ゴールデンカムイ なぜ「よそ者のウィルクとその娘アシリパが北海道アイヌ文化を伝承しようとする」設定なのか?
ゴールデンカムイの中でアイヌの文化を伝承し守る役割を担う人物はアシリパです。しかし彼女は最初からその役割担っていたわけではありません。彼女の父ウィルク(ポーランド人と樺太アイヌの血をひく)が彼女(ポーランド人と樺太アイヌと北海道アイヌの血をひく)にその役割を直接的&間接的に割り振り、紆余曲折を経て物語後半で彼女はそれを引き受ける決意を固めました。元はといえばウィルクの意志なのです。北海道アイヌから見れば「よそ者」のウィルク。北海道アイヌ文化の守り手として娘にその役目を託す人物