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#66 あと2ヶ月

毎年11/22になるとあと2か月で歳を取るなと思う。
なんでかは分からないが律儀に毎年、そう思っている。
生活スタイルを少し変えて3日目。筋トレが続いていて、その効果は顔のむくみの少なさに現れたり、嬉しい筋肉痛に現れたりしている。
思えば散々だった今年も私はちゃんと成長している。公募の数もそうだけど、生活においても。部屋をきれいに保ったり、美容に気を遣ったり。
夜遅くまで出歩いても次の日ちゃんと仕事をしたり…etc
小さいことでも去年までの私には出来なかったことがいくつもある。
こうやってちゃんと自分を褒めることが出来るようになったのも今年からである。


"ゆれながら咲く花 イ・へイン

ゆれずに咲く花がどこにあろうか
どんな美しい花も
ゆれながら咲いたのだ
ゆれながら茎をまっすぐ立てたのだ
ゆれずに生きていく命がどこにあろうか

濡れずに咲く花がどこにあろうか
どんな輝く花も
濡れながら咲いたのだ
風と雨に濡れながら花びら暖かく咲いたのだ
濡れずに生きていく命がどこにあろうか”

まだ在宅で業務もないに等しく、くすぶりながらもこの時間にとにかく書かなきゃともがいていた6月頃。旧友から電話でしきりに「両立しようとするお前はすげぇって」と言われ、どこがすごいんや、と思っていた。
私は妙に完璧主義で自分に厳しいのでそう思っていた。
今思う、本当にできたらそれはすげえ。
今の私は上手く両立出来ずに今月の公募を逃しているのでまだ凄くない。
私は「凄く」なりたい。
せめて誕生日までのあと2か月をまた頑張って。

いつも頑張らなきゃって呪文のように生きてきたからここまで掴んできた私はマジですげえけど、一方で本当に足らない。
亀の歩みで毎日毎年登っているけどそろそろスピードアップ、痛い思いや苦しい思いをたくさんしたとしても速度を早めなきゃいけない時分になりつつあるようだよ。

好きな仕事が出来ているはずなのに、いつまでも子供のままの貧しい上司に引っ張られてそのありがたみとかやりがいを忘れてゆきたくない。
完璧な環境なんてどこにもないのに、駄々をこねる自分の中の少女と闘っている。
生きている限りいつも、世界は自分が大部分で自分の足りなさや孤独と向き合う。
毎日はすごいスピードで過ぎ行く。ついこないだ歳を取ったのに、もうなの…なんて良く思うことであり。。。
まだまだ届かないだろうけど、手を伸ばすだろう。
まだまだ足りなさは直らないだろうけど、7回転んで8回起き上がるだろう。
少しずつでも出来なかったことを出来るようにしていく私が好きだし、私となら、この先どうなるか、その未来を楽しみに思える。

揺れて濡れて、苦しんで出来なくて、それでも明日を1日ずつ生きていこう

駆け出しですが、働きながら書き手を目指しています。コンテンツを気に入って頂けたら、是非サポートお願いします。創作の糧にさせて頂きます!