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プロダクトデザイン

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中長期の成長に向けたデザインの取り組み

中長期の成長に向けたデザインの取り組み

はじめまして!
DesignOpsのイノツメです。
ナレッジワークではタケシと呼ばれています。

ナレッジワークでは、3年で10個の新規プロダクトをリリースするため、短期だけでなく中長期の成長にもチカラを入れています。

本記事では、デザインシステム、デザイン組織、コミュニケーションの3軸からナレッジワークのデザインが成長するために実践している取り組みをご紹介します。

対象読者ナレッジワークのデ

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デザインシステム【カラーパレットの定義】〜アルゴリズムを活用した開発〜

デザインシステム【カラーパレットの定義】〜アルゴリズムを活用した開発〜

エクサウィザーズでAIプロダクトのUI/UXデザイナーを担当している吉田です。今回は自社のデザインシステムの一部である「カラーパレット」をどうやって作り上げていったかについて、ご紹介します!

自社が必要とするカラーシステムとはどのようなカラーシステムを作り上げるかは、そのデザインシステムの対象によって異なります。

例えば、 Adobe のアプリケーションを対象とした Spectrum デザイン

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SaaS企業でブランドをデザインしながら考えたこと

SaaS企業でブランドをデザインしながら考えたこと

こんにちは。ユーザベースでデザイナーをしている三宅佑樹( @Yuki_Miyake )と申します。

私は2019年5月にユーザベースに入社して以来ずっと、同社のSaaSプロダクトの1つである、B2B事業向け顧客戦略プラットフォーム「FORCAS」のBX(Brand Experience)デザインを担当してきました。2017年5月のリリースから約2年が経ったタイミングでJoin。BXデザイナーとし

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2週間で爆速整備したデザインシステムと運用ルールを公開

2週間で爆速整備したデザインシステムと運用ルールを公開

こんにちは、カウシェDesignerの@Kana Kikuchiです。

サービスのデザイン運用って難しいですよね。
カウシェはリリースから約2年が経過するプロダクトですが、つい1年前まではデザインシステムやFigmaの運用ルールがおざなりの状態でした。

そこで今回は、そんな適当デザイン運用から、ある程度の運用ルールが整うまでの怒涛の2週間について記載し、整備したデザインシステムやFigma運用

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インハウスデザインチームが挑んだ「SMBCデザインシステム」の裏側

インハウスデザインチームが挑んだ「SMBCデザインシステム」の裏側

より多くのお客さまに当行を選んでいただくため、デザインの品質をさらに高める——そんなミッションのもと、SMBCインハウスデザインチームでは1年半にわたり、ある大きなプロジェクトに取り組んできました。それが、「デザインシステム」の設計・構築です。

2021年度のグッドデザイン賞では、デザインを活用した顧客体験の向上に向けた取り組みの一つとして、このデザインシステムも受賞の対象となりました。

今回

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ローンチから10年、サービスの価値をリデザインする

ローンチから10年、サービスの価値をリデザインする

こんにちは。ユーザベースのデザイナーの廣田(@nacchin777)です。ユーザベースのSaaS事業のひとつ「INITIAL(イニシャル)」のデザインを担当しています。とてもありがたいことに、INITIALは、昨年、グッドデザイン賞を受賞いたしました。

今回は、4-6月にかけて取り組んだ、INITIALの価値をリデザインするプロジェクトについて触れてみようと思います。

・・・とその前に、今月公

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UIデザインのフローを標準化する試み「MONDRIAN」はじめました

UIデザインのフローを標準化する試み「MONDRIAN」はじめました

こんにちは。Chatworkプロダクトデザイン部マネージャーのもってぃー(@87_lab)です。デザイン部メンバーの裏方として、主に業務効率化やスキルアップの仕組みづくりに日々奔走しています。
その一環として、UIデザイナーの設計フローをHCDプロセスに準えてフォーマット化する試みをはじめました。名付けて「MONDRIAN」(名付け親はメンバーの大竹(@satocalog))!今回はその誕生の訳に

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UXの5レイヤーの「Structureレイヤー」はなぜ重要なのか? | IAやUserFlow設計に強くなるための参考リンク集付き

UXの5レイヤーの「Structureレイヤー」はなぜ重要なのか? | IAやUserFlow設計に強くなるための参考リンク集付き

サービスを新しく作ったり、UXデザインを行っていく上で恐らく最も利用されているであろうフレームワークが「ギャレットのUX5段階モデル」です。

以下のように下から上へ建物の土台から組み立てていくように抽象・基盤的な内容からプロダクトの設計をしていくフレームワークです。

※ ギャレットのUX5段階モデルについては以下のMediumのシリーズ記事、もしくは原著を参照。

このフレームワーク自体は知っ

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Figma おすすめプラグイン

Figmaの魅力の一つとしてプラグインで機能の拡張が出来き、より効率的にプロトデザインの作成が可能です。Adobe XDを使っていた私もFigmaにシフトした理由の一つとしてココが決め手でした。

その中で筆者がおすすめするおススメプラグインをご紹介します。

■Feather Icons

HTMLでアイコンはよく使う画像の一つですが、従来は画像アイコンを毎回読み込んだり1から作っていました。

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Design Systemの作り方シーズン2〜コンポーネントの作り方〜

Design Systemの作り方シーズン2〜コンポーネントの作り方〜

シーズン2です。
Desigh Systemって作るのめんどくさいですよね。(再)

シーズン1で紹介した最低限これだけやっとこう編から一歩踏み込み、
実際コンポーネントを作っていく時ってどうしたらいいんだっけ?
というところを紹介していsきます。

Atomic Design思考を取り入れようまずはAtomic Designというのをご存知でしょうか?
ご存知ない方はこちらをご覧ください。

A

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UIデザイン修正の難しさ〜「なんでこんな簡単なこともできないの」〜

UIデザイン修正の難しさ〜「なんでこんな簡単なこともできないの」〜

ビジュアルデザインとUIの違い
UI,UXデザインに取り組んでいると、他業種のお客様に言われて困ることがあります。

「なんでこんな簡単なこともやってくれないんですか」
「ちょっと色変えるだけでしょう」
「ちょっとだけ隙間開けた方がかっこいいじゃないですか」

なぜできないのか、それは感覚でデザインしているわけではないからです。

ビジュアルデザインとは

ビジュアルデザインにも様々なものがありま

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FORCAS UIデザインのお仕事紹介

FORCAS UIデザインのお仕事紹介

こんにちは。株式会社ユーザベースでFORCASのUIデザインを担当している大久保です。

FORCASは「未来のマーケティングを共創する」をビジョンに掲げ、B2Bに特化したABMプラットフォームを提供しています。
https://www.forcas.com/

FORCASは生まれてからもうすぐ4年。まだまだ道を模索しながら日々機能開発をしています。
B2Bサービスはプロダクトに直に触れられない

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iOS とAndroid の違い クロスプラットフォームのアプリデザインで特に気をつけるべき点

iOS とAndroid の違い クロスプラットフォームのアプリデザインで特に気をつけるべき点

私が一番最初にAndroid アプリをデザインしたのが2016年の初夏頃で、その頃はまだiOS・Android とデザインが違うのが主流でしたが、2021年現在のアプリはiOS もAndroid もプラットフォームごとの細かな違いはあれどほぼ同じデザインが主流となっています。
これは2016年の10月にAndroid APIがBottomNavigationView に対応してからじわじわ浸透して

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iOS と Android における入力欄のデザインの違い

iOS と Android における入力欄のデザインの違い

開発でよく Android の入力欄のデザインが iOS と同じということがよくあります。ただ、iOS と Android で基本となる入力欄のデザインが違うため、その違いについてまとめておこうと思います。

HIG から見る iOS の入力欄HIG に記載されている、入力欄に関することはざっくり以下の内容でした。

・Show a hint in a text field to help com

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