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ayumi's notes

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気付きをまとめる場所。これまで自分用に書いていたのですが、もう少し他の人が見てもわかるように書く工夫をします。。
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#教育

eテキスタイル教育のデザイン

eテキスタイル教育のデザイン

eテキスタイルデザイン教育のルーブリックを[オープンマインドで]作成してみる。■は項目名、つづくカッコ内は対象学生

学びのプロセスのためのルーブリック

■電気的仕組みの理解(全員)
S. 電子部品に関する知識があり、電流が流れて回路が動作する仕組みを理解している(汎用的な知識)
A. 電子部品に関する知識があり、電流が流れて回路が動作する仕組みを理解している(自分が制作する回路について)
B.

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デザイン教育の評価に関わる研究

デザイン教育の評価に関わる研究

自分用のメモなので見づらかったらすみません。

「デザイン意図」の記述で学習者の意欲を評価

教育:デザイン教育(色彩理論を学ぶための配色訓練)

対象者:大学生

内容:学生に制作後「デザイン意図」を記述してもらう。それをテキスト分析したところ、「デザイン意図」が少ない単語で記述されているものほどデザイン成果物の評価が高かった。「デザイン意図」を簡潔に書けている人=主体的に学ぶ力が高い、と評価で

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デザイン教育と認知

非デザイン系学生が受講するデザイン教育は、認知の仕方を変えるという学びである。ある意味、認知行動療法と似ている。

非デザイン系学生とデザイン系学生は認知の仕方に違いがある。
①非デザイン系学生、特にIT系の学生は、客観的にAとBを比較して違い(エラー)を見つけ出す認知能力が高い。一方、常識的なものの見方に縛られがちで、皆が当たり前に受け入れているものごとを疑ったり、再考したりすること意識している

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『学習科学ハンドブック 第2巻』

『学習科学ハンドブック 第2巻』

R.K.ソーヤー/R. Keith Sawyer (編), 大島 純, 森 敏昭, 秋田 喜代美, 白水 始 (監訳), 望月 俊男, 益川 弘如 (編訳), 学習科学ハンドブック 第二版 第2巻: 効果的な学びを促進する実践/共に学ぶ, 北大路書房, (2016).

この本について:
このシリーズ本は「人がいかに学ぶのか」を科学的に研究する"学習科学"の成果を取り上げた本である。(第1巻の訳本

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問題解決の発想と表現

東千秋, 柴山盛生, 遠山紘司: 問題解決の発想と表現, 放送大学教育振興会, (2004)

問題解決の手法についてヒントがあるんじゃないかと思い手にとった本。この本のメリットとしては、具体的な問題が載っていること、デメリットはcitationが少ないこと。

概要問題解決とは何かを具体的な事例「大分県湯布院町に見る町づくり」に沿って説明していく。この問題には、さまざまな経緯がある(多くの市町村

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「学び」の構造

佐伯 胖: 「学び」の構造, 東洋館出版社 (1975)

第一章の学ぶ人、学ばぬ人の例として、「ハウ・ツウ型人間」が挙げられている。

 しかし、彼に根本的にかけているのは、「何故?」とか「何?」という心理への問いかけである。世の中のできごとが何故おこり、一体世界は何であるかなど全く感心がなく、要はうまくやること、とりわけ自分だけがうまくいき、「成功」することが大切だとする。
 彼にとって世の中

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情報教育におけるデザインの役割

参考書籍:
[1]東大EMP, 横山禎徳編: 東大エグゼクティブ・マネジメント デザインする思考力, 東京大学出版会, 2014.

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次世代のリーダーに求められていること:

「世界中のどのような場所や場面に直面しても臆することなく、確かな知識に基づいてその場をリードする。相手の多様な文化的背景を十分理解した上で、納得性の高い議論を粘り強く展開し、具体的な問題解決を構築

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