noteのつづけ方のヒントまとめ(簡単な自己紹介と)
4月12日からスタートした毎日1記事の習慣は昨日で100回目を迎えました。今日からまた気持ちを新たにコツコツ続けたいと思います。
良い機会ですので、今までできていなかった自己紹介と、これまでnoteと向き合って来て学んだこと、続けるためのヒントを改めて整理したいと思います。(少し長くなります)
noteに向き合う上で大事なこと(2つのスタンス)
実はこれまでnoteで自己紹介することを控えていました。それはnoteに向き合う上で大きく2つのスタンスがあると思っているからです。
・A:発信者の「個人」に価値がある
・B:発信した「記事」に価値がある
例えばフォロワーが数千人いるような方は、その人自身がメディアであり、「その人の暮らしぶり」が価値になります。「人としての個性」を出すことが読者にとって魅力になります。食べたこと、買った物など、その暮らしすべてが興味の対象です。しかし、そんな人は一握りでほんの数%の限られた方です。その方は著名になるまで努力し、その地位を築き上げた人です。そこに至るにはそれ相応の時間と労力がかかります。
一方で私も含めた大半の人はそうではないいわゆる「普通の人」です。この「普通の人」が著名な方と同じスタンスを取るとどうしても違和感が出てしまいます。知らない人の知らない日常には関心を寄せにくいです。人としての個性を出せば出すほど共感を得にくいnoteになってしまいます。ここは勘違いすると、少しイタイ感じになってしまいますので注意がいります。noteを始めたての方は特に、大事なポイントだと思います。
そんな考え方から、これまでの記事はなるべく「私の個性」を消していました。そこには誰も関心がないと思っていたからです。スタンスとしては「B」を大切にしています。
とはいえ謎の誰かの記事を読んでいただくのも申し訳ない思いもありますので、簡単に少しだけ自己紹介をしたいと思います。
自己紹介
年齢はアラフォーで、関西在住のやわらかメガネりょうと申します。名前の通りメガネが体の一部で、メガネを外すと誰だかわからないほど体の一部です。
仕事は食品メーカーでブランドマネジメントや新商品の開発業務をしているマーケティングプランナーです。これまで広告代理店で企画の仕事をして、29歳で転職して今は健康にまつわる新商品の開発に取り組んでいます。
仕事柄「健康」に関心があるため、健康の3大要素の食事・運動・睡眠の意識は比較的高めではないかと思います。noteを始めてからは心理学や脳科学などの興味の幅も広がってきています。日々勉強です。
趣味は、映画鑑賞で小さい頃から週2本は観続けているのでおそらく4000本くらいは観ていると思います。2時間の中で主人公が大きく成長する映画が好きです。あとSFも。このSFはサイエンスフィクションではなく「すこしふしぎ」のSFです。ドラえもんの作者藤子・F・不二雄氏の解釈ですね。とても素敵な考え方です。
運動はランニング、マラソン、水泳、ロードバイク。エンデュランススポーツといわれる持久系のものが好きです。テクニックよりも少しずつ習得して長く続けられるスポーツが自分には向いていると思います。これまでフルマラソン完走(サブ4)、ウルトラマラソン100㎞完走、トライアスロン完走しました。とはいえいずれもここ2年ではじめたので、まだまだ初心者ですが、長く続けていきたいです。
noteに向き合う上で大切にしているのは「やわらかいアタマ」でいることです。これは「やわらかメガネりょう」という名前に込めた思いです。一見固そうなメガネすらも柔らかいフィルターにして物事を見たいと思っています。世の中には自分の物差しでは測れないことが無数にあるという前提で日々暮らしています。そう思えば、いろんな価値観を吸収し、自分が少しずつ成長していけるのかなと思ってます。
好物は大阪生まれなので、たこ焼きです。死ぬ前に食べたいのはおでんの厚揚げです。
noteを通じて、たくさんの方とつながっていけたらと思ってます。どうぞよろしくお願い致します。
noteとは何かを知る(続ける価値)
noteを書くヒントの話の前に、そもそもnoteというものがどんなサービスなのかを知っておくことが大切です。
「誰もが創作をはじめ、続けられるようにする」
これがnoteのミッションステートメントです。シンプルで過不足が無い、素敵なステートメントですね。noteというサービスは正にこれを具現化している素晴らしいサービスです。運営されているピースオブケイクの皆様には感謝しかありません。
大切なのは「続けられるようにする」という点。創造の前提にあるのが「続ける」ということだということです。続けることで何かが見えてきて、また新たな何かが創作される。創作活動をする一人ひとりが異なる目標を持って「続ける」ことで何か発見し続ける。
続けるのは大変なことですが、続けることを前提にぜひ工夫を重ねていきましょう。
noteを続けるヒント
これまでnoteと向き合ってきて学んだいくつかのポイントを整理したいと思います。
1.何よりも大切なのはパーパス(目的)
noteを続ける上で最も大切なのが、「パーパス(目的)」つまり「何のためにnoteを書くのか」です。これは人それぞれ異なります。無目的で何となく書くのはモチベーションを維持できず続きません。パーパスが曖昧だと記事のテーマがブレます。読み手も何を期待して良いか分からず、関係が作れません。パーパスは途中で自由に変えてもよいです。仮でもよいので1つ決めましょう。
私のパーパスは「日々芽生える疑問に対して、構造化して理解を深め自己成長すること」です。つまり、メインは自分の成長のために書いています。その学びが読んで頂いた方に少しでもプラスになれればと思ってます。
このパーパスを設定しないと、「約束」が定まらずに混沌としてきます。約束は読み手の「期待」につながります。私の場合、パーパスから「学びがあり成長に向かうポジティブなメッセージ」があることが私のnoteの「約束」だと思ってます。
改めてnoteを書く「パーパス(目的)」を考えてみると、書くべき事がよりシャープになって良いのではないかと思います。
2.マイルールを決める
noteは自由な創造のためのフィールドです。基本的には何を書いても良い、自由なアウトプットの場。でも自由度がありすぎると毎回記事のテーマが変わり支離滅裂になってしまいかねません。
程よい自由度の中で書く為に大切なのがマイルールです。私はnoteに取り組む上で、「4つのS」というマイルールを意識して取り組んでいます。
①Soft(やわらか頭でいる)
複数の角度から物事を見てやわらかい視点で考える。
②Slow(ムダに走らない)
ゆっくり、丁寧に考える。
③Simple(シンプルに考える)
難しく考えず、シンプルに、要点を考える。
④Smile(結果、笑顔になる)
最終的にはポジティブなマインドになれる。
このマイルールによって逆に書けない事も出てきます。ポジティブなマインドになるためにはネガティブな事は基本扱えません。その制約を設ける事で、その中でどう書くかを考えます。制約は創造の母です。マイルールで程よく縛りを設ける事は、自分のクリエイティビティを刺激する事につながります。
3.習慣化の構造を知る
続けるためには、「習慣化」の構造を知ることが大切です。習慣化は2つの要素で成り立っています。
習慣化=「意思(思い)」×「反復(行動)」
この両方が揃った時に、継続して取り組むという習慣が生まれます。そして人間は「ホメオスタシス(恒常性)」というとても優れた働きを持っています。これは「なるべく今の状態を維持しようとする働き」。「新しい取り組み」は現状から見るとはじめは異質な取り組みなので、排除するような働きが作用します。しかし、そこを頑張り一旦定着すると、「その取り組みがないことが異質な状態」となり、無理なく継続できる、というメカニズムです。
よく言われるのは「インキュベートの法則」。21日間続けば習慣化できると言われます。つまり、大体のことは3週間頑張って毎日続けば、習慣化し、逆に続けないと気持ち悪くなるということです。この仕組みをうまく活用しましょう。
4.「意志」よりも「行動」に着目する
とはいえ21日間続けるのも大変なことです。断念してしまうこともあります。習慣化できない大きな要因は「意思(思い)」に頼っていることが挙げられます。
習慣化には「意思(思い)」<「反復(行動)」
習慣化の鍵を握るのは「意思」ではなく、反復するという「行動」です。自分の行動をマネジメントすることが大切です。その時に有効なのは2つの視点です。
①増やす行動:新しい取り組み行動。習慣化したいこと。
②減らす行動:ライバル行動。誘惑、中断につながること。
「行動」ベースで、新しい取り組みを増やすだけでなく「減らす行動がある」ということ。そして、その矛先は習慣化を邪魔する行動。家であれば、テレビ、ネット環境など。一番の悪はスマホ。特に通知機能。通知機能は集中力を妨げる代表選手です。「ついついやってしまう〇〇」といった、集中を邪魔するライバル行動をどう自分から遠ざけ、減らすかという視点が時間を作ることにつながり、ひいては新習慣を定着させる土台になります。
5.ハードルを下げる
直ぐに取り掛かれるようにするなど、「わざわざ」という要素を減らすことが大切です。例えば、パソコンでnote記事を書くときは、デスクの上はキレイな状態を維持し、いつでもすぐに取り掛かれる状態にする。新しくランニングに取り組む時は、前日にウェアやシューズを準備しておくなど、「すぐに始められるように準備する」ことが大切です。
6.時間の確保
新習慣にはここがキモです。「そのための時間を創る」、これは何としてでも死守しなければなりません。予定表に入れ、時間を捻出することが重要です。予定を入れられそうな時ははっきりと断りましょう。「空き時間で・・」と思っていると、その空き時間がなかった場合、直ぐに計画が破たんしてしまいます。強い意志で計画することが大切です。
7.環境を整える
先に記載した「ライバル行動」を減らすことが重要です。あらゆる誘惑を遠ざける工夫をしましょう。スマホの画面をひっくり返す、OFFにするなど。特に通知機能は本当に邪魔ですので、できれば全部OFFにするのをお勧めします。予期せぬ刺激による中断をなるべくなくし、集中する時間を持ちます。
8.スモールゴールを設定する
一気に取り組むと達成するのが大変です。私は毎日記事を書くようにしていますが、実は3ステップに分け書いてます。①前日にテーマを考えてラフに書く。②夜寝て一晩寝かせる(ベッドの中でいろいろ考える)。③翌日に追加修正して完成。こうして3分割すると、各段階での負荷は減ります。気軽に取り組めます。
まとめ
noteは「続ける」ことを前提にした創造の場です。習慣化ははじめは大変ですが、実は初めの21日間が大切。意思とともに「行動」のマネジメントが鍵を握ります。その行動をする時間を確保し、その行動を邪魔する行動を減らすことが重要です。
21日間頑張れば人間に備わった大きな武器であるホメオスタシス(恒常性)を使って、「やらないと気持ち悪い」という状態になり、勝手に習慣化が継続できます。そうなれば、「頑張る」という負荷はほぼ感じなくなります。
「習慣化」のメカニズムを理解し、「行動」を変えて、新しい自分にアップデートしていけると良いですね。
以上、今回は断片的に綴って来た、気付きや学びを一通り整理してみました。私も、自戒の念も込めながら書いたので、心新たにしてnoteと向き合っていこうと思います。
色々書きましたが、一番大切なのは「楽しく書くこと」、「やめずに続けること」、究極はこの2つだと思ってます。これからも、一緒に、ポジティブにnoteライフを楽しんで行けたらと思います。今後とも、どうぞよろしくお願いします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
最後に(お知らせ)
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