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ちっぽけな生活

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一介のOLの精一杯の日常
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#夢

#75 足りない足りないと彷徨う日々の中

#75 足りない足りないと彷徨う日々の中

久しぶりに会社に出たら来月からの仕事のスケジュールが真っ黒になっていた。
時間は更に足りない。
久しぶりに書けた脚本はとても頼りないまま滞った。
才能はもっと足りない。
足りない足りないと彷徨うここ数年、いつまでも深い海にゆっくりと沈んでいく感覚に襲われていて苦しい。後悔はいつも訪れるのが遅すぎる。

つかの間のお昼ご飯、人と話すのはやっぱり良い。
やりすぎなくらい置かれたパーテーションの途切れ目

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#69 2020→2021

#69 2020→2021

大晦日は毎年律儀に必ず来るね。何も変わらない日に、テレビばかり賑やかなのが私の大晦日の印象です。

今年最後のnoteを書こうと開いたら69となんともキリの悪い幕切れで私らしいと言うか…笑 来年はもっとちゃんと書きたい。(毎年言ってる)
じわじわフォロワーの方が減ってる感じとか、わかります、私ですねって思ってますw すいません、多忙を言い訳にせずに日常の輝きを来年はより一層書き記したいと思います。

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#66 あと2ヶ月

#66 あと2ヶ月

毎年11/22になるとあと2か月で歳を取るなと思う。
なんでかは分からないが律儀に毎年、そう思っている。
生活スタイルを少し変えて3日目。筋トレが続いていて、その効果は顔のむくみの少なさに現れたり、嬉しい筋肉痛に現れたりしている。
思えば散々だった今年も私はちゃんと成長している。公募の数もそうだけど、生活においても。部屋をきれいに保ったり、美容に気を遣ったり。
夜遅くまで出歩いても次の日ちゃんと仕

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#53 酔いと充足、怠惰と孤独

#53 酔いと充足、怠惰と孤独

人との交流を戻したweek。自分の健康に自信はないが、心が少し前の様に酔いと充足に満ちて、少し強気になったりしていた。
自分の未熟は続いていて、いつまで続くか分からない暗闇を泳ぐ時には、たまに訪れる人と分かり合った様な目線の交換、言葉の交わし合い、慰め合い、それがとんでもなく重要であったということ。昨日の夜の酔いの中ではっきり悟っていた。

怠惰と孤独、今月はそんな日々をただ消費していった。

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#52 わたしは多面体

#52 わたしは多面体

小山田壮平の純粋な心が好きだけど、彼は多面体だ。混じり気のないものばかりではないこと、盲目にファンをやっている私だって知っている。

「題材の一人?」
昨日の夜に言われたこの言葉は、心臓の大動脈部に深く突き刺さった。
私が書くために色んな人間を知りたくて、性格を、人生を知りたいから色んな人と出会って話したい、だから社交的なんだと言うそんな話をしていたら言われた。悔しいけど、私の人間性は疑われて確か

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#51 アイスキャンディみたいな私

#51 アイスキャンディみたいな私

私の好きなシンガーはとても優しい清い心を持っていて、彼はブログにこんな事を書いてくれている。

明るく楽しくいる方がよいと決めて、心に重たいものを抱えている人はたくさんいると思うし、僕の音楽を聴いてる人には特に多いのかもしれない。

  私は今までの自分の経験を踏まえて明るく振る舞おうと決めた。女である場合特にだと思うけど、暗くいて、自分の本来の雰囲気を守っても良いことがないと思ったのだ。特に私は

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#50 立ち止まりたくない

#50 立ち止まりたくない

そばに創作ノートを置いて、キャラと起承転結の流れ、イメージソングの歌詞とパソコンの画面を睨めっこ。いつもイメージから入る。こういう人、こういう気持ちのぶつかり合い、こういう感情って、手触りのないものから入る。

立ち止まりたくないよ。毎日他の人の創作物に触れて、自分の脳の足りなさに辟易して、最近はクソ暑いし、海にも行けないし。
停滞したくない気持ちに反して、沈むように立ち止まり続ける体。

好きな

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#44 一歩進んで一歩下がる

#44 一歩進んで一歩下がる

昨日ある公募の2次残留を確認して、飛び上がって喜んだかと思えば、今日はその次の別の公募で1次落ち。
何という...一進一退っぷり。
これこそ一進一退です。

こういう事なんだと思う。
努力を続けて、その正誤が出て、一喜一憂を重ねて、傷付きながら1段ずつ階段を上がっていくしかない。
一気に来月までの公募へのやる気を高める笑
やってやらなきゃと力が入り始めた。

悔しいな難しいな
人生で1番、運や努力

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#40 想い出にさよなら

#40 想い出にさよなら

採血が苦手。
血管が浮き出ないようで、毎回看護師に何度も血管を撫でられて眉をひそめられてしまう。
「内側なのよね〜」と。困らせるつもりはないのだが!
貧血持ちと言ったらやっぱりベッドに連れてかれて、負けた気になったりする。でも今日の人はすごくうまかった。一発で3本分取ってった。
ビーカーに入った静脈の血を見るとくらっとしてしまった。だから危ないよね!笑

6月はやっぱり頭痛持ちには厳しい季節で、毎

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#39 サブマリン

#39 サブマリン

土曜日の昨日、久しぶりに遠出した。
低気圧の名残、襲ってくる激しい頭痛と闘いつつも思い切り遊んだ。
最近は創作がうまく進んだり、停滞したり。仕事は相変わらずコロナ影響で止まりがちで、成長出来てるのかもどかしい気持ちでいた。
早く強くなりたい。そればかり想ってしまう。

キラキラの太陽のもと、海を観たんだ。
友達のキラキラした笑顔を沢山ファインダー越しに見つめて、集めて、幸せだった。

人間はいつも

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#31 自分のために生きるには

#31 自分のために生きるには

自分のために生きるには現状の自分を誰かに丁寧に認められたり愛される過程が必要なんではないかと思う。
最近よく「男のために生きてない」や「好きなことで生きていく」などの強いメッセージの発信をよく見る。そしていつも、羨ましいと思う。

多くの人は自分がどんなに信じていても他者の容認が得られない時、その自信を喪失すると思う。だから、強い言葉をたくさんいいねしてもらっているインフルエンサーはまず「インフル

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#24 人間の耐えられない矛盾

#24 人間の耐えられない矛盾

大前提として、私はめちゃくちゃ怠惰な人間である。
年相応に携帯を弄る時間は長いし、睡眠は何よりも好きなことだし、最近は無人島の開拓も始めてしまった。いくら時間があっても全然足りないくらいの怠け者である。

一方で中学受験のあたりから毎日TO DOを作る習慣が身についてしまった。
怠惰な人間がTO DOなんて作るとどうなるか。
毎日次の日に回される膨大なタスクと対峙することになる。

意識に自分の成

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#23 諦める男

#23 諦める男

「死ぬほど好きだった事とその子の為に変わることはイコールじゃない」
年末年始私が死ぬほど執着していた男は諦める男だった。
そして私が執着した理由もまた、その諦めたような目にあったと思う。

どうにかして変えてやりたいと、お節介にも思っていたと思う。

時間があると未だにあれやこれや、あの時こう言えば良かったかなとか。
グルグル思い出すが、流石に二ヶ月が過ぎて好意は消えた。
いや、消すために必死だっ

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#21 うまく力が入らない時

#21 うまく力が入らない時

何度でも思うけれどやっぱり若いうちから大成するのはかっこいい。
才能という要素があるにせよ、青くて逃げがちな頃に「頑張り続ける」を出来たものにしか与えられないものだと思う。

私が17歳の頃、映画を撮っていた頃、同じく17歳の松本花奈さんという女性監督が脚光を浴び始めていて、何度も打ちのめされた。
いまだに恐ろしいほどの嫉妬と羨望の醜い心で、彼女の作品は見れた試しがない。多分見れるまでもっと多くの

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