【読書】ガリレオの家族愛〜『透明な螺旋』
ガリレオ最新作『透明な螺旋』のネタバレなし感想文です。
上記の通り、本作は"愛"がテーマである。
ガリレオらしからぬ、理系トリックは一切ない。
私はガリレオ全作を読んでいないため適当なことは言えないのだが、恐らくこれまでは出てこなかったであろうガリレオの家族・家族と接する姿が描写される。
読後は、ただの天才科学者ではないガリレオを知り、あたたかな気持ちになれた。
新たなガリレオの真実が明かされ、これまでもそれを匂わすような伏線はあったのか、シリーズ過去作も再読したくなった