- 運営しているクリエイター
記事一覧
本「仏教、本当の教え」
植木雅俊著、中公新書。
帯文句が振るっていて「壮大な伝言ゲームの果てに」。
一番面白かった箇所は
「ブッダの教えは、無我ではなく非我だったかも」てとこだ。
つまり元の意味は not me だったのだが、
漢訳のミスで no me にしてしまった可能性があると。
not me ならば「アイデンティティで自己規定するな」
というよく登場する教えに沿っている。
私も以前から「無我では自灯明できんのでは?
読書なう
「デジタル・ファシズム」堤 未果著 を読んでいる。
デジタル技術による支配・闇についてのレポートだ。
こうなるでしょう、ではなく、こうなってます、の一冊。
非常に恐ろしい。愕然とする。
サーバーがどの国に置かれるか、が運命の分かれ目だと!?
堤氏はアメリカ野村證券に勤めてたそうで
金融にもデジタルにも詳しい。
日本で敗戦後に起きた預金封鎖の歴史とかも学べる。
表紙がチャラいのが玉に瑕。
「フェイクニュースの見分け方」その2
つづき。
だが、そもそもみんなファクトを知りたいんだろうか?
年初に『スマホ脳』を読んだ際「フェイクニュースほど
速く広く拡散する」ことに驚いた&納得した。
みんな、フェイクでもファクトでも何でもいいんだ、と。
刺激的な話題なら。
盛り上がるのなら。
だから「ポスト真実」の時代、なのだ。
ファクトを積み上げ真実に至る、真実の次(ポスト)なんて
あるものか、真実より大事なものなど無い、
と3年くら
「フェイクニュースの見分け方」を読む
ドラマチックな空だ。
畏るべきものを思い出させてくれるような空。
山の緑が、これ以上濃い緑になれません、くらいに
濃い。黒に近い。もうすぐ秋が来る。
コオロギは、盆から鳴いている。
hatenaで紹介してたひとの評を読んで、購入。
「フェイクニュースの見分け方」
新潮新書、烏賀陽 弘道著。うがやと読む。
2017ころに出た本なので、スルーしてたが
情熱的で、読みごたえのある勉強になる本だった。