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双極性障害の私が司法試験に合格する話(40)絵を描くのと同じ。
絵を描くのと文字を書くのは同じ。
最近描く絵は、写真の模写。写真の部分部分をよーく見て、同じように書き写す。自分の中にあるものを引き出すとかそういったクリエイティブなことはひとつもしない。ただ目の前の写真を写すだけ。
論文問題も同じ。ただひたすら答えをノートに書き写す。何も考えない。ただ一文を頭に入れてその一文を唱えながら、書き写す。
絵を何枚も描いていると段々と見る時間が減る。パッと見ただけで色がわかる。影の場所がわかる。その速度が段々と上がっている。絵を描くスピードが格段に上がって、もっと細かい描写に手をつけられる。
その理論でいけば、論文問題もやがて、パッと問題を見ただけで、何を書けばいいかがわかってくるはず。続けよう。
絵を描くように力を抜いて、ただひたすら文字を書き写そう。何も考えず。