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パニック障害①(概要〜私の実体験まで)

パニック障害とは

突然理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、吐き気、手足の震えといった発作(パニック発作)を起こし、そのために生活に支障が出ている状態をパニック障害といいます。

厚生労働省 知ることからはじめよう みんなのメンタルヘルス

概要

パニック障害は、全人口の1.5~4.7%に起こると言われています。
好発年齢(障害になりやすい年齢)は男女共20~30歳代で、男性のほうがやや若い傾向があります。また、女性の頻度が高く、男性の約2~3倍と言われています。

パニック発作

パニック発作は、死んでしまうのではないかと思うほど強く、自分ではコントロールできないと感じるものです。
そのため、また発作が起きたらどうしようかと不安になり(予期不安)、発作が起きやすい場所や状況を避けるようになります。
とくに、電車やエレベーターの中など閉じられた空間では「逃げられない」と感じて、外出ができなくなってしまうことがあります。(広場恐怖)

だいたいどこで調べてもこのような文言が並んでいます。

ICDというWHOが国際的に統一した基準で定めた疾病の分類があります。10年に一回改定されるのですが、今はICD-10が最新です。

A. 反復性のパニック発作で、特別な状況や対象に一致してともなってくるものでなく、自然におこることが多い(すなわち、エピソードは予知できない)。
パニック発作は、懸命な努力の必要な状況や危険にさらされる状況および生命を脅かされる状況にともなうものではない。

B.パニック発作は下記のすべてを特徴とすること。
(1)激しい恐怖または不安の明瞭に区別されるエピソード
(2)突発的な開始
(3)数分のうちに最強となり、少なくとも数分間は持続
(4)下記のうち少なくとも4項が存在し、そのうち1項は(a)から(b)のいずれかであること
<自立神経性の刺激による症状>
(a)動悸、または強く脈打つ、あるいは脈が速くなる
(b)発汗
(c)振戦またはふるえ
(d)口渇(薬物や脱水によらないこと)
<胸部、腹部に関する症状>
(e)呼吸困難感
(f)窒息感
(g)胸部の疼痛や不快感
(h)嘔気や胸部の苦悶感(例:胃をかき回される感じ)
<精神症状に関する症状>
(i)めまい感、フラフラする、気が遠くなる、頭がくらくらする感じ
(j)物事に現実味がない感じ(現実喪失感)、あるいは自分自身が遠く離れて「現実にここにいる感じがしない」(離人症)
(k)自制ができなくなる、「気が狂いそうだ」、あるいは気を失うという恐れ
(l)死ぬのではないかという恐怖感
<全身的な症状>
(m)紅潮または寒気
(n)シビレ感またはチクチクする痛みの感覚

C.主要な除外基準:パニック発作は身体的な障害や、器質性精神障害あるいは統合失調症とその関連障害、気分(感情)障害、または身体表現性障害のような他の精神障害によるものではないこと。その内容と重症度はともに個人差の幅がきわめて大きいので、中等度と重度の2段階に分ける。

・中等度:4週間の間に少なくとも4回のパニック発作
・重度:4週間以上の間、各週少なくとも4回のパニック発作

ICD-10より一部抜粋

めちゃくちゃ細かく分類してありますね。笑
病院で医療従事者が使用するものです。

症状や苦手な場所は人それぞれ

実際のパニック障害は程度や個人差がかなり大きいと思っています。

私の場合

パニック発作=過呼吸のようなイメージもあるかと思いますが、私は血の気が引く感じがして冷や汗が止まらなくなります。
「死んでしまうかも」と感じることはなく
「あーまたきたなぁ。この感じ。やだなぁ。」という感じです。
立っていると気を失いそうになるので横になって過ごします。
20分ほど横になっていると症状は落ち着き、通常運転になります。

苦手な環境・事柄

  • 疲れすぎている時

  • 腹痛と気持ち悪さが同時にきた時(食中毒とか)

  • 無理をしなくてはいけない状況の時

私のパニック障害

私の場合は自分の体調で発作が置きます。予期不安(以前に発作が起きた同様の状況になること)は起きますが、広場恐怖(特定の場所に対する恐怖)は少ないです。

その人の苦手なこと、状況を把握しておくことも良いかなと思います。

パニック障害②では原因と服薬療法・精神療法、発作への対処法について。

パニック障害③ではその他私が実践したすべての治療法について記しています。

是非ごらんください♪

おわりに

このブログは私の感じたことや経験、知識を書いています。
この記事の内容が絶対に正しいというわけではありません。
「へぇー」「そんな考え方もあるんだ」など軽い気持ちで見ていただければと思います。

たまに真面目内容も書きますが、堅苦しく捉えず、気軽に見ていただければと思います。

自分のペースで自分らしく暮らしていく方法を私含め一緒に模索できたらなと思います。

私の発信が少しでも誰かの為になりますように。

拙い文章ですがここまで読んでくださってありがとうございました。
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