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歴史あれこれ

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歴史ウラ話集。表の歴史に隠れたような歴史のこぼれ話が大好物です。 妄想や独自の見解話などの収集帳。
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2024年7月の記事一覧

どうして茅の輪をくぐるのか(その1)

どうして茅の輪をくぐるのか(その1)

【スキ御礼】茅の輪くぐりと夏越の祓

 記事「茅の輪くぐりと夏越の祓」の中で、茅の輪くぐりは、夏越の祓いの神事の一つと書いた。

ただ、神田明神の夏越の大祓の神事に参列していながらも、どうしても疑問が残っていた。それは茅の輪くぐりの由来のことである。

各神社の説明でも文献でも、茅の輪くぐりの由来は素戔嗚尊の神話にもとづいていると説明されている。

参列した神田明神の掲示板にもそう書かれていたし、

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神武天皇の3つの出自⑦ ~ヘブライと秦氏~

神武天皇の3つの出自⑦ ~ヘブライと秦氏~

はるか昔、日本やってきた秦氏。秦氏の出自は3つの説があります。その中で最も謎に満ちているのが、中近東からやってきた秦氏。彼らはヘブライ王国の末裔であり、失われた10支(部)族と呼ばれた人々でした。

日本では時代が大きく動く時、必ずといっていいほど、秦氏系の人物が出現し、動乱期に突入します。秦氏は縄文の封印とも関わっていました。
約2000年から日本のフィクサー(黒幕)として活躍した秦氏たち。

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をしえて!道長は良い人なの?

をしえて!道長は良い人なの?

「そなたの産む子は誰の子でもわしの子だ」
「一緒に育てよう。それで良いではないか」

まひろの読み通り、宣孝(佐々木蔵之介)は全てお見通し。
出産予定月を聞いただけで、自分の子ではないとわかっています。
ここでも懐の深いところを見せて感動させられましたが、そこは抜け目のない宣孝であることが次のセリフでわかりましたね。

「その子を慈しんで育てれば、
左大臣様はますますわしを大事にしてくださる」

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