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ゴールデンカムイ 尾形百之助は罪悪感を感じない…のか?
(ネタバレです。最新刊まで一周読んだ方向けです。絵はトレス)
Twitterなどで尾形について書かれているのを見ると
・尾形は罪悪感を感じていない
・尾形に罪悪感を感じたがっているが元々持って無いから感じられない
・尾形はサイコパスだ
などと言われています。
私も初めて読んだ時は何がなんだか分からなくて、「何考えてるんだ!悪辣な事をする酷い人間だ」と感じました。しかし、何周か読むうちに全く
ゴールデンカムイにおける銃メタファー
(ネタバレです。最新刊まで一周読んだ方向けです。)
本日発売のヤングジャンプに掲載されているゴールデンカムイ第293話の中で、戦闘中に高揚した鶴見中尉が銃を男性器に見立てて自慰のジェスチャーをしていました。それを見てこの作品は銃を男性器のメタファーとして取り扱っているということをおっしゃる方がいて、色々考えてみたら思い当たることがいくつかありました。
ちなみに、他のキャラクターでは、直接的な表
ゴールデンカムイ 尾形百之助の虚無顔は無感情の印なのか?
(ネタバレです。最新刊まで一周読んだ方向けです。絵はトレス)
ゴールデンカムイを通読していくと、尾形は狙撃時に顔の表情が完全に無い、いわゆる虚無顔になっている描写が多いのに気づくかと思います。特に冷静に狙いすまして人を撃つ時、この顔になっています。
(逆に自分や周囲の人間が襲われるなど「これは殺るしかない!」という状況の時には怒り、嘲り、薄笑いなどの表情が現れていることが多いです)
この虚無顔
私も語りたい!「ゴールデンカムイ」
もう、どのSNSにも山ほど感想・考察が書かれていますが、私も書かせて下さい。ゴールデンカムイ、感想です
一時期、アプリで全話無料だったんですよね。わたしはその期間を逃し、なんとか途中まで無料で読み、ポイントをためつつ最後は課金しました
人気だし、読んでみるか~~から始まり、1話からドはまり、狂ったように読み続け、寝る間も惜しんで完走しました
あらすじなんですが、これ、簡単に説明するといたって
ゴールデンカムイ 200話オガタニゲタの場面で尾形百之助が超ハイテンションだった訳を麻酔の歴史から考えてみる
(ゴールデンカムイ最新話までのネタバレを含みます。筆者は尾形ファンのため尾形に対する贔屓がひどいです。推察が多いので話半分でお読みください。)
ゴールデンカムイ200話の最後に尾形が病院から逃げた場面は非常に印象的です。弱っているはずの尾形が緊迫した状況の中、あの不死身の杉元の手をかいくぐって逃げたというのもありますが、それ以上に逃げてゆく尾形の姿があまりにも異様だったからです。時折見せる満面の
ゴールデンカムイ 尾形百之助の陣営別態度分析 陰キャ風からスパダリ風まで
コウモリ野郎と呼ばれる尾形百之助は物語の進行に伴い各陣営を渡り歩きます。そしてその時所属している陣営によってまるで別人のように態度を変えます。そのため多くの読者から裏切り者、何を考えてるのか分からない、と怒りを買っています。逆に、これが多面性につながり尾形ファンは様々な表情の尾形を愛でることができて大満足。どんな人物なのかつかみきれないところも魅力的です。本稿では尾形の各陣営における代表的な態度を
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