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家族のおはなし

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大切な子どもたちのこと、夫のこと、親のこと。
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#子どもの成長記録

長女と一緒に、息子の学校祭へ行く

長女と一緒に、息子の学校祭へ行く

暑くもなく寒くもなく、外にいるのが心地よい秋晴れが、爽やかに続いている。

そんな穏やかな日曜日、久しぶりに長女と2人でお出かけした。
目的地は息子の通う高専だ。
学校祭での彼らのステージ発表が観たくて、長女を誘ったのだった。

息子のステージが楽しみで、長女と出かけられるのが嬉しくて、私は数日前からワクワクしていた。

4年前、息子が高専1年生の時も、長女と2人で学校祭へ行った。

その時は初め

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2月が来るたびに思い出す、私たち夫婦の失敗

2月が来るたびに思い出す、私たち夫婦の失敗

「助けて!すぐ来て!長女がおかしい!息をしてない!」
風呂場に向かって、私は大声で叫んだ。

これは27年前の、とっても寒い2月の夜の出来事だ。

当時、私もいわゆるワーママだった。長女を出産して1年間の育休の後、職場に復帰した。
それと同時に、1歳の誕生日を迎えたばかりの長女も、丸一日を保育園で過ごす生活が始まった。

2月生まれの長女は、一番寒い時期に保育園の子になった。

ぬくぬくの家にずっ

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じいちゃん、俺、いつでも駆けつけるから

じいちゃん、俺、いつでも駆けつけるから

「酸素の機械がおかしくて、アラームが鳴るんやけど、どうしたらいいかわからんのやわ。」

夜の7時過ぎに、母から電話があった。

父が使っている酸素濃縮器の調子が悪いらしい。

その日の夕方に父の呼吸状態が悪くなり、訪問の医師を呼んで診ていただいたばかりだった。

使っていた5リットルの容量の機械では酸素量がもう足りない、という医師の判断で、7リットルまで流せる大きなものに交換してもらったらしい。

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思い返せば、あれは旅行でした

思い返せば、あれは旅行でした

何年ぶりだろう、二女と長男を車に乗せて、3人でお出かけするのは。

先月末のこと。

「バイトは休みだし、明日は特に予定がないよ。」という夏休み中の息子に、二女の病院の付き添いを頼んでみたら、二つ返事でOK。但し

「診察や訓練には付き添わずに、俺はロビーで待ってるから。」

とのこと。
それで母は充分。車から車椅子を降ろす手伝いを、彼にやってほしいのだ。

現在、二女のゆうは2つの病院に定期通院

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息子の自転車エンジョイものがたり

息子の自転車エンジョイものがたり

横断歩道を横切る小さなヘルメットの集団。小学一年生だろうか。自転車に乗った男の子が4人、車のハンドルを握る私の目の前を、ちょっと慌てて通り過ぎていく。
赤や青のヘルメットを被り、時々つま先を地面にちょんちょんつけながら、ふらふらと危なっかしい。本人たちはそれでも、何やら楽しそうだ。足の回転に比べてあまりスピードが出ていない感じがおもちゃみたいでかわいい。

ふと、息子の小学一年生の頃の、自転車暴走

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6月生まれの夫、長女からのお祝いに歓喜する!

6月生まれの夫、長女からのお祝いに歓喜する!

夫は今日(6月27日)で、58歳になる。
「赤いちゃんちゃんこ」まで、あと2年だ。
(一応お伝えしますが、私とは少し歳が離れています。)

夫の誕生日が来ると、5年前の朝を思い出して笑ってしまう。
当時、働き始めたばかりの長女は、遅れて来た反抗期の真っ只中だった。

幼い頃の長女は、夫にくっついて、2人で嬉しそうに出かける子だった。
中学生になると口数は減ったが「反抗期って、この子には無いのかな?

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息子が山で遭難した日のこと

息子が山で遭難した日のこと

「警察官募集」のポスターをぼんやりと眺めながら、父の名前が呼ばれるまで、私は警察署のロビーで座って待っていた。
6月の誕生日で更新だからと、父に運転免許証の返納を頼まれた。委任状を持って、私が警察署に来ているのだ。
ぐるりとフロアを見渡した後、またポスターのなかの、指差す青年の写真を見つめて、「あれからもう、約半年かぁ」と、あの日の怖さを回想していた。

*****

「母さん、動けやんようになっ

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noteを始めて、一番よかったと思えたこと

noteを始めて、一番よかったと思えたこと

高専生の息子に勧められて始めたnoteも、一か月が経ちました。

先日、その息子がソファーに寝転がり、いつものようにスマホを見ていて。
通りすがりに、ふと彼を見ると、泣いていました。
私の書いた「娘の病気を告げられた日のこと 娘と私のプロフィール」の記事を、気楽な気持ちで読んでみたようです。

彼が親の前で最後に泣いたのは、はっきりと記憶にないくらいに、ずっと前のことで。
部活の試合で負けても、泣

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1m後ろを歩いていた私と、5m後ろを歩く息子

1m後ろを歩いていた私と、5m後ろを歩く息子

ステイホームは慣れている。
2年前、コロナ渦で世の中が自粛生活になったが、私の生活にはほとんど影響がないと思っていた。

二女が特別支援学校を卒業してからは、年を重ねるたびに、引きこもりがちな毎日になった。
二女は、体調が良ければ週に3回、午前中だけ通所施設に通っているが、ほとんどの時間を自宅のベッドの上で過ごしている。
私の22時間くらいは、ずっと彼女とまったり一緒。

私も自分の時間が無いわけ

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