【読書】"事務"とは具体化していく作業〜生きのびるための事務
事務がしたかったのではない今の仕事
私は、金融機関で主に事務をしているが、事務員になりたかったわけではない。
「単なる事務とは異なる」「主体的に様々な業務を行える」と聞いていたものの、基盤となる業務は事務だった。
元々外交的で、人と話すことも好きな私は、自分らしさを感じられず、事務より営業がしたい!と新卒1年目転職をし内定獲得までした。
だが、諸々考慮し結局今の職場にとどまっている。
(「新卒1年目の転職活動」マガジンも是非)
本書に期待、予想と反したストーリー
現職にミスマッチを感じつつも日々事務に向き合う私が、タイトルに惹かれ手に取ったのが、「生きのびるための事務」。
タイトルと帯から、「仕事以外のやりたいことを充実させるには“事務“こそ重要だ、という主題なのか?これは私の社会人生活に勇気を与える本だ!」と勝手に決めつけ、手に取った。
予想は異なり、事務=正しい方法をもとに、フリーターが夢を叶えていくストーリーだった。
漫画で描かれているため非常に読みやすく、一気に読むことができた。
また、本書はさらーーっと成功までのストーリーが書かれているが、実はだからこそ机上の空論とは思えない。
それでも、大満足の本書
本書では、事務=スケジュール管理とお金の管理 を意味し、正しい方法さえ実施していればいずれ夢は叶う、そのためには、夢がかなった時の収入・1日のスケジュールなどを具体的にイメージすることが大切だという。
うまくいかずとも、否定すべきは“己”ではなく“方法”だという。
事務は、”具体化していく作業”というのが腑に落ちた。
確かに、旅行に行くときの行程をイメージし、組み立て、予約をするのも事務だなあと思った。
日々を楽しむために、事務力を高めていこうと思った!