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#エッセイ
「あなたの人生はあなたのもの」私にそう言った母は、再婚しなかった
私の母が最初の再婚をしようとしたのは、私が小学3年生の頃。私はそのときに母が再婚しなかったことに対して、もやもやしていた。母と娘という関係性ではなく、一人の女として、人として母にもやもやしていた。
◇◇◇
うちの母は、真面目だが恋もちゃんとしている人だ。母が離婚したのは私が小学生になる前。母から明確な原因や、本音をきいたことはないが、未だに女に強いられる田舎の慣習が嫌だったり、母が働いているに
履歴は問いません、今のあなたがみたいんですと言ってくれた人。
こういう返事が返ってくるだろうなって
どこかで人は想像しながら話しかける
ことってあるけれど。
想いもよらない返事を頂いて、そのことが
忘れられないことってある。
わたしは、むかし1冊だけ短歌集の本を
出版したことがあった。
その時、とある方からお声をかけて頂いて、
ぼくたちのサイトで、もしよろしければ
書いてみませんか? と、お誘いを受けた。
今お誘いを受けたと、しれっと落ち
ガラスペンに恋をした夏。
書きたいことがあるから書くとかじゃなくて。
それが道具から始まるのって面白いなって
近頃思ってる。
この筆記用具を使ってみたい。
この筆記用具だったらどんなことが書けるん
だろうって。
いつもとは違うアプローチもいい。
ずっとガラスペンのことが気になっていた。
いつか使ってみたいと思って、憧れは伸ばし伸ばしに
なっていたけど。
出会ってしまった。
この間、友達とブックカフェに訪