
現代のブッダ?!中村元先生による現代インドの聖者の紹介?ラマナ・マハルシとOSHOラジニーシ?
現代のブッダ?!中村元先生による現代インドの聖者の紹介?ラマナ・マハルシとOSHOラジニーシ?
東洋思想研究の世界的権威、中村元(なかむら・はじめ-1999年没)博士。あのハーバードやスタンフォードにもたびたび客員教授として招聘(しょうへい)されたほどだったそうだ。
ハーバード?!スタンフォード?!格が違うね。
中村元博士のことを、「現代のブッダ」と呼んだ人もいたそうだ。
本当に悟っていたのかもしれないね。
『中村元選集(決定版)第32巻 現代インドの思想』が手元にあるので、ちょっと紹介する。
ラマナ・マハルシ
彼は感化力の大きい人であって、彼を慕って訪ねて来て教えを請うインド人・外国人が絶えなかった。彼に帰依した外国人も若干存する。のちに敬慕者が多勢集まって来たので、彼の兄弟であるニランジャナーナンダ(中略)が彼の道場(私注:アーシュラム)(中略)の管理を行ってたという。(中略)この道場にはラマナの生存時にも没後にもいつも二百人くらいの人がつめていて、変わらなかったという。ラマナの道場は今でも、静けさと愛情にみちた雰囲気のうちに人々が修養につとめている。
第9章三(一)「ラマナ・マハルシ」より
この本の第9章「新しい宗教運動」三「現代インドの聖者たち」(一)「ラマナ・マハルシ」で、8ページにわたって、ラマナ・マハルシの記述がある。
8ページもラマナ・マハルシさんに割(さ)いているんだね。
中村元博士は、実際に、ラマナ・マハルシの道場(サンスクリット語で、アーシュラム)に実際に訪れていて、そのとき実際に見聞きしたことも、書かれているんだよね。
中村元先生、ラマナ・マハルシさんのアーシュラム(シュリー・ラマナ・アーシュラム)にも行ったんだね。
中村元先生とラマナ・マハルシとの対話が実現していれば、面白かったんだけど、中村元先生が行ったときは、ラマナ・マハルシの没後だったんだ。残念だね。
ラマナ・マハルシさんが没後でも、二百人くらいの人が修行にはげんでいたんだね。
とにかく、中村元先生にとっても、ラマナ・マハルシは現代インドの聖者のなかでも別格だったみたいだね。
ラマナ・マハルシさん関係の本でオススメは?
ラマナ・マハルシ『真我』かな?ラマナ・マハルシさんの言葉を編集して、体系化した力作だよ。
OSHOラジニーシ
ラジニーシ(中略)師はプーナを中心として新しい修養運動を提唱している。それは従来のヒンドゥー教ばかりではなくて、禅なども適当に取り入れ、精神分析の方法を採用している。ただし、その禅は、英語でアメリカから伝えられたものである。
第9章三(二)「その他の宗教的運動」より
あのOSHO(ラジニーシ師)さんも、中村元先生に、取り上げられているんだ。第9章「新しい宗教運動」三「現代インドの聖者たち」(二)「その他の宗教的運動」のなかでね。
中村元先生は、OSHOさんまで、取り上げているんだね。
OSHOさんも、それだけスゴかったわけさ。
OSHOさん、禅をアメリカ経由で学んだんだね。
日本語は、難しかったんだろうね。インドは、英語も共通語だから、アメリカ経由だと、ラクに学べるじゃん。
日本の禅を学んでほしかった気もするけどもね。
OSHOさんの本のなかでも、今でも出版されてるベストセラーがあるんだ。
なに?
『存在の詩』だよ。分厚くて高い本なのに、売れまくったんだ。本書の謝辞に以下の記述がある。
本書は1977年、めるくまーるより『存在の詩』として刊行されました。
初版から1987年に第15版まで増刷され、当時の書店に「精神世界」というジャンルが確立される一因にもなった一冊でした。(中略)
スゴい本なんだね。
『ブッダの言葉:スッタニパータ』
中村元先生の著書の中でも、特に人気があって、オーディブルになってる本があるんだ。
なに?
『ブッダの言葉:スッタニパータ』だよ。
スッタニパータね。スゴく古いお経だよね?
人間ブッダの言葉が聴けるよ。(ちなみにオーディブル聴き放題対象。)
no+e外から来られたアナタへ。
no+e外から来られたアナタへ。実は、no+eは、会員でなくても、スキがつけられるんだ。
会員でなくても、スキがつけられるんだね。
no+e外のアナタの反応も気になるので、スキをつけてみては?
⇧Amazonでは、本稿執筆時点で入手不可能?
⇧上のリンクを使わないと、めんどっちい検索をする必要が。利用されてみては?
スッタニパータは、経典のなかでも、最も古いもののひとつ。人間ブッダの言葉を聴ける好著。
オーディブル版へのリンクなので、契約者は、超カンタンにライブラリーに追加可能。
キンドル版、紙の本へも、カンタンアクセス!
⇧オーディブル無料体験のキャンペーンページ。
オーディブル(Audible)は、月に1500円とられる。
しかし、➀20万冊以上が読み放題、➁通勤・通学中などいつでもどこでも読める、③プロの朗読だから、聴きやすく、読書量が増える、など、魅力的なサービスになっている。
お得に聴くなら、無料体験。
⇧OSHOさんの代表作。色々学べる。未だに出版されてる珍しいOSHOさんの本。
⇧昨年の7月に出たばっかり。
ラマナ・マハルシさんの言葉を体系化して編集した力作。
キンドルアンリミテッド。
⇧お得に読むなら、無料体験!