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死ぬことが怖くなくなった、は言い過ぎだけど
最初のきっかけは、ロシア好きの講座卒業生だった。
彼女はかつて仕事の都合でロシアに住んでいたことがあり、ロシアが大好きで、私のライター講座でどんな原稿課題を出してもロシアに絡めて打ち返してくる生徒さんだった。
近くて遠い国、ロシアの魅力を伝えられる人になりたいと語る彼女。「ウラジオストクは、日本から一番短時間で行けるヨーロッパなんです!」が口癖で、何度も何度もロシアについて原稿を書いてくるもの
ライターの可能性を諦めない集団:CORECOLORというウェブメディア
かつて、取材して記事を書くためには音源の「文字起こし」という作業が必要だった。インタビュー中の録音を聞き直して、文字で書き起こす。この文字起こし原稿がないと、複雑で長い記事は書けない。正確に起こそうと思えば1時間の音源で6時間くらいかかる。大変な作業だから、お金を払って外注することもあった。
でも今はAIソフトに放り込めば数分もかからずに、文字になる。不正確なところはあるけれど、どこでどの話題を
さとゆみゼミの10か月を、振り返る
今年は、さとゆみゼミにどっぷり浸かった1年であった。きっと数年後、「この10か月が、わたしの人生の転機になった」と言うだろう。
今年の1月から10月まで、さとゆみさんこと、佐藤友美さんのライティングゼミを受講した(1〜3月:ベーシック12回、4〜10月:アドバンス7回)。
さとゆみゼミを受ける前と、今のわたしを比較してみる。
10か月の学びを終えて、今の自分を総括すると、「幸せなライター」に
自分語りって何だろうと考えさせられました【♯自分語りは楽しいぞ】感想紹介①
先日、「みんなで、自分語りをしませんか?」とnoteで企画を立てたところ、有難いことに何人かの方にご参加いただきました。
↑企画案内はこちら
この度は、お忙しい中ご参加いただき、ありがとうございます。素晴らしい作品がいくつか集まったので、まずは6人の方の感想を紹介させていただきます。
①岡田准一似の旦那様シリーズ、密かに期待しています/都築 あいさま
都築 あいさまには、「元V6の岡田
【鼎談】ライターから著者になる道とは? 佐藤智さん・友清哲さんに聞きました
著者になるきっかけは飲み屋にアリ?!さとゆみ:『本を出したい』を読んでくださっている方の中には、「自分の名前で本を書きたい」と思っているライターさんが多いと感じます。智さんも、友清さんも、そして私自身も、ライターとして活動する中で著者になった経験を持っています。今日は著者として本を書くことになった経緯や、ライター業との違いなどをお伺いできたらと思っています。
私が初めて自著を出したのは、出版スク
井上尚弥の強さを "敗者“ に聞く。取材で心を開いてもらえた理由は? 異例のヒット作『怪物に出会った日』 著者インタビュー
試合に敗れた選手への取材で迫る「井上尚弥の強さ」さとゆみ:読んですぐに、編集者の阪上さんにご連絡させていただいたんです。書籍に「この本が生まれたきっかけが、阪上さんの一言だった」と書かれていたからです。それで阪上さんのSNSに、「素晴らしい本でした! 森合さんに取材させてもらえませんか?」と。
森合:光栄です。今日は、よろしくお願いします。
さとゆみ:発売9ヶ月で4万3,000部(現在は4万
「たった一人に向けて書く」ことで他の誰かを傷つけてるかもしれない
ライティングの本を10冊読めばそのうち15冊には書いてある言葉だ。もう物書きならば耳にタコができるほど聞いたことがある言葉だと思う。
私も、完全に、同感だ。
たった一人に向けて書いた方が、いい文章に仕上がる。伝わる文章になる。だから「たった一人に向けて書く」。その意識はとても大切だと思う。だが、
私はこのことを理解しておくべきだった。
私は先日、こんなコンテストを開催した。
「なぜ、書く
審査員の私が、noteコンテストで「あなたを」落とした理由
【9月13日追記】以下のnoteを追加で掲載いたしました。
こちらを先にお読みいただいてから、本noteを読み進めていただけると幸いです。
以下、本文です。
「あなたを落とした理由」
こんなことを伝えるコンテストなんて、前代未聞ですよね。
noteで開催されているどのコンテストを見ても
と、書いてあります。
ですが、5月14日から8月5日まで開催されたこちらのコンテスト。
このコンテ