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#子どもの成長記録
じいちゃん、俺、いつでも駆けつけるから
「酸素の機械がおかしくて、アラームが鳴るんやけど、どうしたらいいかわからんのやわ。」
夜の7時過ぎに、母から電話があった。
父が使っている酸素濃縮器の調子が悪いらしい。
その日の夕方に父の呼吸状態が悪くなり、訪問の医師を呼んで診ていただいたばかりだった。
使っていた5リットルの容量の機械では酸素量がもう足りない、という医師の判断で、7リットルまで流せる大きなものに交換してもらったらしい。
思い返せば、あれは旅行でした
何年ぶりだろう、二女と長男を車に乗せて、3人でお出かけするのは。
先月末のこと。
「バイトは休みだし、明日は特に予定がないよ。」という夏休み中の息子に、二女の病院の付き添いを頼んでみたら、二つ返事でOK。但し
「診察や訓練には付き添わずに、俺はロビーで待ってるから。」
とのこと。
それで母は充分。車から車椅子を降ろす手伝いを、彼にやってほしいのだ。
現在、二女のゆうは2つの病院に定期通院
息子の自転車エンジョイものがたり
横断歩道を横切る小さなヘルメットの集団。小学一年生だろうか。自転車に乗った男の子が4人、車のハンドルを握る私の目の前を、ちょっと慌てて通り過ぎていく。
赤や青のヘルメットを被り、時々つま先を地面にちょんちょんつけながら、ふらふらと危なっかしい。本人たちはそれでも、何やら楽しそうだ。足の回転に比べてあまりスピードが出ていない感じがおもちゃみたいでかわいい。
ふと、息子の小学一年生の頃の、自転車暴走
6月生まれの夫、長女からのお祝いに歓喜する!
夫は今日(6月27日)で、58歳になる。
「赤いちゃんちゃんこ」まで、あと2年だ。
(一応お伝えしますが、私とは少し歳が離れています。)
夫の誕生日が来ると、5年前の朝を思い出して笑ってしまう。
当時、働き始めたばかりの長女は、遅れて来た反抗期の真っ只中だった。
幼い頃の長女は、夫にくっついて、2人で嬉しそうに出かける子だった。
中学生になると口数は減ったが「反抗期って、この子には無いのかな?
息子が山で遭難した日のこと
「警察官募集」のポスターをぼんやりと眺めながら、父の名前が呼ばれるまで、私は警察署のロビーで座って待っていた。
6月の誕生日で更新だからと、父に運転免許証の返納を頼まれた。委任状を持って、私が警察署に来ているのだ。
ぐるりとフロアを見渡した後、またポスターのなかの、指差す青年の写真を見つめて、「あれからもう、約半年かぁ」と、あの日の怖さを回想していた。
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「母さん、動けやんようになっ
noteを始めて、一番よかったと思えたこと
高専生の息子に勧められて始めたnoteも、一か月が経ちました。
先日、その息子がソファーに寝転がり、いつものようにスマホを見ていて。
通りすがりに、ふと彼を見ると、泣いていました。
私の書いた「娘の病気を告げられた日のこと 娘と私のプロフィール」の記事を、気楽な気持ちで読んでみたようです。
彼が親の前で最後に泣いたのは、はっきりと記憶にないくらいに、ずっと前のことで。
部活の試合で負けても、泣