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【エッセイ】異なる生産者さんの柴漬けの食べ比べ[飲食物を愛でる](1638文字)

異なる生産者さんの柴漬けの食べ比べをしてみました。

生産者Aさんは、春に菜の花漬けを購入して食べたら、とても美味しかった漬物名人の方で、生産者Bさんは、商品の野菜が何でも美味しい、よくお喋りする生産者さんのお母様と見られる方。

とても楽しみにしていました。

柴漬けは、茄子を主体に乳酸菌発酵させた塩漬けで、すぐき漬けや千枚漬けとともに京都三大漬物とされる京都の伝統的漬物です。

茄子を主体に、青唐辛子・胡瓜・紫蘇を漬けるとのことですが、購入先の里の駅のある町では、紫蘇は特産の赤紫蘇を使っているようです。

まずは、生産者Aさんの柴漬けから。

生産者Aさんの柴漬けは、茄子を縦に薄切りにしたものが、ざっくり切られているか、切られていない赤紫蘇とともに、口がゴムで止められた小さな柔らかいビニール袋に入れられていました。

商品ラベルには、「茄子・紫蘇・塩」と書かれていました。

茄子と紫蘇(たぶん赤紫蘇)を横方向に細切りにして、小皿に盛り付けました。

さて、お味は。

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