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自分の考え方のエッセイ的なもの

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僕(犬養)の考え方にふれてもらえるマガジンです。ここに収められている記事を読んでもらうと、だいたい僕の性格や傾向など分かってもらえるのではないかと思います。
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2020年6月の記事一覧

「電通で12年働いて辞める時に怖くなかったですか?」に答えました

「電通で12年働いて辞める時に怖くなかったですか?」に答えました

人から訊かれた質問に答えるシリーズ。
これも一年間で平均10回ぐらい訊かれる質問です。

(※電通の社風・働き方や良いところ・悪いところについての話は、ここでは出てきません)

新卒で入ってから12年間もいた電通新卒として初めて入った会社が電通でした。

そこで12年間働いて、最後のほうは電通とは別に立ち上げた会社のこともやりつつ(会社に届け出はしていました)、2014年に退社。

辞めてから今に

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世の中に情報が増えるほど、「自分」のことが見えない人が増える

世の中に情報が増えるほど、「自分」のことが見えない人が増える

どんなに情報を摂取するよりも、一番大事なのは自分のことをちゃんと理解することだと思っています。
自分のことを世界で最も分かっているべきなのは自分なので。

世の中に情報や良いコンテンツがありすぎ問題今日、木村石鹸の社長さんが漏らしていたツイート。
ほんとその通りだと思うんですよね。

ほんと、インターネットの普及とともに情報が加速度的に増えたってだけでなく、最近はとても良質なコンテンツも増えてるよ

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謙虚さと成功の関係

謙虚さと成功の関係

世間的にすごい地位にいて、いわゆる「成功者」と誰からも認められるような実績と資産ともち、なおかつとても謙虚な人ってけっこういるんですよね。

そういう人たちがそうなっていった経緯って、おそらくこういうことなんだろうと思います。

大海を知ってゆく人は、己の小ささも実感するそういう人たちに共通するのって、謙虚であると同時に、とてもヲタク気質(ギーク)なんですよね。

言い換えると、若いうちから大海の

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褒められて嬉しい人を見つけよう(もしくは見極めよう)

褒められて嬉しい人を見つけよう(もしくは見極めよう)

僕自身は、基本的に褒められていいことってあんまりないと思ってます。
勘違いしちゃうだけなので。
もう40歳になったからでしょうか。

でも同時に、自分が「この人には褒められると嬉しい!」っていう人をもっておくことは大事なことだと思うんですよね。

この記事の主旨は、タイトルでほぼ結論を言ってしまいました。

よく見て褒めてくれる人、よく見ずに褒めてくれる人世の中には、二通りの「褒めてくれる人」がい

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「事実」と「意見」と「感情」は切り分けて話そう

「事実」と「意見」と「感情」は切り分けて話そう

「事実」と「意見」と「感情」、切り分けて考えられていますか。

こんばんは。
倉敷の美観地区で『株式会社有鄰』という会社をやっている犬養といいます。

今日、この記事を読んで思ったことです。

ほんと、以下のようなやり取りってよくあるんですよね。

上司:お客さん、どうだった?
部下:金額について不満そうでした。
上司:不満だと「言った」の?
部下:いえ、たしか……言ってないかと。
上司:じゃ、な

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「仕事を早く終わらせるTips」ほか、この一週間で超同意したツイートまとめ

「仕事を早く終わらせるTips」ほか、この一週間で超同意したツイートまとめ

こんばんは。
倉敷の美観地区で『株式会社有鄰』という会社をやっている犬養といいます。

今週もTwitter楽しかったです。
そんな中でとても刺さった、同意した、もしくは考えるきっかけになったツイートをご紹介します。

仕事を早く終わらせるためのTipsこれは間違いない。

例えばミーティングをして、それぞれにタスクが振り分けられたら、その直後に5分でもいいから着手する。
それだけで仕上げるまでの

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シェアしないことをする。「ひみつ」をもつことの大切さ

シェアしないことをする。「ひみつ」をもつことの大切さ

こんばんは。
倉敷の美観地区にある『株式会社有鄰』という会社の代表をしている犬養といいます。

うちの4歳児の寝かしつけに絵本を読むことが多いんですが、ヨシタケシンスケさんはやはりお気に入りです。

大人も「ああ、そういう見方は大切だよな」と思うようなことを、子どもにも分かりやすく描いてくれる絵本作家さんですよね。

そのヨシタケシンスケさんからの「すごい宿題」というのがNHKのYouTubeにア

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イベントの打ち上げであまり話さない人に好感を抱いた話

イベントの打ち上げであまり話さない人に好感を抱いた話

こんばんは。
倉敷の美観地区を拠点に『株式会社有鄰』という会社をしている犬養といいます。

何年か前の話をします。

僕がプロデューサーのような立場で開催した、あるイベントがあったんです。
だいたい来場者が数千人ぐらいの規模のやつ。

その打ち上げの場で、印象に残った話です。

イベントの打ち上げという高揚する場所イベントでも撮影のクランクアップでも何でも、打ち上げって気分がアガるものじゃないです

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トラブル対応にみる、自分の頭で考えさせない組織の危うさ

トラブル対応にみる、自分の頭で考えさせない組織の危うさ

こんばんは。
倉敷の美観地区を拠点にした『株式会社有鄰』という会社の代表をしている、犬養といいます。

こないだ弊社のお店で、お客様と一つすれ違いがありました。
通販のご注文に関することで、それはこちら側の書き方やコミュニケーションがよくなかった点があったのが原因でした。

その対応をスタッフがしてくれていたのですが、直筆で書いたお詫びのお手紙で、末尾にこういう文があった点が気になったんですよね。

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あなたは私であり、私はあなたである(もしくはそうなっていたかもしれない)

あなたは私であり、私はあなたである(もしくはそうなっていたかもしれない)

哲学的なタイトルにしちゃいましたが、僕が30代の頃からとても思っていることです。

人生の捉え方の、かなりのベースの部分にある考え方かもしれません。

本人が選べない要因によって、人はたまたまそのように育つ人って、生まれ持っての遺伝もありますが、育った環境要因によっても性格や考え方がだいぶ形成されますよね。

親や環境は本人が選べるわけではないので、生まれる場所、育つ環境が違えば、自分は他の誰かの

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「空気を読む」「察する」はどうすればできるようになりますか?に答えました

「空気を読む」「察する」はどうすればできるようになりますか?に答えました

こないだTwitter上でこんなやり取りをしたので、せっかく言語化したものだからnoteに書いておきます。

もともと訊かれた質問はこちら。

「空気を読む」
「察する」
「場や相手の気持ちを汲み取る」
ことは、何から学びとることができるんでしょうか?

これに対して僕の答え(リプライ)がこれ。

人の役に立とうとしてみる、は有効なんじゃないですかねー。その面では仕事自体が有効かも。
まあ仕事して

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子どもの社交性と社会性を育てるには同世代より大人といる方がいいのでは

子どもの社交性と社会性を育てるには同世代より大人といる方がいいのでは

コロナ以降、うちの4歳男児と一緒にいる時間がさらに増えました。
彼が通っていた園もお休みになり、岡山と定期的に往復していた自分も都内リモートワーク中心の仕事スタイルになったもので。

この3ヶ月ずっとそういう暮らしをして、こないだ久しぶりに家族でファミレスに行ったら、とても驚いたことがあったんですよ。

うちの4歳児、店員さんにめっちゃ話しかけてる…!

これまでそんなことしたことなかったのに。

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大きな場所ができたとき、広告ではなく応援と社会貢献につなげる時代だなと思った話

大きな場所ができたとき、広告ではなく応援と社会貢献につなげる時代だなと思った話

今日ローンチされた「Save My BackGround.」というサービスを見て、とても思ったことです。

https://save-my-background.com/

「Save My BackGround.」は、オンラインでのミーティングなどに使う背景を購入できるサービス。

その購入したお金が、以下のどちらかに寄付される、というのが特徴的。

1. コロナ禍で被害を受けている場所(飲食店

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