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読書

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読書感想文と、本からの引用を含む記事をまとめました。最近はほとんどこっち→【読書メーター】https://bookmeter.com/users/1337100
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記事一覧

森見登美彦_京都旅

森見登美彦_京都旅

旅はいつもここから

もりみー聖地巡礼

実は読んだことのない『聖なる怠け者の冒険』から

『四畳半神話体系』で小津がくれるカステイラ。
わたくしは家族と暮らしているのでお土産はキャイキャイ切り分けて食べました。美味しかった❤︎

日曜日。
等間隔に点在する人々のカップル率は低かった。

全然関係ないのだけど"Light & Shadow"の歌詞のただすべき真実の表記が「糺すべき真実」なのが気にな

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森見登美彦_『夜行』津軽

森見登美彦_『夜行』津軽

一般に聖地巡礼と呼ばれる行為のまとめ。

森見登美彦『夜行』

私は、森見登美彦さんを京都の妖しい魅力飛び出すファンタジーを多く手がけている作家だと認識している。
ご自身が日常の延長線上に広がる別世界への憧憬を幼い頃から抱いていたと述べている通り、「神隠し」的な描写も複数の作品で見られる。
『夜行』もその一つである。

『夜行』は、黒髪の乙女の背中を追い続けたり(夜は短し歩けよ乙女)、愛くるしいた

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『火花』を読みました(趣味)

又吉直樹『火花』を今更読んで、いい本読んだなという実感と自分が好きなもの(バンド趣味;❸)との繋がりを見つけたのでツイートしよ〜🎶って書いていたら3ツイート分の下書きを超えたので諦めて話題も増やして一箇所に。

元の質は長文用ではなくツイートの延長なので悪しからず。ネタバレあり。夕方に借りてきて半日かからず読了&咀嚼タームに入ったので興味があれば是非。(読めと言いたいわけではないが、ハードル低い

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【読了】離さない 羊と鋼の森

【読了】離さない 羊と鋼の森

羊と鋼の森。宮下奈都さん。久しぶりに、自分の中の小説10選を入れ替えても良いかもしれないと思う好きな本を読んだ。

私がこの本から抜き出すキーワードは解像度と情熱。

解像度物語の中で触れる全てのものに対しフラットで新しい感覚を受け取っていく素朴な主人公外村は、天才的調律師板鳥さんと出会い、調律の世界に飛び込む。

まず「美しい」という言葉を知った。

外村のよき先達柳さんは花の名前を知っている外

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【読了】悪名高き量子物理学者を定性的に楽しく_生命とは何か/シュレディンガー

【読了】悪名高き量子物理学者を定性的に楽しく_生命とは何か/シュレディンガー

量子力学の礎を築いた物理学者の一人シュレディンガーが専門外の「生命」について一般向けに語る。現代の高校生が学習する理系科目(基礎なしの生物、化学、物理)を十分に学んでいれば一部の専門性の高い説明を除き概ね親しみをもって読める。一般向けを自称する通り、数式はほとんど出てこない(出てきたものも読み飛ばして理解できる)のが特徴である。

念のため補足しておくと、シュレディンガーは一般に「箱を開けるまで猫

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〈栗の木カフェ〉

〈栗の木カフェ〉

栗の木カフェは、『一九八四年』に登場する場所である。

一九八四年〔新訳版〕 (ハヤカワepi文庫) | ジョージ オーウェル, トマス ピンチョン, 高橋 和久 |本 | 通販 | Amazon

歴史は書き換えられるもの。2+2=5にもなる。一九八四年は党に対する反駁の念を抱いただけでも罪となる(思考犯罪)世界を描いたディストピア小説だ。伝えるメッセージはいくつもある。そのうちで今日する話は一

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【読了】作品は作者の個性から逃れられない

【読了】作品は作者の個性から逃れられない

世界の十大小説世界の十大小説(The Novels and Their Authors)/サマセット・モームを読み終えた。あまり時間をかける気もないので簡単な紹介と心に残った点を備忘録としてまとめる。

上巻の始めはモームの「小説とは何か」という問いに対する持論から始まる。そして10の偉大な小説の紹介があり、最後には10人の著者たちが会合したらどのようであるかを考えた一種の創作に続き、彼らが偉大な

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【読書記録】熱帯/森見登美彦

【読書記録】熱帯/森見登美彦

2022/4/5-4/9
一度目に読んだ時は迷子になってしまったので必死にメモを残しながら再読した記録。記録というかほぼまとめです。内容が全部詰まってる。
本作は第6回高校生直木賞を受賞、本屋大賞・直木賞にノミネートされた。

【ストーリー】この言葉で始まる小説『熱帯』。
実はこの本は誰も読み終わったことがないという幻の小説だった。
熱帯の謎を解き明かそうとする「学団」に白石さんが加入したところ

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【読了】誰もが語ろうとしている

【読了】誰もが語ろうとしている

喫緊に考えるべきことが少なくなるとまるで頭の中に隙間ができたように、

どうでもいいものを注ぎ混んでかき回す余裕が生まれる。

本を読み性格診断を受けモニョモニョ考えたことを言葉にした。

心打たれた文章この文章を読んでなるほど素敵と思い、早速ノートを買ってきて抜き書きを始めたのが昨年1月27日のことらしい。

まだ次を買わねばというほどではないが、前半でも真ん中でもなく後ろから数えた方が早いあた

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【読書の記録】チーム/堂場瞬一

チームを読んだことがある人にしか伝わりづらい感想と、

私が好きな人・考え方が伝わる文章。

とはいえ、要所から抜粋しているのでこれから作品を読もうと思っている人は読まない方がいいかもしれない。

チーム三部作全てを最近読んだ。(無印の一作目は再読。便宜上以下でⅠと書く。)

内容は以下の通り。まとめ方は私の独断による。

Ⅰ 大学4年生、箱根駅伝関東学連チーム編

大学として箱根駅伝本線突破を逃

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【読書の記録】サナトリウム小説他

【自戒】記録は溜め込まない方がいい。

【注意】ネタバレ

ソラリス/スタニワフ・レムロシア文学と現代の授業にて紹介されたSF小説。

タルコフスキーというロシア人監督作「惑星ソラリス」が授業で言及されていたが、原作にあたる本作はポーランド人作家によるもの。映画は未視聴。

内容
意思を持つと考えられる「海」に覆われている惑星ソラリス。
ここには先に降り立った研究者がいたが、惑星で起きた異常はわか

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【読書の記録】伸縮性の時間を言葉にすると

【読書の記録】伸縮性の時間を言葉にすると

1ヶ月半をかけてトーマス・マン『魔の山』を読み終えた。

消化不良どころか舌先で味わった程度の浅薄な理解で綴っているため、解説、感想文ではなく単に心に残った点を「記録」するというタイトルを謳っている。

これまでにnoteに公開してきた中でも特にまとまりを欠いた文章に仕上がった。

誰のためでもなく自分のために書いた文章をそのまま公開するからだ。

読者の皆様の大切な時間を無駄にしたくないという気

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