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2021年7月の記事一覧
双極性障害の私が司法試験に合格する話(41)才能がないのだから。
勉強の才能がないのだから、ただやるしかない。
ましてや、双極性障害だし、ナルコレプシーなのだ。勉強には不利な条件を持っているのだから、普通の努力ではダメ。
人よりやる人よりも、やらないといけない。
効率なんて考えず、今の私にできることをただやる。
小さい頃から中学生までの、何もしなくても勉強についていけた、という、過去の栄光が私をテングにさせ、そして、高校時代の全くついていけなかった記憶が
双極性障害の私が司法試験に合格する話(38)青いトマト。
ベランダで育てているトマトが、青いまま、微動だにしない。
実がついてから、もう3週間は経つ。赤くならない。なぜ?水をやりながら、自分みたいだなと思ってしまう。
茎や葉が大きくなり過ぎて、何度も切った。大雨にやられて折れてしまった茎もあるけれど、何にも気にせず伸びる伸びる。それも自分みたい。だけど、赤くならない。もっと自分みたい。
でも今日は少し気分がいい。仕事で外回り中、目があった少女にニコ
双極性障害の私が司法試験に合格する話(37)近くで見るのと離れてみるのとでは違う。
勉強はやっぱり嫌い。
すごくすごく嫌い。全然楽しくないし、時間は進まないし、同じくらい勉強も進まない。自分の中にちゃんと入っているか心配になって、この時間を無駄にしてるんじゃないかと思って嫌になる。
だけど、勉強から離れてみると、日常に溢れる難しい言葉や文章、法律用語の意味がわかっていたりして、世界が広がる。それはとても楽しくワクワクする。
だけど、その感覚を味わうには、あの嫌な勉強の時間を
双極性障害の私が司法試験に合格する話(36)熱中要注意。
熱中すると他のことが何も手につかなくなる。
ちょっと夜更かしをして昼前に起きて、そのまま飛び起き、図書館へ。勉強に熱中していたら、突然目の前がぼやけだして吐き気がして、トイレに駆け込む。
ああそういえば、起きて、何にも飲んでないし、何にも食べていなかった!
毎年よくやる熱中症っぽいやつです。
だいたい、何かに熱中して、飲み食いを忘れて倒れる、まさしく熱中症。夏は知らぬ間に汗をかくのでとても
双極性障害の私が司法試験に合格する話(35)自分に優しく。
仲良しさんと話していたら、少し将来が見えてきた。希望が持てた。
一人になりたいことの方が多いけど、誰かと話す方が私は身体にいいみたい。でも誰でもいいわけじゃない。身体は疲れるのに心が満たされる。翌日、明らかに疲れてるのに頑張れたりする。
私は人からパワーを貰って、あでも貰うんだけど、吸い取られたりもする。そのバリアがうまくできなくて。でもバリアのせいで、貰う力が弱まるってこともあるわけだし。必
双極性障害の私が司法試験に合格する話(34)死にたい病がまた。
何もない日曜日。
左側の寝癖がどうしても直らなくて、バナナの先っちょがふにゃってて、洗濯物を干したら雨が降り出して、隣の住人が出入りする音がするから家から出るタイミングを失い続けて、図書館から予約してた本が貸出できますとメールが来て出かけようとしたらもう閉館時間。
なんかしたようななんにもしなかったような。勉強してるのに別のことを考えてる。でも何を考えていたのかは覚えてない。ついでに勉強の内容
双極性障害の私が司法試験に合格する話(33)昨日のこと。
薬に依存し出している。
今朝起きたら、誰かおんぶしているのかと思うくらいの身体の重さ。全く起き上がれないけれど、枕元に置いていた単語カードをめくって唱える。カバンに入れていたテキストをホフクゼンシンで取りに行き、布団の中で写経(答案を書き写す腕の筋トレ。頭の回らない時にやる勉強。)をしようとするも、腕も重くてすぐに疲れる。
だけど仕事には行かないと。シャワーだけなんとか浴びて、家を出て、仕事場
双極性障害の私が司法試験に合格する話(32)感情のない感覚が心地よくて。
勉強モードが帰ってきた。
4:30にパッと目が覚めて、シャワー浴びて、着替えて、勉強机にかけて、講義を聞く。感情が伴わないルーティン。
感情が伴わないという感覚が私にとっては快感で、とても珍しいこと。本当はこれを普段もキープしたいけれど、薬を飲んでいてもどうも無理。
嬉しい事があると必ず同じだけ落ち込むし、楽しい事があると必ず同じだけつまらないことがある。当たり前のことだけど、そういう感情の
双極性障害の私が司法試験に合格する話(31)にわか雨は長くは降らない。
日常が戻ってきそうな予感。
夜がうまく眠れなくて、朝がうまく起きられなくて、日中は常に緊張して心臓がバクバク鳴っている最近。でも、実は、2年前まではそれが当たり前で。だからこそ、昼夜逆転で創作に没頭して、疲れたら死んだように眠って。そんな生活をしていて、それがきっと私には合っていて。
ここ1年ちょっと月金9時17時で働く生活をして、社会に馴染もうとしているのだけど、どこかで薄々そういうの
双極性障害の私が司法試験に合格する話(30)具合悪いの上等。
「気持ちよく生きよう」ってことがそもそも私にはあってないのかもしれない。
最高に気持ちいい瞬間は、いわゆる、双極性障害の躁状態で、それは、今の医学では、異常で、薬を飲んで落ち着かせることなんだから。
毎日どこかしら具合悪くて、痛くて、気持ち悪くて、引きずって歩くような感じで。それがもし、全部良くなってしまったら、すぐに天狗になる私、天狗の王様になって、世界一巨大な鼻で世界を破壊するだろうか
双極性障害の私が司法試験に合格する話(29)引っ張られる腕が痛い。
ちっちゃい頃、私は、世界平和の方法をずっと考えて心病むような子どもだった。
歳を重ねて、そのことを考えることが辛く、楽に生きる方法を探したりして「ただ目の前の当たり前を大切にすればいい」「自分の幸せを大切にしよう」みたいな生き方を見つけ、最近はできるようになったんだけど。でもそれはどこか、どうしても満たされなくて。なんか、違うと思っていて。
結婚して、ただ平穏な毎日を過ごしてみたけど、そ