どうでもいいはなし
夕焼けがとても綺麗でつい見惚れていたら写真を撮り損ねた。気づいた時にはもう日は沈んでいた。
夕焼けを見ているとちょっと寂しい気持ちになるのは何でだろう? 子どもの頃に『まだ帰りたくなーい』なんてこともなかったし、夜が怖かったり嫌いだった覚えもない。大人になってからは尚更だ。
人間は朝日が昇ると元気が出て、夕陽が沈むと気持ちも沈むようにDNAに組み込まれてでもいるんだろうか。大昔、明るいうちに食糧を確保しなければならなかった時代を思えばまんざら見当違いでもない気がするが、日が沈