたかったからまだ購入を控えていたのだが、やはり読みたい気持ちが勝りこの度やっと購入した。
本日は、『成瀬は天下を取りに行く』の面白さを2点お伝えしたい。
あらすじ物語は、成瀬あかりという主人公の、中2の夏休みから始まる。成瀬は、コロナ禍前に閉店を控える西武大津店に夏休
【読書】3部作全て読んでこそ面白い~自由研究には向かない殺人
先日来読み進めていた、翻訳小説。いくつかの本屋のランキングコーナーで翻訳小説部門1位で飾られており、ご存知の方も多いかもしれない。
ホリージャクソン著の全3作のミステリーで、イギリスの翻訳小説だ。
1.自由研究には向かない殺人
2.優等生は探偵に向かない
3.卒業生には向かない真実
シリーズ3作全てを読んだからこその面白さを、ネタバレなしでお伝えしたい。
(’’翻訳小説’’自体の面白さについては
【読書】東野圭吾作品は幅が広すぎてやっぱり面白い
先日、東野圭吾の「ブラックショーマンと名もなき殺人」を読み、やはり東野圭吾の作品は面白いと思った。
ミステリーと一言で言っても、テーマの幅が広く、1冊で様々な楽しみ方ができる。東野作品のタイプや良さをネタバレなしで書きたいと思う。
「ブラックショーマンと…」なら
これもどうやらシリーズものらしい。最新作(2作目)は最近やっと文庫化された。
今回読んだ1作目は、元手品師の叔父と、父親を殺した