【1分で読める】#28 一貫性バイアス:変化や挑戦が苦手な方必見!一貫性と柔軟性はバランスが大事です!
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こんにちは!xxIPPOxx(いっぽ)です!(自己紹介はこちら)
以下のような経験はないでしょうか?
一度成功した仕事の方法論を、新しいプロジェクトにも適用してしまう。
過去に失敗した人を、未だに信用できないでいる。
昔の自分が取り組んだ方法が成功したため、新しい挑戦に対しても同じアプローチを繰り返し使ってしまう。
人からの新しい提案やアイデアを拒否しがち。
自分の過去の言動に縛られ、言ったことと異なる行動が取れずにいる。
新しいやり方で失敗するのが怖い。
これらは一貫性バイアスに陥っている可能性が高いです。
この記事を読むことで、一貫性バイアスを理解し、より柔軟な思考と開かれた心を持ちましょう!
※そもそもバイアスとは
バイアスとは、人や物事に対して無意識に持つ、偏りや先入観のことです。
これにより、非論理的な思考に陥り、客観的で合理的な判断が下せなくなってしまいます。
バイアスについて一度勉強すると、2~3週間は耐性が付くと言われています。
逆に言うと、2~3週間で元に戻り、バイアスにかかりやすくなるため、定期的な復習をおすすめします。
一貫性バイアスとは
一貫性バイアスとは、過去の自己イメージや経験を基に現在や未来の行動、信念を歪めて解釈する心理的傾向を指します。
人は一度形成した自己の見解や信念に対して一貫性を保ちたいという強い欲求を持っており、これが時に現実との齟齬を生む原因になります。
一貫性バイアスに陥ると、新たな情報や異なる視点を取り入れる機会を逃し、成長や進歩の妨げになることがあります。
また、過去の成功体験に過度に依存することで、変化する状況や条件に適応できなくなるリスクも伴います。
例えば、あるビジネスマンがかつての成功したマーケティング戦略を、市場環境が大きく変化したにも関わらず繰り返し適用しようとします。
初めは成功を収めたものの、消費者のニーズや競合の動向が変わった現在では、その戦略はもはや効果を発揮しません。
しかし、彼は過去の成功体験に固執し、新しい戦略を模索することを躊躇します。
このように、一貫性バイアスは、過去の自分に固執することで、新しい可能性を見出す機会を自ら閉ざしてしまう原因になります。
日常生活での一貫性バイアスの例
新しい趣味に挑戦する際の躊躇:
過去に楽しんだ趣味や活動だけが自分に合っていると考え、新しい趣味に挑戦することを躊躇してしまう。人間関係の固定観念:
以前の良い経験に基づき、変わったかもしれない人の性格や意見に対しても、過去のイメージをそのまま適用してしまう。
ex:「あの人昔と変わったよね~」と言ってしまう。
→人は様々な経験を経て成長し、変わっていくもの。変わるのが通常。
ex:「変わらないね~」と言ってしまう。変わらないで居てほしいという心理+以前のイメージのまま捉えており、変わった部分を見ようとしない。
ビジネスでの一貫性バイアスの例
従業員評価の偏見:
以前のパフォーマンスが優れていた従業員に対して、現在のパフォーマンスが低下していても高い評価を継続する。新技術の採用遅延:
過去に使っていた技術やシステムに満足しているため、業務効率を大幅に改善できる新技術の採用を遅らせる。
一貫性バイアスを克服する方法
一貫性バイアスに対処するためには、自己認識を高め、自分の思考や記憶のプロセスに対する理解を深めることが重要です。以下に、一貫性バイアスを克服または軽減するための具体的な対策をいくつか紹介します。
1. 自己反省の実践
日記をつける:
日々の出来事、感情、考えを記録することで、自分の変化を客観的に追跡できます。
これにより、過去の自分と現在の自分の間に実際にある違いを認識しやすくなります。
この違いは悪いことではなく、成長の証であったり、ライフステージの変化によるものであったりします。自己反省:
定期的に自己評価を行い、自分の価値観、信念、行動が時間とともにどのように変化しているかを考える時間を設けることが有効です。
2. 多角的な視点の採用
他者の意見を求める:
友人や家族、同僚など、信頼できる他者の視点を求めることで、自分自身についての異なる視点を得ることができます。
他者は自分自身を見る方法とは異なる角度からフィードバックを提供できるため、自己認識を深めるのに役立ちます。多様な経験を積む:
新しい経験や異なる文化との接触は、自己認識を高め、固定化された自己像を再評価する機会を提供します。
3. 教育とトレーニング
心理学の知識を学ぶ:
一貫性バイアスを含む様々な認知バイアスについて学ぶことで、これらのバイアスがどのように働くか、そしてそれらをどのように識別し対処するかについての理解を深めることができます。批判的思考スキルの向上:
批判的思考を鍛えることで、自分の思考や信念に疑問を持ち、それらを客観的に評価する能力を高めることができます。
まとめ
■一貫性バイアスとは
一貫性を保とうとする心理。
一貫性に拘り過ぎてしまい、認知を歪め、決断を誤る。
また、他人に対しても一貫性を保っているはずだと思う心理。
一貫性のある人間だと勘違いし、他者への評価を過度に高く(または低く)見てしまう。
■対策
自分:
価値観や信念に一貫性を持たせるけれど、判断や行動は柔軟性をもつように心がける。
他人:
人は状況に応じて性格や行動が変わるものであると認識する
→家族と接する時、仕事をしているとき、友人と話すときなどで、態度や行動が変わるもの
また「過去の行動や今の行動」が、その人の「過去や将来」において同じではないと認識する。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!(自己紹介はこちら)
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