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日々ふせん

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日常を言葉に。
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「すべての言葉は中古品です。」

「すべての言葉は中古品です。」

「すべての言葉は中古品です。」
インスタをフォローしている山口祥子さんの投稿で目にした言葉。

「ことばは大昔からみんなが使ってきたにも関わらず、決して使い古されることはない摩訶不思議なツール」とつづる祥子さんの言葉を、どうにか自分の中で感じたくて、メモに書き殴った。

思いを表現するとき、それを伝えるときに用いるツールの「言葉」。
誰もが使えて、誰もが理解できるからこそ、自分らしさがないような気

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書く選択肢を捨てたわけじゃない

書く選択肢を捨てたわけじゃない

こんばんは。お久しぶりです。
この写真は、今日食べた豆腐ドーナツと紅茶。
ドーナッツはリベイクして食べました。

では、ちょっと考えたことを話します。

まず、noteを開いたのが数週間ぶりで驚いています。
4月から始めたお仕事に精一杯で書くことや読むことにまで手が回らなかった、そんな最近。

みなさんはどんな春をすごしていましたか?

最近のわたしは、スマホのアプリやデータの断捨離をしてみたり、

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わたしの今までとこれから

わたしの今までとこれから

「とある会社で働きたい。」
その思いがどんどん強くなり、初めて自分のエッセイを書くことにした。

日常の中で考え、感じたことを自分自身と向き合いながら言葉を紡いでいくことは時にもどかしく、その反面、ぴったりな言葉を見つけた時には、すーっと心が軽くなる。
伝えたいという思いは幼い頃から強く、自己表現することが大好きだった。文章を書いたり、写真を撮ったり、絵を描いたり、時には歌やダンスと表現することを

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先生として子どもと過ごしたあの日

先生として子どもと過ごしたあの日

小学校教員の頃、子どもたちと学びの架け橋となれる先生を目指していた。そのために、授業作りの軸は「子どもたちの興味・関心をどう高めるか」だった。「やってみたい」という声を引き出すために、さまざまな視点から教材を捉えていた。

教員2年目の3年生クラスで市の教育委員会の研究協力員として外国語活動で英語の劇の授業計画を立て、実践することになった。
私自身外国語が苦手だったため、不安いっぱいの中、スタート

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今のわたしを好きになれたら

今のわたしを好きになれたら

「過去には未来の自分へのヒントがたくさんある」
私は、この言葉を最近ある人から教えてもらった。

私は、自分の強みが分からなかった。しかし、話していくうちに、自分の強みが今までの人生の選択に活きていたことに気づいた。
好きに触れているときに自分の魅力が最大限になること。責任感をもってやり遂げる仕事が好きだということ。こだわりが強く、形にするために努力を惜しまないこと。
他者と関わることで、どんどん

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自分の好きを言葉にしたら、自信が持てるようになった

自分の好きを言葉にしたら、自信が持てるようになった

好きなことはたくさんある方だと思う。
しかし「これが好き!」「あれも好き!」と大きな声で伝えることができなかった。
それは、特別な専門性とか、誰かよりその分野で秀でている何かがない、とか自分に自信がなかったのだと思う。

それを改めて、言葉にする機会があった。
わたしの好きなこと・もの、感じたことを言葉にすることで
自分の中ではっきりと好きだと確信し、自信をもつことができた。

誰かの基準に合わせ

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誰かの「きっかけ」になりたいと思った

誰かの「きっかけ」になりたいと思った

趣味は「暮らし」

私の趣味は暮らしを見ること。

ミーハー気質であるため、いいなと思ったことはメイク、掃除方法、料理レシピなどなんでもすぐに試して取り入れたくなる。
しかし、教師の仕事を始めてから、なかなか自分の暮らしを楽しむ時間を取れなくなってしまった。授業準備や学校行事の企画、レポート...次から次に降り注いでくる仕事。全て子どもたちに繋がることになると考えて踏ん張ってきた。そうすると、次は

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春風に揺れる桜を見ながら

春風に揺れる桜を見ながら

先日、働いている珈琲店のスタッフのみなさんと鴨川でピクニックをしました。

あたたかい陽の光が包み込むよう日。
コーヒーと持ち寄りのスイーツ。それをアンティークのお皿にのせます。
鴨川沿いに一つのオブジェができたような、そんな空間が生まれました。

コーヒを飲みながら「いつもバスの窓から見ている桜と桜の木の下に潜り込んでみる桜は少し見え方が違うなあ」と感じました。

普段、私は一つの「木」として桜

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正直な姿を見せることで、なりたい自分に近づく

正直な姿を見せることで、なりたい自分に近づく

コロナ禍前に戻りつつある京都。

珈琲店には海外のお客様も多く、英語が苦手なわたしは
正直に言うと「お互いに翻訳機能を使って話せたらどれだけ楽になるだろう。」と思っていた。

でも、それは自分が間違えた英語を話しているところを見られたくない、という逃げだった。

お会計時、合計金額をiPadの数字を指しながら日本語で「2000円になります。」と伝える。空いたグラスにおかわりのお水を入れるときは、ピ

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北欧に憧れるわたしは夜な夜なシナモンロールを焼く

北欧に憧れるわたしは夜な夜なシナモンロールを焼く

愛くるしいあの子との出会い

「北欧」に興味をもったのは高校2年生。

ぽてっとしたあの愛らしいフォルム。
不思議な世界のお話。
ムーミンとの出会いだった。

虜になったわたしの持ち物はぜーんぶ、ムーミン。
筆箱、ポーチ、ファイル、ペン、ブランケットも。
誕生日にムーミンファミリーが刺繍されてたTシャツをもらったことも覚えている。

そんなミーハーなわたしが北欧に惹かれたのは当たり前のことだった。

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25歳、記念にピアスを開ける。

25歳、記念にピアスを開ける。

最近ピアスを開けた。

2月にあることにチャレンジした。それがいい方向には進まなかったけど、「これで好きなことしていいよ」って三千円をもらった。

ちょうど2人でハマってみてた『三千円の使いかた』というドラマの中に「人はね、三千円の使いかたで人生が決まるの。」というセリフがある。
だから、わたしがどんな使い方をするのか旦那さんも気になってたみたい。

しっかりドラマに影響されたわたしは、何か記念に

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やらなくてもいい時代にわたしたちが結婚式をする理由

やらなくてもいい時代にわたしたちが結婚式をする理由

出会って8年目の去年。
彼とわたしは家族になりました。

そして、今年の9月に結婚式をすることに決めました。

わたしと彼は、好きなものも暮らし方も何を大切にするのかも「それぞれ」違いました。

だけど、家族になって「一緒」が増えました。
これからのこと、お金のこと、家族のこと、仕事への向き合いかた。
わたしたちらしく一緒に過ごしていくために、2人で考えることが増えました。

時にすれ違うこともあ

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彼と8年間一緒にいて気づいたこと3つ

彼と8年間一緒にいて気づいたこと3つ

わたしと彼は高校生の頃に出会い、8年間(そのうち遠距離1年間)一緒に過ごしてきた。
付き合いたての時は、わたしの嫉妬がすごくて、周りに迷惑をかける付き合い方だった。(本当恥ずかしいし、申し訳ない…)

わたしたちは、真逆の性格で好きなものやことも全く違う。
そんなわたしたちが8年間も続いたのは、自分自身でも驚きである。

スポーツやゲーム、漫画が好きなインドア派の彼。
おしゃれが好きで、暮らしまわ

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大人になっても友だちを作りたいと思ったのは、母がきっかけでした

大人になっても友だちを作りたいと思ったのは、母がきっかけでした

最近「ふっ軽に生きたい」と思うようになった

そう思うきっかけは母だった
「大人になってから友だちって作るの難しいよね」と大学の頃の友人とそんな話をしていた
仕事が生活の中心になる社会人は出会う人のほとんどが「仕事仲間」で「友だち」ではない
子育てをしていく中で出会う人たちは「ママ友」と呼ばれ、友だちというより子育てを一緒に乗り越えていく戦友みたいなものだ
そう思うと、友だちって大人になるとできな

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