林 裕也@30代民間企業の育児マネージャー

「IT企業の30代マネージャー」「3歳と1歳の子育てパパ」「10年間の東南アジアでの仕事経験」「本を読む・旅をする・人と話す」 人生・仕事における学びを毎朝3,000字で配信中。楽しく仕事する、社会課題、マネジメント、キャリア、海外での仕事に関する私の意見をお届けします!

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#365 毎日3,000字投稿を1年間続けて得られた気付き

いかがお過ごしでしょうか。林でございます。 昨年の今頃に「発信は投資である!」との考え方に基づき、毎日書いてみようと決めて地道に続けてきた「林裕也の今でしょ!note」ですが、本日で無事に365回目を迎えました。 まぁ、発信者の世界の中では、まだまだひよっこなわけではありますが、大事なのは3,000字投稿を毎日続けてきたことそのものよりも、損得勘定やコスパ・タイパ視点で捉えると何になるのか理解しにくい「それやって意味あるの?」の答えを探し続けることなのかなと。 現時点で

    • #379 テレワークは、まだまだ最適化できる

      いかがお過ごしでしょうか。林でございます。 コロナ禍による外出制限により、一気に普及が広まったテレワーク。最近では、テレワークのデメリットに対する意見や、対面コミュニケーション価値への揺り戻しも働いて、従業員に出社を促す企業も増えてきました。 私自身は、第一子(現在3歳の長男)が生まれたのが2021年で、ちょうどコロナ禍の真っ最中。当時、2ヶ月弱の育休も取っていましたが、何より救われたのがテレワークを活用した働き方でした。 私は元々海外での仕事がメインで、2010年代前

      • #378 新規事業開発に必要なのは、企画力でも発想力でもなく、熱意とビジネス基礎力

        いかがお過ごしでしょうか。林でございます。 今日は、過去に新規事業開発をメインの業務として担当していた時に感じていたことをまとめてみたいと思います。 何か新企画を立ち上げるときや、新しいサービスを作ろうとするときに、「何か面白いアイデアはないか?」とか「柔軟な思考を持つ若い人に考えてもらおう!」みたいな話になるシーンを見られたことがある人は少なくないのではないでしょうか。 私も新規事業開発を自分のミッションとして数年間担当する前は、新しい発想を持っている人や、柔軟な考え

        • #377 マネージャーは文句を言われるもの、というマインドセット

          いかがお過ごしでしょうか。林でございます。 今日は、仕事をしていくにあたり、30代に入ってから理解し始めたマインドセットについて話をします。 ビジネスというのは、完全にイーブンな関係性の中で行われるものというのは基本的になくて、いくらフラットな組織であっても経験値の差や、年齢などの属性で取り組む仕事が変わることがあります。また、サービスの提供者とクライアント間にもパワーバランスは存在するし、そこに人のプライドやマウントといった感情も入り込んできて、複雑でカオスな状態なのが

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        #365 毎日3,000字投稿を1年間続けて得られた気付き

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          #376 月々の個人損益計算書を振り返る(2024年)

          いかがお過ごしでしょうか。林でございます。 先日は、自分の「人生貸借対照表」を考えるべく、社会人になるまでにおいて、貸借対照表の右側を大部分を占めていた親からの教育や国からの補助といった「他人資本」を、左側の「資産」に変えていったか。 仕事をし始めて自分で稼ぎを作った「自己資本」を投資して、「資産」に変えてきたのか、という点を振り返りました。 今日は、視点を「損益計算書」に移して、この2024年のお金の使い方を振り返ってみたいと思います。 はじめに、月々の黒字・赤字の理由

          #376 月々の個人損益計算書を振り返る(2024年)

          #375 ディスカッションが上手な人の3つの特徴

          いかがお過ごしでしょうか。林でございます。 私は学生時代、毎週末に全国の大学を訪問し、刑事問題や医療問題、教育問題、労働問題などについて様々な大学の人たちと3〜4時間英語でディスカッションするという、一見奇妙な活動を行っていました。 おかげさまで、「安楽死=Euthanasia」、「死刑執行人=Executioner」など、仕事をはじめてからは今のところ一切口にすることのない英単語をたくさん覚えられた、という効果はありました。しかし、英語云々と言うより、様々な価値観の人が

          #375 ディスカッションが上手な人の3つの特徴

          #374 誰でもできる地域貢献!一石五鳥のゴミ拾い

          いかがお過ごしでしょうか。林でございます。 今日は、先日スタエフで話したテーマを深掘りします。 最近、子どもがゴミ拾いにハマっています。 きっかけは、先日下北沢で参加したgreen birdさんが運営しているゴミ拾いボランティアです。 こちらの記事でもまとめたのですが、green birdさんのゴミ拾いボランティアでは、当日に体一つで行くだけで、ゴミ拾い用のトングや袋、ゼッケンなどは全て貸してくれて、初めて会う人たちとまち歩きをしながらゴミ拾いができます。ゴミ拾いそのも

          #374 誰でもできる地域貢献!一石五鳥のゴミ拾い

          #373 マネジメントに求められるネガティブ・ケイパビリティ (2/2)

          いかがお過ごしでしょうか。林でございます。 昨日からの続編です。 日常におけるあらゆる問題解決において、私たちの脳は「ポジティブ・ケイパビリティ」、すなわち問題の原因を早期に特定し、積極的に対処しようと動きがちです。しかし、私たちの生活には、当然すぐには解決できないどうにもならない問題もあって、それらに対しては「ネガティブ・ケイパビリティ=どうにも答えが出ない、対処しようのない事態に耐える能力」を自覚しながら発揮していくのも大事ですよ、という話をしてきました。 昨日は、

          #373 マネジメントに求められるネガティブ・ケイパビリティ (2/2)

          #372 マネジメントに求められるネガティブ・ケイパビリティ (1/2)

          いかがお過ごしでしょうか。林でございます。 昨日からお届けしているネガティブ・ケイパビリティに関する記事です。 昨日は、VUCAの時代を生きる私たちにとって、これまで重視されてきたポジティブ・ケイパビリティ(問題の原因を早期に特定し、積極的に解決を図ろうとすること)だけではなく、ネガティブ・ケイパビリティ(どうにも答えが出ない、対処しようのない事態に耐える能力)がより重視されつつあるということを指摘しました。 今日は、自分がマネジメントの立場になってから、「ネガティブ・

          #372 マネジメントに求められるネガティブ・ケイパビリティ (1/2)

          #371 現代人に求められるネガティブ・ケイパビリティ

          いかがお過ごしでしょうか。林でございます。 「ネガティブ・ケイパビリティ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。最近、割と注目され始めてきた言葉だと思うので、聞いたことはある、という方も多いかもしれません。 「ネガティブ・ケイパビリティ」とは、「どうにも答えの出ない、対処しようのない事態に耐える能力。あるいは、性急に事実や証明や理由を求めずに、不確実さや不思議さ、懐疑の中にいることができる能力」のことを指します。 はじめは、「どうにも答えが出ない事態に耐える能力」とい

          #371 現代人に求められるネガティブ・ケイパビリティ

          #370 能力格差がますます広がるという仮説と危機感

          いかがお過ごしでしょうか。林でございます。 マネージャーの立場になり、人材育成が仕事のど真ん中に来ると、割と真剣に「どういう人が能力やスキルを高めていくのか」ということを考えるようになりました。 また、最近の世の中の流れと仕事の中で求められる能力を照らし合わせて考えていくと、能力格差はますます広がっていく、つまり、仕事ができる人はドンドンできるようになっていくし、できない人はいつまでもできないまま、というのが、これまで以上に顕著に表れてくるのではないかと感じています。

          #370 能力格差がますます広がるという仮説と危機感

          #369 自分の「人生貸借対照表」を考える。自己資本を何の資産に変えてきたのか(仕事を始めてから)

          いかがお過ごしでしょうか。林でございます。 昨日から、自分の財務事情を貸借対照表に当てはめて、貸借対照表と損益計算書の繋がりを改めて概念的に理解する思考のトレーニングをしています。 昨日は、社会人になるまでの人生において、親や国から受けた教育投資という名の他人資本を受けて行った学校生活を通じて、現在の自分の収入の基礎となるスキルにどのように変換していったのか、という点を言及してみました。 今日は、仕事をし始めてから現在に至るまで、貸借対照表の右側をどのような資産に変えてき

          #369 自分の「人生貸借対照表」を考える。自己資本を何の資産に変えてきたのか(仕事を始めてから)

          #368 自分の「人生貸借対照表」を考える。他人資本を何の資産に変えてきたのか(社会人になるまで)

          いかがお過ごしでしょうか。林でございます。 これまで、自分の人生にファイナンスの考え方を適用するとの趣旨の記事を何度か書いてきました。 今日は、貸借対照表をより本質的に理解することと、今の自分の収入の基礎となるスキルとして保有されている資産は何か?を棚卸して、今後これらの資産をどのように自分損益計算書側の売上(=収入)に繋げていくかを考えるために、「人生貸借対照表」を考えてみたいと思います。 これまでの35年以上の時間を3,000字で表現するにはあまりに薄口になりそうな

          #368 自分の「人生貸借対照表」を考える。他人資本を何の資産に変えてきたのか(社会人になるまで)

          #367 スケールアップよりスケールアウト。30代以降で変えてきた仕事のスタンス

          いかがお過ごしでしょうか。林でございます。 先日の木下斉さんのVoicy放送で、年代で変えるべきレバレッジをかける仕事術として、若手時代と同じような力のかけ方を中年以降でも続けるのは、持たないし、組織の中で迷惑な存在にしかならない、という趣旨の話をされていました。 20代くらいであれば、自分の能力を上げて業界の中で実績を作ることに集中することが大切な時期ですが、ずっと同じやり方をしたまま30代以降を過ごして行くのでは、自分が成せることの範囲にどうしても限界が来るように感じ

          #367 スケールアップよりスケールアウト。30代以降で変えてきた仕事のスタンス

          #366 3歳の子連れゴミ拾いボランティア。green bird初参加体験記@下北沢

          いかがお過ごしでしょうか。林でございます。 昨日は、3歳の息子と2人で、下北沢でゴミ拾いボランティアに参加してきました。 私は、子どもにこういう習い事をさせたいとか、いい学校に行かせるために塾に通わせたいとか、そういう教育方針は全くありません。ただ、できるだけ子どもには世界は想像できないくらい広いということ、今いる環境なんて世界から見ると超ちっぽけな一部でしかないということ、保育園や学校と家庭以外にもたくさんの世界があることを何となくでいいから感じて欲しいという気持ちがあ

          #366 3歳の子連れゴミ拾いボランティア。green bird初参加体験記@下北沢

          #364 組織の中でこそ発揮すべき個性。企業向け生成AIワークショップ企画から得た学び

          いかがお過ごしでしょうか。林でございます。 昨日、無事に顧客企業向けに企画・提案した「生成AI利活用ワークショップ」が終わりました。計3社から、普段は別々の部署・業務を担当している計30名弱の方に参加いただき、初回としては一旦、事後の懇親会も含めて盛況に終わり、ほっとしています。 今回の生成AI利活用ワークショップは、普段お付き合いいただいているプロジェクトのお客様に向けて、普段の業務とは全く別の検討項目として、特に次世代を担う若手〜中堅の人に集まってもらい、普段の自分た

          #364 組織の中でこそ発揮すべき個性。企業向け生成AIワークショップ企画から得た学び