大きな場所ができたとき、広告ではなく応援と社会貢献につなげる時代だなと思った話
今日ローンチされた「Save My BackGround.」というサービスを見て、とても思ったことです。
https://save-my-background.com/
「Save My BackGround.」は、オンラインでのミーティングなどに使う背景を購入できるサービス。
その購入したお金が、以下のどちらかに寄付される、というのが特徴的。
1. コロナ禍で被害を受けている場所(飲食店や動物園など)
2. コロナ対策の団体(「WeNeedCulture」「コロナ医療支援募金(Yahoo!募金)」「SAVE THE LIVEHOUSE」)
カラス/エードットの牧野さんが立ち上げたものです。
(少し前、NEWWORLD2020というトークイベントでこのサービスを考えている、って話されてたのを覚えてます)
以下、サービスの説明文の引用です。
SAVE MY BACKGROUNDは、それぞれにとっての「大切な場所」の画像を購入(支援)し、「背景に背負って応援する」ためのプラットフォームです。仲間と乾杯をしたお店。家族ででかけた動物園。結婚式をあげた会場。熱狂したスポーツや選手たち。そういった、あなたの歩んできた「背景」を、背負って応援する。それが"SAVE MY BACKGROUND" の目的です。
背景画像と、個々人の何かを「背負う」ということをかけているんですね。
分かりやすくていいコンセント。
コロナで突然うまれた「背景」というスペース
オンラインの「背景」って、コロナによって急増した「スペース」ですよね。
とてもざっくりですが、日本で1日に100万人の人が平均13インチのパソコンでウェブ会議をしたとしたら、60,000平方メートルの「新しい空き地」が毎日生まれているようなものです。
(30cm x 20cm x 1,000,000人 = 600,000,000平方センチ)
そのようにたくさんの人が目にする場所ができると、これまではそこに広告を載せるっていう考え方が多かったように思います。
車がよく通る道には看板ができるし、Googleは検索結果画面(SERPs)自体が大きな広告ビジネスですよね。
ただ、今は急増した「オンラインの背景」っていうスペースを、こういう風に「応援」や「寄付」で使おうっていう考え方が2020年の今っぽい考え方なんだよなあと、とても思いました。
早速購入しました
和歌山県白浜にある『アドベンチャーワールド』のパンダ 「結浜(ゆいひん)」のうしろ姿を買いました。
かわいすぎる…。
僕が会社をやっている倉敷の美観地区もまだまだコロナで苦しんでいるお店さんが多いので、ぜひ参加させてもらおうかな…。
美観地区のこんな写真をたくさんの方の背景に使ってもらえたら嬉しいですし。
これを書いた僕のTwitterです。
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