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書くこと

書くこと

新年おめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願いいたします。

12月31日にドバイに戻り、きっとみなさんもその絵を観たことがあるであろう、あのド派手な花火で年越しをしました。
本当にこの国はやることなすことスケールが大きくて、最初はそれについていけない感覚だったのですけれど、今ではもうそれも心地良く感じている自分がいます。

2025年1月1日でドバイ生活が2年目に入りました。
去年は言葉の

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憂鬱でなければ、仕事じゃない

憂鬱でなければ、仕事じゃない

僕は死ぬまでに、一度でいいから仕事をしてみたい人がいる。それは幻冬舎の社長、見城徹さんだ。

冒頭の文章を見城さんが読んだら「そんなことを言ってちゃダメ。本当に一緒に仕事をしたいと思っているなら、そのために必要なことを全部やるんだよ。今すぐに」と怒るだろう。

このnoteのタイトルにもさせてもらった「憂鬱でなければ、仕事じゃない」は見城さんの言葉で、同名の書籍も出ている。
タイトルからも分かるよ

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死ぬことが怖くなくなった、は言い過ぎだけど

死ぬことが怖くなくなった、は言い過ぎだけど

最初のきっかけは、ロシア好きの講座卒業生だった。

彼女はかつて仕事の都合でロシアに住んでいたことがあり、ロシアが大好きで、私のライター講座でどんな原稿課題を出してもロシアに絡めて打ち返してくる生徒さんだった。

近くて遠い国、ロシアの魅力を伝えられる人になりたいと語る彼女。「ウラジオストクは、日本から一番短時間で行けるヨーロッパなんです!」が口癖で、何度も何度もロシアについて原稿を書いてくるもの

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ライターの可能性を諦めない集団:CORECOLORというウェブメディア

ライターの可能性を諦めない集団:CORECOLORというウェブメディア

かつて、取材して記事を書くためには音源の「文字起こし」という作業が必要だった。インタビュー中の録音を聞き直して、文字で書き起こす。この文字起こし原稿がないと、複雑で長い記事は書けない。正確に起こそうと思えば1時間の音源で6時間くらいかかる。大変な作業だから、お金を払って外注することもあった。

でも今はAIソフトに放り込めば数分もかからずに、文字になる。不正確なところはあるけれど、どこでどの話題を

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さとゆみゼミの10か月を、振り返る

さとゆみゼミの10か月を、振り返る

今年は、さとゆみゼミにどっぷり浸かった1年であった。きっと数年後、「この10か月が、わたしの人生の転機になった」と言うだろう。

今年の1月から10月まで、さとゆみさんこと、佐藤友美さんのライティングゼミを受講した(1〜3月:ベーシック12回、4〜10月:アドバンス7回)。

さとゆみゼミを受ける前と、今のわたしを比較してみる。

10か月の学びを終えて、今の自分を総括すると、「幸せなライター」に

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ライターとエッセイスト(コラムニスト)。筆力が必要なのは、どちら?

ライターとエッセイスト(コラムニスト)。筆力が必要なのは、どちら?

今から書くことは、ひょっとしたら、物書き業界では自明のことなのかもしれない。おいおい、さとゆみ、今さらそんな話? ってことかもしれない。でも、私が昨年いっちばん驚いたことだったので、書き残しておいていいですか。

拙著、『書く仕事がしたい』にも書いた話だけれど、私はそれほど筆力が高い(つまり原稿が上手い)書き手ではないと思っている。これは謙遜ではなくて、周りの同業者を見渡して、わりとフラットにそう

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自分語りって何だろうと考えさせられました【♯自分語りは楽しいぞ】感想紹介① 

自分語りって何だろうと考えさせられました【♯自分語りは楽しいぞ】感想紹介① 

先日、「みんなで、自分語りをしませんか?」とnoteで企画を立てたところ、有難いことに何人かの方にご参加いただきました。

↑企画案内はこちら

 この度は、お忙しい中ご参加いただき、ありがとうございます。素晴らしい作品がいくつか集まったので、まずは6人の方の感想を紹介させていただきます。

①岡田准一似の旦那様シリーズ、密かに期待しています/都築 あいさま

 都築 あいさまには、「元V6の岡田

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【鼎談】ライターから著者になる道とは? 佐藤智さん・友清哲さんに聞きました

【鼎談】ライターから著者になる道とは? 佐藤智さん・友清哲さんに聞きました


著者になるきっかけは飲み屋にアリ?!さとゆみ:『本を出したい』を読んでくださっている方の中には、「自分の名前で本を書きたい」と思っているライターさんが多いと感じます。智さんも、友清さんも、そして私自身も、ライターとして活動する中で著者になった経験を持っています。今日は著者として本を書くことになった経緯や、ライター業との違いなどをお伺いできたらと思っています。
私が初めて自著を出したのは、出版スク

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導入事例記事には「型」がある

導入事例記事には「型」がある

「導入事例が今、すんごくキている」という話をしました。

だから、「ライターのみんな、導入事例を書いてみない?」とお誘いしているわけです。
仲間を増やして市場を大きくしたいぞ作戦のために、〆切の合間を縫ってせっせと note をしたためております。

導入事例記事、書いたことのない人には、ちょっとハードルが高く感じられるかもしれません。
なので今回は、「導入事例ってこういうものだよ」と、記事の構造

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井上尚弥の強さを "敗者“ に聞く。取材で心を開いてもらえた理由は? 異例のヒット作『怪物に出会った日』 著者インタビュー

井上尚弥の強さを "敗者“ に聞く。取材で心を開いてもらえた理由は? 異例のヒット作『怪物に出会った日』 著者インタビュー


試合に敗れた選手への取材で迫る「井上尚弥の強さ」さとゆみ:読んですぐに、編集者の阪上さんにご連絡させていただいたんです。書籍に「この本が生まれたきっかけが、阪上さんの一言だった」と書かれていたからです。それで阪上さんのSNSに、「素晴らしい本でした! 森合さんに取材させてもらえませんか?」と。

森合:光栄です。今日は、よろしくお願いします。

さとゆみ:発売9ヶ月で4万3,000部(現在は4万

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導入事例記事を書こう

導入事例記事を書こう

最近、導入事例の依頼が非常に増えてきています。
ビジネス系ライターの仲間うちで話していても、「導入事例、なんか多いよね」とよく話題に上がります。

昨年の冬、私はクリエイターEXPOという展示会に参加しました。
その展示会は、来場された企業の方と商談をする場なのですが、そこでもやはり導入事例についての問い合わせがすごく多くて。
そこから複数の受注に至っています。

また、そのとき名刺交換をした方か

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「たった一人に向けて書く」ことで他の誰かを傷つけてるかもしれない

「たった一人に向けて書く」ことで他の誰かを傷つけてるかもしれない

ライティングの本を10冊読めばそのうち15冊には書いてある言葉だ。もう物書きならば耳にタコができるほど聞いたことがある言葉だと思う。

私も、完全に、同感だ。

たった一人に向けて書いた方が、いい文章に仕上がる。伝わる文章になる。だから「たった一人に向けて書く」。その意識はとても大切だと思う。だが、

私はこのことを理解しておくべきだった。

私は先日、こんなコンテストを開催した。

「なぜ、書く

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審査員の私が、noteコンテストで「あなたを」落とした理由

審査員の私が、noteコンテストで「あなたを」落とした理由

【9月13日追記】以下のnoteを追加で掲載いたしました。
こちらを先にお読みいただいてから、本noteを読み進めていただけると幸いです。

以下、本文です。

「あなたを落とした理由」

こんなことを伝えるコンテストなんて、前代未聞ですよね。

noteで開催されているどのコンテストを見ても

と、書いてあります。

ですが、5月14日から8月5日まで開催されたこちらのコンテスト。

このコンテ

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恐怖!!!

恐怖!!!

こんにちは。中村です。

僕が運営するWebライターラボというコミュニティで、「同じテーマに沿ってみんなでnote書こうぜ」的な企画をやってます。

今月のテーマは「わたしの恐怖体験」です。

今月は22本もの力作が集まりました。
以下のマガジンにまとめていますので、ぜひお読みください。
執筆いただいた皆さん、ありがとうございます。

万が一「あれ? ハッシュタグちゃんとつけたのにマガジンに入って

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