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【悲しみユーザー体験】イベント出展で機会損失している施策パターン5選【広報担当者へ届け】

9月〜11月にかけては、オープンファクトリーや工場見学、マルシェをはじめとした、ものづくりイベント真っ盛りの季節…。

今回の記事は、ものづくり企業さんや、中小企業さん、広報担当者さん等に届いて欲しい、イベント出展時にサイトが無い事によって発生した、ユーザー側からの嘆きのUIUXを中心に書いています。

◾️この記事で、お伝えしたい事のまとめ

・ファン作りは、如何に『興味関心』を繋げるかのリレー
・『サイト』=リレーにおけるバトンの様なもの
・ものづくり企業や中小企業こそ、応援される為にサイトが必要
・こっそりお得なサイト制作キャンペーンしてるよ


イベント出展後、そこから『ファン獲得』に繋げる導線は持っていますか?

『悲しみのユーザー体験』

ものづくり企業、サイトが無くて応援できない問題

私たち、東京のweb制作会社・fūunも『ものづくり企業を応援するweb制作会社』として、視察と称し、オープンファクトリーや工場見学に遊びに行きました。

この3人で行きました

そして、素敵な取り組みをされている企業さんや、商品と沢山出会えました。が、しかし…

今、手持ちがない…PayPay無いのか…あ、オンラインストアも無いんですね…!

…という様に、ユーザーとして、『悲しすぎるよおーーー!』、webマーケティングやブランディングをお仕事として手掛ける会社として、『機会損失してるよおーーー!』と感じたポイントが沢山ありました

サイトが無いから、後から買えないよ!!byユーザー

『正しい情報発信と導線作りがされたサイトさえあれば、ユーザーはファンになれたし、企業は売り上げを伸ばせたのに…!』という勝手な悔しさでいっぱいなので、

嘆きを発信する事で、この記事を読んでくださる皆さんが『サイトの必要性』や『webマーケティング』に興味を持ってもらえるきっかけになればいいなと思っています。

悲しみユーザー体験…機会損失パターン5選

😢 次回の出展情報の最新はどれ?!

誰を信じれば良いの…!?

『え〜。結構この辺でイベント出されてるんですか。じゃあ次、近所の友達も呼んでまた来ます!』

…ここまで言ってくれたユーザーと再会できないのは、SNSでの情報発信がうまく伝達できていない可能性が大!

サイトは無いけど、代わりにInstagramやX、Facebookなど、複数のSNSを運用しているよ、という担当者さん、ユーザーを混乱させていませんか?

複数の媒体で情報発信を行う場合、発信タイミングや内容の統一を心掛けましょう。

■悲しみ度:★★★

『会いたいのに、逢えない』
…これは、万葉集の時代から、現代のJ-POPまで定番で語られる、非常に強いエモーションを引き起こす情景です。

『次も逢いたい』そう思われる時点で、相手はだいぶこちらを好きなので、どうかまた出逢える様に、サイトの『お知らせ』や『NEWS』に情報を集約して欲しいです。


😢オンラインストアは無いのか…、手持ちがなくて買えないよ〜

機会損失すぎる…!勿体無い!

マルシェやポップアップストア等の期間限定ショップは、『買う意欲を削がない』事が、なにより大切です。

買う意欲を盛り上げるためのサンプルを置いたり、サンプルを試した後に、帰宅後などに購入してもらえる様なECサイトも案内するなどして、ユーザーの感情変化に沿った施策や導線を作りましょう。

■悲しみ度:★★★★★

これはかなりの機会損失です。イベント出展の場で買うという行為の裏に隠れるユーザー心理には、『商品も、担当者さんの事も、気に入ったから応援したい』という気持ちもあったりします。

そんな気持ちを、購入方法や決済方法の選択肢の縛りによって、贈れない、受け取れないのは、お互いにとても悲しい事。

ユーザー心理的には、カード決済もダメ、オンラインストアもダメなら、いっそ募金箱でも置いて欲しい位
のやるせなさです。


😢営業時間外で、店舗在庫が分からない…多分あるんだけど…

出展側も大変ですものね

これも意外とイベント出展のあるあるパターンです。

イベント出展企業は、多かれ少なかれ、何かしら出展料は出していると思うので、着実に売り上げを伸ばす種まきとしても、『店舗在庫は分かりませんが、オンライン在庫なら残っています!』の一言をサクッと案内し、コストを回収できる様にしていきたいですね。

■悲しみ度:★★★

誰も悪く無いのもあり、ただただ切ないパターンです。
ユーザーも、日本人らしい『あっ…すみません、じゃあ大丈夫です!』と咄嗟に反応してしまう事が多く、そうなると関係性が終わってしまいがちです。

イベント出展時だと、色んな企業からリーフレットや名刺をもらう為、後になって問い合わせたかった会社情報を辿れない、なんて事も。

『今度、ここに問い合わせてください』ではなく、その場でしっかりSNSのフォローをして頂いたり、ユーザーの連絡先をもらいましょう!


😢結局、セールスポイントが分からなくて決めきれなかった…

分かりにくさは、企業成長の敵…!

ECサイトを持っている企業も安心できません。ユーザーとは、かなり忘れっぽく、気まぐれな存在なのです。

『わ〜!素敵!家に帰ってオンラインストアもゆっくり見てみます!』というユーザーに対し、そのECサイトに、現場で訴求した情報はきちんと載っていますか?

商品が一覧で並び、購入機能だけかろうじてある…というECサイトは、『ユーザーの興味関心を深める』という役割がない為、とても勿体無いです。

ECサイトには、興味関心を持つファンから、『そのブランドを理解しているファン』、『購入するファン』まで引き上げる様な、分かりやすい情報や魅力的なビジュアルを載せましょう。

■悲しみ度:★★☆☆

サイトの存在意義として、『深く伝える』『行動を促す』という2点
が主に挙げられます。

『伝える』は、企業や商品の強みやストーリー、詳細を『理解させる』という事。そして『行動を促す』は、魅力を理解したユーザーに、商品を購入してもらったり、問い合わせをしてもらったりと、『顧客にする』、という事です。

逆に、この2点の機能が不足しているサイトは、webマーケティングツール(=販促ツール)として、弱い状態でもあると言えます。


😢SNSの商品画像とECサイトの商品画像が別人だぞ…?

SNSとECサイトの担当者が違う場合にありがち!
媒体ごとに商品の雰囲気が違う…!

ウチはwebマーケティング頑張ってますよ!SNSで広報もしているし、オンラインストアもあります!…という企業さんにありがちな悲しみです。

実際にユーザーに届く情報は、クリエイティブが統一されていますか?
商品と、商品写真の色味に差異はありませんか?
SNS広報とECサイトのデザイントーンは合致していますか?

ユーザーは、野鳥の様に繊細な存在なので、『おや…?』と感じた瞬間に、飛び立ってしまいます。

■悲しみ度:★★★★★

『少しのすれ違いが、永遠のお別れになる』…そんな気持ちでクリエイティブや情報の発信は行いましょう。

SNS広報とECサイトの担当者が違う場合は、それぞれの担当者の感覚で各クリエイティブがなされている
事もあるかと思います。
そんな時は、きちんとデザインガイドラインとして、使用する色味やフォントを統一していくと、企業やブランドとしてのイメージが固まっていきます。


🍀まとめ🍀:ユーザーは気まぐれな猫であり、繊細な野鳥である

今まで述べた例は、イベント出展者さんや、広報担当者さんにとっては『えっ…?!そんな事…?!』と思う些細な事かもしれません。

しかし、私たちが、お仕事として行う、webマーケティングやブランディング領域では、そういったユーザーへの小さな積み重ねこそが、企業にファンを作り、新たな売り上げを創出する為の大きな鍵なのです。

『なんかイヤ』による
ファン作りの失敗

ファン作りは『興味関心』を繋げるリレー競技

ものづくりイベントを通じて『自社を知り、感じ、理解するファンが欲しい』という狙いの背景には、『ファンマーケティング』という、ここ数年、今後も続くマーケティング手法として注目されてきた考え方が影響しています。

『企業が如何に顧客と接点を持ち、企業へ愛着を持つ顧客を持てるか』という点に着目するファンマーケティングですが、実は、その『接点』はイベント時だけでなく、イベント前後まで、多岐にわたって散りばめる事が必要なのです。

ユーザーは気まぐれで、繊細だから、『カスタマージャーニー』を設定しよう

サイトは、ユーザーの興味関心を
ファンになるまで繋ぐ役割がある

皆さんは『カスタマージャーニー』って聞いた事ありますか?

◾️カスタマージャーニーとは:商品の認知から購入までのプロセス

英語で書くと、Customer(顧客) Journey(旅)と示し、その名の通り、顧客が商品やサービスと出会ってから購入、利用、さらには継続・再購入に至るまでの道のりを旅に見立ててイメージするもの。

カスタマージャーニーを用意する事で顧客の検討フェーズに沿って施策を立案することができ、効果的なマーケティングを実践できるようになります。

設定してみると分かるのですが、気まぐれで繊細なユーザー達が、企業や商品を知り、購入するまで(=ファンになるまで)に、サイトはずっと彼らと伴走していきます。

サイトは、ユーザーの興味関心や接点を途切れず繋いでいく為に、絶対的に必要な存在なのです。

認知度の低い企業こそ、『応援されるサイト』が必要

ファン作りには、ユーザーがファンになるまでのカスタマージャーニーと、ユーザーと接点を生み出す『サイト』が必要というお話なのですが、ここで難しいのが、『サイトそのものの質』について。

サイトは、最新情報が掲載されている、商品が買える状態であるだけでは不十分で、『深く伝える』『行動を促す』様な、正しい情報発信と導線作りがされたサイトでないと、意味がありません。

webマーケティングは
こんな事を考える仕事です

簡単に言うと、ユーザーが『企業や商品をもっと好きになって、応援したくなるサイトかどうか』という事です。

中小企業は、集客施策や販促にかけられるコストもあまりかけられない、という事も多いと思いますが、その分、webサイトという、新規顧客に露出しやすいPR媒体をしっかり整える事で、イベント出展や日頃のSNS運用で獲得したユーザーに効果的に訴求していきましょう。

🍓いいサイトをつくってみたい!という方へ

最後に、ここまで読んでくださった方は、サイトやwebマーケティング、ブランディングにお悩みの方でもあると思うので、私たちの紹介もさせてください。

『その企業や商品を応援したくなる』事が良いサイトの条件だとした時、そういったサイトはどの様に出来ていくのでしょうか?

私たちは、こんな風にものづくり企業さんのサイト作りを考えています。

🍓fūunが、ものづくり企業に約束する事

武士の様な心で、約束を果たします
  • 隣の席の人の様な、相談しやすい身近な存在である

    • ものづくり企業を応援するweb制作会社として、マーケティングとブランディングを横断する私たちは、『話しかけやすい、隣の人』の様な存在を目指します。難しい専門用語も使いません。まだ悩みとして言葉にできないモヤモヤも、安心して相談してください。

  • 企業のこだわりや世界観を理解する、ファンである

    • 私たちのサポートは、企業や商品を好きになる事から始まります。企業や内部のつくり手の思いを尊重し、味方として、ファンとして、戦友として、サービスやプロダクトを深く理解し、考える事が、支援の第一ステップです。

  • ものづくり精神への尊重と共感

    • 私たちfūunは、エンジニアでもある代表・鷲尾の『ものづくりが好き』が高じて始まった会社です。ものづくり企業の方が持つマインドと共感しながら、その背景にある想いや、伝えたい事を汲み取ります。

  • マーケティングとクリエイティブを、高品質・低価格で横断する

    • ものづくり企業に携わる中小企業は、認知獲得の緊急度が高くても、リソースの不足により、なかなかweb施策に取り組めないといった現状があります。私たちは、web施策の企画〜実施までの工程を、少数精鋭体制で、得意領域を分担して行う事で、どなたでも、本格的なweb施策への取り組みを可能にしています。

少数精鋭でコストカット!
スキルバランスも思考バランスも
ちょうど良いチーム体制

🍓今なら、サイト制作のお得なキャンペーンも実施中です

『ちょっと、サイトの相談してみたいかもな〜』と思っていただいた方がいらっしゃいましたら、こちらの記事もぜひ読んでみてくださいね。

🍓各記事内で、『キャンペーン終了』となっている内容でも、この記事を読んでいただいた方には適応されます。🍓

『どこが分からないか、分からない』を安心して教えてくださいね

ここまで読んでくださった方は、多分、fūunと感性が合う方なのかもしれません。ご縁があったら嬉しいです。

そして、『相談してみたいけど、何が分からないか分からないんだよなあ…』という方もご安心ください!それをホグホグ、解きほぐし、ご提案するのが私たちの仕事です。

成功は、『分からない』から始まる!

ぜひ、あなたのまだ上手く伝えられていない事を、伝えるお手伝いをさせてください。

web制作は、こわくないですよ〜、素敵なものを全力でつくるので、安心してください。

不安な事があったら、キャンペーンのこと、それ以外のこと、なんとなくマーケティングやブランディングで困っている事、なんでも相談してくださいね。

🍞オンラインで話しかけたい方

🍙メールベースで話しかけたい方

以上です!
ここまでお読みくださり、ありがとうございました!

あなたの企業や商品が、多くの方に応援してもらえますように。
fūunから、愛を込めて。


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