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#39 サブマリン

土曜日の昨日、久しぶりに遠出した。
低気圧の名残、襲ってくる激しい頭痛と闘いつつも思い切り遊んだ。
最近は創作がうまく進んだり、停滞したり。仕事は相変わらずコロナ影響で止まりがちで、成長出来てるのかもどかしい気持ちでいた。
早く強くなりたい。そればかり想ってしまう。

キラキラの太陽のもと、海を観たんだ。
友達のキラキラした笑顔を沢山ファインダー越しに見つめて、集めて、幸せだった。

人間はいつも手に入らないものや入らなかったものをくっきりと認識し、手に入れてきたものを見なくなる。もっともっとって焦って、やりきれないや満たされないを心に落ち込めて苦しくなっていく。
後ろを振り返ってみるとある確かな道程には、あなたの存在意義や命の証明が沢山あるというのに。
欲深き人間たちよ、と思って哀し愛おしく思う。

サブマリンとは潜水艦。
あの水色の海の底、静かに静かに進んでいく。
貴方も私もしっかりと自分を諦めずに抱きしめていよう。
夏は向日葵という太陽が見守ってくれる。
一歩ずつでいいから、直向きに歩を進めるだけでいいから。
ゆうらん船のサブマリンを聴きながら。

一つの愛のために夢を燃やす少女と、一つの愛を見ないようにして盲目になる少女を書いている。
もう少しで彼女たちが私と肩を並べて道を歩いてくれる。そんな気がする。
創作をしてる時、いつも最初はすごく苦しくて、寿命が縮んでそうなほど頭を抱える。
何も出ない時は分かりやすく自分を責めていたぶったり。でもキャラと話せるようになると、苦しみの中に小さな、けれど人生の中で一番大きい幸せが生まれる。
その瞬間のために私はいつも書いていて、これからもそうなんだと思う。
そりゃ全てが面白いわけないし、賞をとったり人から広く認められないと胸を張れる好きなことではない。だから、いつも血反吐吐くほど辛く思ってる。
好きな人に馬鹿にされたり、軽んじられる度にめちゃくちゃに傷付いて泣いている。
何度考えても何度書いても好きなんだ。堪らなく好きなんだ。99%苦しくて、1%好きなのに、その1%が私を魅了して埋め尽くしてしまう。

坂元裕二のスイッチ、やっぱり面白かったね。
今夜はもう少し、書きます。

駆け出しですが、働きながら書き手を目指しています。コンテンツを気に入って頂けたら、是非サポートお願いします。創作の糧にさせて頂きます!