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カタマヒのクソ面白くもない無常な日々

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右片麻痺還暦オヤジ。とにかくなるべく書きます。 読んで下さい、救って下さい。
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#リハビリ

片麻痺10年目

右片麻痺(ステージ3)の「第2級身体障害者」となって、今日でアニバーサリーとなる10年目を迎えた。東京・あきる野市の友人宅で、早朝、脳出血(cerebral hemorrhage 左視床下部に37㍉)を起こして倒れた日だ。2014年、50歳の誕生日の2日前だった。

都落ちから自己破産、熊本地震、認知症・寝たきりになった両親の、それぞれの介護と看取り…実にいろいろとあったと思う。

とりあえず、麻

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血圧

トレーニングをしてたから心拍数は高いけど、
思いの外、血圧が低くて、ちょっとビビる。
10年前、200超えで脳出血となって倒れたなんて。
よくココまで下げたよね。

ノスタルジックに、かったるいカラダ。

休みの日は、かったりぃ、何もしたくねぇ、というより、ついついゴロンとして動画などを見てしまう。ヤルゾッと思うが、明日からでいいか、今日は休みぃとボケッとしてしまう…。そういう時は決まって麻痺の右半身が重い。まっ、いいか。

もう、倒れて10年も経つし、すでに自分のカラダとして、右片麻痺を受け入れてると思うが、どこかで、ノスタルジックに以前の自分を思う気持ちが残ってる。

たまに、以前なら出来たのに

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介護体験

熊本地震の後、ほどなくして両親の介護が始まった。長いこと、熊本の実家には帰ってなかったが、東京で脳出血を起こして入院、熊本の病院に転院となった。ニ級身体障害者の右半身麻痺という大きな障害が残ったが、結局、両親の元に戻ることになったのだ。

あまり帰ることもなく、20年近くも離れていたので、久しぶりに見る両親は当然、老いて見えた。近くの診療所の定期検診で、最初に軽い認知症と診断されたのは親父だった。

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超越的なもの

不思議なもの、カルト、オカルト、スピリチュアル等の人気が、50年前よりも確実に高いと聞いた。死後の世界を信じるとか、墓参りに行くとか、特に今はそういうものへの関心が高いらしい。これだけ科学等でいろんなことが解明されてきても、不安な時代に超越的なものを求める気持ちには変わりがないようだ。

もう10年以上も前だが、恐山に遊びに行ったことがある。霊山は素晴らしい雰囲気のいかにもの場で、長時間あちこち隅

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脳卒中

脳出血によるカタマヒとなって、もうすぐ10年となるが…。

脳卒中について、海外では3つの呼び方があるという。

「stroke victims」:脳卒中の犠牲者。脳卒中に対して犠牲者と言う言葉から否定的な反応を示し、自分自身は悪い事はしていないのに・・という悲観的なニュアンスを含む。

「stroke survivors」:脳卒中生存者、脳卒中から生き残り、逆境に強い人。

「stroke wa

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片麻痺オヤジの自己啓発

「あゝ、自分のやうなものでも、どうかして生きたい」by島崎藤村

「生き抜く」こと。

まずは自分でトコトン考える
身の丈に合わないプライドは捨てる
障害は個性だ
最後は孤独を愛する
無理しない、頑張らない、でも頑張るならめいっぱい。疲れたと思ったら休む
なるようにしかならん、どうにかなる。死ぬのはホントに稀なこと
外に出て居場所を持つ
なによりも睡眠を大事にして、寝て忘れる
なるべくかわして、怒

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⑤なぜ書くか。

俺がけっこうマジメに頻繁にFacebook他SNSをやってる理由。

①なんといっても脳のリハビリ、書いて、読んで、あれこれ考え脳を活動させる、
②世間に、生きてるゾ〜、忘れないで〜、かまって〜というアピール、
③フィリピンはじめ外国の友人ら、好きなピーナとの接点、
④面白そうな、好きな分野の情報取得、
⑤リハビリの情報取得とモチベーション維持、
⑥ヒマ潰しとストレス発散、

……かな。