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誰かの「きっかけ」になりたいと思った

趣味は「暮らし」

私の趣味は暮らしを見ること。

ミーハー気質であるため、いいなと思ったことはメイク、掃除方法、料理レシピなどなんでもすぐに試して取り入れたくなる。
しかし、教師の仕事を始めてから、なかなか自分の暮らしを楽しむ時間を取れなくなってしまった。授業準備や学校行事の企画、レポート...次から次に降り注いでくる仕事。全て子どもたちに繋がることになると考えて踏ん張ってきた。そうすると、次は暮らしが楽しくなくなってしまった。ご飯を食べることも部屋をお気に入りのものでいっぱいにすることも。暮らしを楽しめていないことが苦しく、次第に暮らしが疎かになっていった。

自分のお城で過ごす夜を大切にする「主人公」との出会い

仕事から帰ってきた夜に、あるWEBドラマを何気なく見ていると、私と同じように外の世界で頑張ってきた主人公が自分のために料理をして、自分の好きなものに囲まれて生活していた。暮らしを楽しんでいる彼女を見ていたら、心がフッと軽くなった。
私は今まで、仕事を頑張るのであれば、暮らしが疎かになることは仕方がないことだと自分に言い聞かせていた。しかし、暮らしの中に仕事があって、どんな時でも暮らしは続いていると改めて気づくことができた。今の暮らしのままでは、自分を大切にできていないのではないかと立ち止まって考えた。

それからはまず誰かの「暮らし」を真似することにしてみた。
朝早くに起きて、白湯を飲む。ノートに1日のTODOリストを書いて行動する。手間のかかる料理を作ってみる。
しかし、私にはしっくりこなかった。
そこから「私にとって暮らしやすい暮らし」を探すようになった。お気に入りのマグを使う。気持ちが上がらない時は、お気に入りのラジオを聴いたり、好きなアーティストの音楽を流したりする。そうやって、自分なりの暮らしのルールを作っていくと不思議とまた暮らしを楽しむことができるようになっていた。
自分らしい暮らしが送れるようになると、仕事にも前向きに取り組むことができるようになった。フィットする暮らしとは、こういうことなのかなと自分なりに見つけることができたような気がした。

誰かの「きっかけ」になりたい

一つのコンテンツが私の暮らしを見直すきっかけをくれた。大好きだったものたちを一つひとつ集め直すことができるようになったのは、私の中で大きな変化だった。

わたしも誰かの「きっかけ」になる言葉や文を発信していきたい。

*ポートフォリオとして自分の書いた文を一部改変し、再度公開しています。

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