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『クレヨンしんちゃん』に見る書店復興のヒント
未来出版研究会事務局長のKです。
アニメの話で恐縮ですが、先日ケーブルテレビのチャンネルを回していたら、クレヨンしんちゃん『本屋さんをお助けするゾ』というタイトルが見え、観てみました。
舞台は埼玉県・春日部市。春日部駅前にある「シタヤ書店」が、コーヒーを飲みながら未購入の本を読めるブックカフェのサービスを始めたことで、商店街の本屋「かすかべ書店」にお客さんが来なくなってしまった、という設定でし
2021年からの未来出版研究会のビジョン
2021年、未来出版研究会は以下のビジョンを掲げて活動していきます。
私たちの活動には、多くの同志が必要です。
出版業界の関係者の皆様、本を愛している人、街の書店を守りたい方、どなたでもご参加いただける開かれた会をめざしておりますので、ぜひお力添えいただければ幸いです。
ご連絡お待ちしております。
未来出版研究会 事務局長 K
▼未来出版研究会が掲げるビジョン(SDGsとともに)
本が人を
本年もありがとうございました
皆さん、こんにちは。
未来出版研究会事務局長のKです。
今年も残すところあと僅かとなりました。
皆様にとって、本年はどんな一年だったでしょうか。
今年はなんと言っても、新型コロナウイルスに大きな影響を受けた一年でした。
未曾有のウイルスに、国中が変化を強いられたのではないでしょうか。
出版業界を見れば、巣ごもり需要でわずかながら売り上げが伸びたというニュースも出ていましたが、それはコミックや児
ブーム本に頼る出版界?
「鬼滅の刃」のブームで出版界は大騒ぎでしょう。
このブームによって、潤ったのは当出版社とその関係者、そして問屋さんです。
ブーム本は、大手書店を優先的に卸しますので中小書店には配本されません。100冊予約を一生懸命取ってとしてもです。中小書店に入荷するのは、決まってブームが終わりかけてからなのです。これでは一般書店が生き残ることは出来ないのは当然の仕組みと言っていいでしょう。
「読書のすすめ
「本を売る読者」の視点
30数年勤務した出版社を辞めてから、そろそろ1年半。
いろいろな巡り合わせがあって、今では東京都北区にある自宅の一部を「しかのいえ」の名で開放し、スペースレンタルや、様々なイベント、ストレッチサロン、色えんぴつ画教室、リコーダー教室、出版関係のサポート業務などをしている。
この7月からは、自宅の一室を別途新たに開放して、本とお茶を売る小さなスペースも設けた。
住み開き本屋「しかのいえ本