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#資金調達
事業譲渡・企業売却(バイアウト)における売り手・買い手側それぞれの変数について
直近のニュースでSalesforceによるSlackの買収が話題になっているアメリカなどと比較するとまだ少ないですが、日本のスタートアップでも事業譲渡や企業買収にまつわるニュースが増えてきています。
しかし、僕が事業譲渡、そして企業売却(バイアウト)を行った際もそうでしたが、売却にまつわる情報はいまだ世の中にあまり存在しないなーと感じます。
そこで本稿では、どういった変数が買収、そして買収額に影響
コロナの影響でシードファイナンスの時価総額がどう変わったかについての所見
時価総額については以下のようにいくつか既に書いています。
・スタートアップ企業の資金調達時における時価総額はいかにして決まるのか ※これはちょっと書き直したい。
・資金調達時の高すぎる時価総額がもたらす問題3つ
ただ、昨今のCOVID-19(コロナウイルス)の影響によってスタートアップの環境も大きく変化していること。
そして某所でご質問があったということで、所見を書き記しておこうと思います。
ち
Exit前のスタートアップ起業家がエンジェル出資を行う是非について
某所でちょっと話題になってるんで、書いてみました。
最終的な結論から言えば「個人が好きなようにすればいいのでは?」なんですが、それだと話が終わってしまうので、僕個人のスタンスについて書いていきます。
※過去記事のカテゴリ別まとめはこちら。
そもそもの定義定義がしっかりされずに議論されているから話がまとまらないとも思っているので、まずはそこをやります。
ここでは「Exit前のスタートアップを経営
”コロナショック”がスタートアップ界隈に与える影響について3つの視点から
2019年12月に発生したコロナウイルスによる影響がいよいよ深刻化してきました。
コンサートの中止や出社調整などにとどまらず、3/9(月)は日経平均株価が1年2ヶ月ぶりに2万円割れ、ダウ平均株価は約11年半ぶりにリーマンショック時並の下落となり、日本だけでなく世界各国で経済・株式株式市場が混乱しています。
そこで本記事では起業家として、今回の騒動がどのような影響をスタートアップ界隈に今後及ぼすの
今までに書いてきた記事のカテゴリ別まとめ
スタートアップ起業→数億円での売却→再度起業という経験を通じて得た知見や考えたことを中心に色々と記事を書いているんですが、数が増えるにつれて必要な方に必要な情報が届きづらくなっているなと感じました。
そこで本記事では、資金調達や採用など各ジャンルごとに記事を一覧にして整理していこうと思います。
この記事は新しい投稿をする度に随時更新予定。
自己紹介・連続起業家としての職務経歴書 - 行ってきたビ
連続起業家としての職務経歴書 - 行ってきたビジネスやスキルについて
インタビューや登壇記事等でまとめていただくこともありましたし、自身のブログで簡単に書いたこともあるんですが、起業前の段階から数億円でのバイアウト、そして現在に至るまでに何をやってきたのか、そして何ができるのか、について僕を雇用できるシリヤト!!というサービスを始めたこともあり整理用記事を書くことにしました。
まぁ僕は別に華々しい経歴とかではないけれども、できることは色々あるし誰かのお役にも立てるよ
クレジットカード利用上限額問題に苦しむ企業がすぐに助かる簡単な方法
企業において、レバレッジをかけた運営が必要になるタイミングは往々にしてあります。
例えばサービスの調子がめっちゃいいから広告を大規模に出稿したいとか、なんらかの設備投資が必要になった場合とか。
その際、意外と問題になるのはクレジットカードの限度額です。
そもそも与信等の関係でカードが作れない場合もありますし、例えば利用上限が100万円程度ではかなり不便な思いをすることも多いと思います。
じゃあ地
スタートアップ企業の資金調達時における時価総額はいかにして決まるのか
以前、資金調達時の高すぎる時価総額がもたらす問題3つという記事を書きましたが、そもそも時価総額というのはどのように決まるのか、という点について書いていきます。
ここらへんに関心がある方は、スタートアップの資金調達現場でなにが行われているのか(エクイティファイナンス編)という記事も以前書いているので併せてご参照ください。
結論から書くと、相場を土台にしつつ、最後は企業側と担当している方のノリと気分で
資金調達時の高すぎる時価総額がもたらす問題3つ
スタートアップ経営において、エクイティファイナンスによる資金調達時に時価総額(バリエーション)をいくらに設定するのかというのは難しいテーマです。
当たり前のことですが、同じ金額を調達するにしても時価総額が高い場合は株式の放出が少なく済み、低い場合は多くなります。
じゃあ時価総額は高ければ高い方がいいのかと言えばそんなことはなく、それがビジネスの実情よりも高すぎる場合に発生する問題を整理します。
スタートアップの資金調達現場でなにが行われているのか(デットファイナンス※融資編)
以前に書いたエクイティファイナンス編の続編です。
今回はデットファイナンス、いわゆるご融資を受けての資金調達はどのように進められているのかという点について書いていきます。
ちなみに僕はスタートアップのことをエクイティファイナンスを行って急拡大を目指す組織と定義しているのでこちらの内容は必ずしもスタートアップに限りませんが、前回と揃えるためにこういったタイトルとなっています。
※過去記事のカテゴリ
East VenturesというVCは最高だ、という話をします。
事業相談をちょこちょこいただく中で、「どこのVCがおすすめ or おすすめしないですか?」という質問をいただくことが多いです。
これってしょうがなくて、なぜかというと資金調達ってめっちゃブラックボックスですし、特にネガティブな話は表に出づらいんですよね。
で、僕はそれを聞かれる度に「East Venturesさん(以下EV社)が最高です」という話をしているので、主にお世話になった3名の方について
スタートアップがエクイティファイナンスでの調達を行うべきケースとは
以前も書きましたが、僕が持ってる懸念として「起業 = エクイティファイナンス(第三者割当増資による調達)実行」と考えてる人が最近多いよなというものがあります。
それ故に、それがもたらすメリットやデメリットについてあまり認識せずに進めてしまってるケースをわりと見ているので、ここではどういったケースでエクイティファイナンスを行うべきかという話を。
結論から言うと「会社をめちゃくちゃでかくするぞ!」とい