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『鰺わいドレッシング』。2025年1月15日より、未利用魚のアジを使った、ドレッシング販売!

こんにちは、翼祈(たすき)です。
皆さんは、は好きですか?私は苦手です。あの匂いが苦手なのと、魚の骨を取るのが下手すぎて、たまに喉に引っかけますし、「魚は身体のために食べるべき、魚だと言われているけど、なかなか家では、下手すぎて、食べたいと思わないからな」という感じです。

元々外食をする家庭でもありませんし、外食すると言えば、ほぼうどんということで、外で魚を食べることはありません。

家の料理で好きな魚料理はフライが好きですね。フライは好きなので、骨があっても、油で光っていて、慎重に骨を探しながら、味わって食べています。

刺身とか、寿司も好きですけど、最近はスーパーのものですら、ほとんど買わない状況ですね。

この記事のテーマは魚のアジですが、2025年1月にアジを使った、ドレッシングが販売されるといいます!

三重県立相可高校に通う調理クラブの高校生が開発した『鰺(あじ)わいドレッシング』は、廃棄するはずだったアジを活用して、新しいドレッシングを作り、販売する運びとなりました。珍しい商品開発には、ある食品ロス問題の解決に向けた想いが託されていました。

商品は、東京都にある割烹「伊勢すえよし」店主の田中佑樹さんと、三重県松阪市にある「辻製油」と共同開発しました。

2025年1月15日、『鰺わいドレッシング』は、三重県内にあるスーパーや、「辻製油」の商品を販売する小売店などで1本190ミリリットル、およそ500円で販売されます。

開発した高校生たちは、「沢山の人に未利用魚に関して知って頂くと同時に、その『鰺わいドレッシング』の美味しさも感じて頂けたら」と語りました。

今回は、『鰺わいドレッシング』はどんなことにこだわって、作られたドレッシングなのか?などを特集します。

『鰺わいドレッシング』が誕生するまでの道のり。どんな未利用魚のアジを使っている?

画像引用・参考:鯵わいドレッシング(PDF(101KB))   三重県(2024年)

相可高校には三重県で唯一の食物調理科のクラスがあって、調理だけでなく経営も高校生だけで行い、接客、調理を実習する場として2002年からレストラン「まごの店」を研修施設として運営し、[高校生レストラン]としてドラマ化されました。

三重県内で消費者に届けられない「未利用魚」の活用が大きな課題とされていることを知り、相可高校の調理クラブの顧問の教諭の男性は、
地域課題などに関して、食を通じて何が私たちにできることがないでしょうか?今後料理人を目指す人に考える機会を持って頂きたかったです」と、

2020年7月から三重県出身で東京都内で割烹(かっぽう)の「伊勢すえよし」を経営する田中さんの協力を得て、相可高校の調理クラブは、共同プロジェクト「サステナブルキッチンまごの店」として、「低利用魚・未利用魚の毎年1t活用」を達成するための活動を継続し、未利用魚の活用方法の模索を始めました。

未利用魚の中から選んだのがアジでした。相可高校の教諭の男性は、「生の状態だと扱いづらい」など試行錯誤する中で、パウダー状にすることで使い道の可能性が拡大し、『鰺わいドレッシング』の開発に至りました。

三重県志摩市の安乗(あのり)漁港で水揚げされ、活用できない大きさとされるのは、体長8cmから15cmのアジの幼魚で、不揃いな大きさや漁獲量などが原因で、調理に向かないサイズで、市場に出回らなくなった、アジを活用するため、今回のプロジェクトの一環でした。

まず初めにアジをいぶしながら燻製にし、あじ節へと変化させる過程を通して、乾燥させます。次に骨やウロコが目立たなくなる程度にまで細かいパウダー状にします。そのパウダー状を、三重県産の黒ニンニクを使った、「辻製油」のオリジナルドレッシング「黒にんにくレストラン」に混ぜ合わせました。

担当者によりますと、これまでに色んな未活用魚を活用する活動を続けてきましたが、アジはヒレに毒があること、骨が多いこと、表面にぬめりが多く加工になかなか向かないことなどの様々な理由が背景にあって、商品開発までの道のりは困難を極めました。

ですが、今回の『鰺わいドレッシング』に関しては、志摩市の老舗かつお節店の協力も得て、骨が多いアジを微細なパウダー状に処理したことで、みんなが抵抗なく手に取ることのできるドレッシングに仕上げました。
 
『鰺わいドレッシング』は、魚のうま味を抽出した酸味の強いドレッシングで、酸味と甘みのバランスが取れた三重県産トマトとの相性は抜群です。

担当者は、「三重県の食材のSDGsを維持する姿勢は、海を保護する活動です」と説明しました。

爽やかな酸味と海のうまみを味わえ、相可高校の2年生の女の子は、「黒ニンニクの甘みが上手に交わって、うまみとコクが引き出したことで、他のドレッシングでは食べたことのない味わいに仕上がりました」と笑みを見せました。

サラダだけでなく、揚げ物や肉料理などと混ぜても美味しく食べられます。

参考:未利用アジをドレッシングに 高校生が考えた、食を通じてできること 毎日新聞(2024年)

「サステナブルキッチンまごの店」では、地元出身のシェフからの協力を仰ぎ、市場に出回ることなく廃棄される、食品ロスの対象にもなる魚などを活用して調理する、レシピの開発も4年前から行っています。

2024年12月16日、1月からの販売開始を前に三重県庁を訪問し、副知事などに『鰺わいドレッシング』をアピールしました。

相可高校の3年生の男の子は、「この『鰺わいドレッシング』開発プロジェクトに参加するまでは、未利用魚の食品ロス問題を知りませんでした。将来は機内食のレシピ開発に携わりたいと思っています。そういう別の職業の仕事分野でも未利用魚を活用できる様な料理人になりたいです」と述べました。

美味しそうなドレッシング!

私は、数年前まで野菜を食べることに今以上に抵抗がありました。

基礎疾患を発症してからも、長いこと、「野菜を食べて下さいね」と栄養指導で言われても、軽く「分かりました」と返事するだけで、実際には食べず、カロリーも大幅に基準をオーバーして、いつも通院の度に怒られていました。

「やはり、野菜を食べるしかないか」と思った時、「ドレッシングをどうしよう?」と思って、何度か色々と試しましたが、最終的に栄養士の人と話をして、辿り着いたのが、ノンオイルのドレッシングでした。

好きというか、基本同じものを食べ続けても飽きないので、ずっと某メーカーのノンオイルドレッシングをかけて、野菜ファーストで、休みの日など野菜を家にいる時は、最初に食べています。

『鰺わいドレッシング』は、今まで聞いたことなかった魚を活用したドレッシングということで、販売されると、注目を集めそうですね。

実際に食物調理科のある高校と、割烹屋さんと、大手の油メーカーなどの共同開発で、かなりこだわり抜いていると思いますし、値段はまだ確定かは分かりませんが、安いですし、絶対に美味しいと思います。

未利用魚という言葉も私自身、初めて知りました。

これなら私とか、普段、魚を食べることに食べ方が下手などで躊躇している人にも、オススメできそう。

どこかで、この『鰺わいドレッシング』を食べられる日が来ることを待っています。


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