- 運営しているクリエイター
記事一覧
成功する秘訣はうまく失敗することー『アダプト思考』のすすめ
正直、失敗したくない。思いついたアイデアもチームで進めている施策も成功させたい。これからやりたいこともたくさんある。
失敗して「あいつはダメなやつ」と思われたくない。もう挑戦できないのではないか。未来が閉ざされてしまうのではないか。
成功したい。それ以上に、失敗したくない。
だから、ぼくは、始めるのが遅くなる。迷う。
だから、こっちだと決めてやってみることが怖い。不安だ。
ぼくにとって、失敗を
わたしの世界を開いた「入門書」
古文は日本語で書かれた暗号だった。
教科書に並ぶ文字列からは意味が読み取れない。
ひらがなと漢字が並び、なんとなくわかりそうで、わからない。
いまつかっている単語を見つけたが、意味が違うようだ。
単語も文法も違う。だれが何をしているのかわからなくなる。
ダジャレのような掛詞。暗唱しなさいと練習した動詞の活用法。
古文を習い始めてすぐのころは、まったくおもしろくなかった。
そんな古文に対しての認
社会人7年目に身につけたいマネジメントとチームづくりと仮説を学ぶ本
今月から、週1回、火曜か水曜日に更新していこうと思う。たまに2週に1回になるかもしれないけど。
最近は、マネジメントとはなにか、チームとはなにか、戦略とは、仮説とはなにかについて関心がある。
社会人になって6年がたった。ある程度、仕事のことも、社内のことも、業界のことも、わかるようになり「ある程度できる自分」を感じていたのは事実だ。
だけど、高いゴールの仕事を任せてもらい、役割を任せてもらっ
文章を書くことは自分の人生を歩むことにつながる #読みたいことを書けばいい
『読みたいことを書けばいい。』は、「シンプルな文章術」という副題だが、具体的な文章術というよりもむしろ、自分の人生を生きるための術を与える1冊だ。
裏切られた。大きく裏切られ、心を動かされた。
友人との付き合いや、ビジネスをうまく進めていくために、「文章術」に具体的な課題があった。
だから僕は、話題のこの1冊を手に取った。
人を動かすには、うまく伝えるには、嫌われないためには、不快な思いをさ
人はみんな違うことを心底実感してうれしかった話
人はみんな違う。人は多様なんだ。
ぼくは、うれしくて、うれしくて、仕方がなかった。初めての感覚だった。
「人はみんな違う」ということを、はじめて心底実感したのだ。
ぼく自身も、他者と違う。ぼくは、ぼくであっていいのだ。
他者もぼくとは違う。違う存在で、それぞれに可能性がある。力がある。
そんな確信だった。
ずっと自分自身を縛り付けていた、優劣で評価する思考から一歩外に出られた気がした。
みんなと
これからの自分を信じようと思った話。『ナナメの夕暮れ』『マインドセット』を読んで
「自分は誰かの劣化版ではないか」
ぼくは、よく自分と人とを比べる。そしてよく、自分の劣っているところを見つける。気分は落ち込み、俺はダメなやつだと考えはじめる。これができない、あれもできない。そうやって、いろんなところを比べて、自分は、Aさんの、Bさんの、Cさんの…といろんな人の劣化版なのではないかと思い至る。未来が閉ざされているような感覚となり、途方に暮れて、思考が停止する。
評価を求める。
"分人"と帰省で気がついた祖母のこと、自分自身のこと
祖母の喜寿のお祝いに、従姉妹がぼくたち孫の写真を集め、アルバムをつくっていた。先日、福井に帰省した際、祖母にそのアルバムをみせてもらった。
生まれたばかりの孫を抱く祖母の写真が並んでいた。写真の中の祖母の顔は、どれもフラッシュで白く飛んでいた。それに、生まれたばかりのぼくを抱く祖母の顔は、少し違って見えた。確かに若い。でもそれだけではない。いまとほとんど変わらないけれど、どこか緊張しているような
衝動を抑えて、集中する方法。自分と向き合う方法。
ぼくたちの脳、神経系は、この世界を生き延びるために瞬時に状況を把握し、判断できるようになった。『ファスト&スロー』では、この反応的な思考を「システム1」の思考と呼び、我々の思考がいかに素晴らしいか、そして、いかに間違いを犯しやすいか、について解説している。
ぼくたちの脳は、怠け者な理性的な脳(システム2)よりも、反応的な脳(システム1)が優位なのだ。
この本が、すごくおもしろい。思考のクセがわかる