#420 現代に通ずる学びの宝庫。二宮尊徳「報徳記」を読んで (1/3)
いかがお過ごしでしょうか。林でございます。
一度は自分で原作を読んでみたいと思っていた、二宮尊徳の弟子たちがまとめた「報徳記」を読み終えました。
小学校で見かけたあの二宮金次郎像が、二宮尊徳です。「親孝行・勤勉」などのイメージを教えるために利用される節がありますが、全国600を超える地域復興を成し遂げた業績や思想について十分な説明が行われず、銅像のように子供のままで成長を止めたのは摩訶不思議です。
明治以来の国定教科書に最も多く登場したのが明治天皇で、それに次ぐのが二宮