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やらなくてもいい時代にわたしたちが結婚式をする理由

出会って8年目の去年。
彼とわたしは家族になりました。

そして、今年の9月に結婚式をすることに決めました。

わたしと彼は、好きなものも暮らし方も何を大切にするのかも「それぞれ」違いました。

だけど、家族になって「一緒」が増えました。
これからのこと、お金のこと、家族のこと、仕事への向き合いかた。
わたしたちらしく一緒に過ごしていくために、2人で考えることが増えました。

時にすれ違うこともあるけど、長く付き合っていくパートナーとして思いを素直に伝えていいんだという安心感が彼に対してあります。 

そんな彼と挑むのは、結婚式という人生の巨大プロジェクト。
今は、フォトウェディングや会費制の食事会といういろいろな選択肢があります。
その中でも結婚式を選んだ理由が3つあります。

◯彼と一緒に作品をつくりあげたいから。

◯周りの人に感謝の気持ちを伝える場がほしいから。

◯自分のこだわりを存分に表現したいから。

そんな思いをnoteに残したいと思います。

◯彼と一緒に作品をつくりあげたいから。

今年の5月で付き合って9年目になります。
高校生の時からずっと一緒にいるため、それぞれのライフイベントは参加してきました。
旅行にも行った、成人式のお祝いにも駆けつけてくれた、高校卒業から大学卒業まで、就職してからも隣で見守ってくれました。
2人で過ごした時間は長いけど、これから過ごす時間の方がもっと長いと思いました。
長い結婚生活の中で、お互いに上手くいかなかったり、ぶつかり合うことも合うかもしれません。そんな時に、2人で作り上げた結婚式を思い出して、「あの経験があったからこそ、これから何か困難なことがあっても乗り越えられる。」と思えるような共通の一つの作品がほしいなと思ったのです。

○周りの人に感謝の気持ちを伝える場がほしいから。

25年間、いろいろな人と出会い、楽しいひとときを過ごしてきました。

高校生の時なんて、「付き合いたいけど、どうしよう」とか「いつLINEしよう」とか友だちにずっと相談していました。
大学生になってからも1年間遠距離をしていた時、近くで支えになってくれた友だち。教師を目指すために3日連続フルコマという鬼のようなスケジュールを組んで、一緒に免許を取得した友だち。仕事でうまくいかなかったとき、泣きながら夜に電話をしたのに、笑いに変えてくれる長電話に付き合ってくれた友だち。帰省するたびに、楽しいことを一緒にできる家族。

わたしの周りには、ありがたいことに、いままでもこれからも大切な人たちがたくさんいます。
そんな方々にしっかりと「わたしにとってあなたは、大切な人です。」と伝える場があったらいいなと思ったのも、一つの理由です。

◯自分のこだわりを存分に表現したいから。

わたしは、自他ともに認める「こだわりが強い人」です。
小学生の時から、わたしのこだわりは強かったなあ…

例えば、習字道具や彫刻刀セットを揃えるときに学校で配られるあの袋。
流行のキャラクターやキラキラしたカバー。友だちは「お揃いにしよう!」と提案してきてくれましたが、わたしは最後の最後まであの中から選ぶことができませんでした。
母に「シンプルなの買うけん、カバーは作りたい」とお願いしていました。
(お揃いしようと言ってくれた友達も色違いのカバーを作って一緒に使いました。)

こんなこだわりをもっているからこそ、結婚式は自分たちで選んで作りたいという思いが強くありました。
プランはない、カタログもない。全部自分たちで見つけたり、考えたりして形にしていく結婚式。

私たちの大切な人たちと過ごすひとときが、あたたかくやさしい時間になるように一人ひとりのゲストの顔を思い浮かべながら準備を進めていきたいと思います。

お気に入りの指輪と家族からの花束


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