いしか

感じた、思ったことを文章に。 そんな中で閲覧してくれた誰か一人にでも刺されば本望です…

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感じた、思ったことを文章に。 そんな中で閲覧してくれた誰か一人にでも刺されば本望です。 基本的には素直で、何気ない毎日を綴っていけたらと思っています。 たまに毒も吐きます。 オタクも発動します。 不定期で『寝る前、エッセイ』始めました。 アイコン(ゆち式女子メーカー改二)

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階段だけど、選んだ理由 1131文字#シロクマ文芸部

月の色は変わらずそこにある。 どんな色に見えているかは、見ている人だけの見え方があって、千差万別だと思う。 「はぁ〜〜!今日、晴れてよかったな〜」 帰宅してきた私は、汗をかいている服や髪の毛をスッキリさせる為、疲れている体を何とか動かしてシャワーを浴びる。 おっと、忘れてはいけない。 シャワーを浴びる前にエアコンのスイッチを入れる。 外に置いてある室外機が、スイッチを入れたと同時に動き始めた音がする。 エアコンのスイッチを入れたらお風呂へ行き、服を脱いで洗濯機の

    • 匂い付け(エッセイ)

      私は普段、出かける時『ショルダーバッグ』を使っている。 友人の結婚式の引き出物のパンフレットから選び貰った物だったが、中々物持ちもよく、私自身も使いやすいと感じている為、めったに鞄を変える事はない。 同じ様にショルダーバッグを何個か持っているものの、宝の持ち腐れ状態になってしまっている……。 (断捨離の予兆………か……?) ……っと、話が逸れた。 唐突だが、私のこのショルダーバッグには、地域猫ちゃんの猫ちゃんの匂いが付いていると思う。 今は足が遠のいてしまっている

      • 意識、偶然に…(エッセイ)

        壇蜜さん作 「壇蜜日記」「壇蜜日記 2」を読み終え、今は「壇蜜日記 3」を読んでいる。 シリーズとしては「4」まで出版されており、2013年から壇蜜さんが日々を綴った文書が、この本には書かれている。 短くも、壇蜜さんの言われたことに対する受け止め方、考え方、そして、コンビニで見つけると必ず購入する猫の漫画雑誌や熱帯魚と猫との生活が、壇蜜さんの書く文章からさらけ出されてくる。 そこには、芸能人という人の言葉ではなく、1人の人間としての哀愁や悲しみ、そして悔しさが書かれてい

        • カタカナのある名前(エッセイ)

          母方の祖母は、カタカナが入っている自分の名前を、あまり好んでは居なかったと祖母が亡くなってから母に聞いた。 自分の名前を好んでいなかった訳ではなく、カタカナが使われているという事が嫌だったらしい。 現に、祖母が亡くなった時の戒名の名前は「タカコ(仮名)」ではなく「貴子」と漢字にした。 母と叔母が話していたのだが、自分で書く書類か何かもカタカナではなく、漢字で自分の名前を書いていたそうだ。 「……嫌だったのかもね〜カタカナの名前がね〜」 なんて会話を聞きながら、私は祖

        階段だけど、選んだ理由 1131文字#シロクマ文芸部

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          筆に乗せるは、己が魂 1437文字#青ブラ文学部

          お師匠様の筆には、力がある。 お師匠様が一筆書いた言葉は、まるで『魔法の言葉』の様に大きな力を持ち、そして、言魂(ことだま)となって、待ち人の元へとやって来る。 ❁❁❁ 台所から、鰹を削る音がする。 魚を焼く香ばしい匂いも漂っていて、まな板の上には、これから味噌汁の具材になるであろう食材が出番を待っている。 「うん。これくらいかな?」 削った鰹節を小鍋の中に入れて出汁を取っていく。グツグツ煮出されていく鰹節の出汁の匂いが台所、そして家の中へと広がっていく。 「………

          筆に乗せるは、己が魂 1437文字#青ブラ文学部

          この世に偶然なんてない。あるのは必然だけ(漫画紹介 エッセイ)

          題名になっているこちらの言葉は、私が小学生の頃に見たアニメのキャラクターが言った言葉で、とても印象に残っている言葉だ。 この言葉を言ったのは『ツバサ・クロニクル』『xxxHOLiC』というCLAMP先生が描かれた漫画作品に登場してくる『次元の魔女』『侑子』さんが言った言葉。 両作品ともアニメ化もされていて『xxxHOLiC』は、侑子さんと『四月一日君』が主軸として話が進められていくのだが、その話の中で『占い』の話があり、私はその話がとても好きだ。 他にも好きな話は沢山あ

          この世に偶然なんてない。あるのは必然だけ(漫画紹介 エッセイ)

          小さいことでも、周りを気にせず出来たら良いのに(エッセイ)

          ………出来ない。 誰も見ていない。 わかってる。 そんな事。 それに、見られた所で、何か言われる理由もないだろうに……。 それなのに。 なんで人目が気になってしまうのだろう、なんで…気にせずいられないのだろう。 前にも似たようなnoteを書いたけれど、本当にそう思うし、出来ない私…変えられない私が悔しい…。 歯痒くてたまならない。 軽やかに、自分の意志で、誰にも惑わされず、気にせず、例えそれが偽善と思われようが何しようが、自分が『した方が良い』と思った事を出

          小さいことでも、周りを気にせず出来たら良いのに(エッセイ)

          雲の中へ(エッセイ)

          山の天気は変わりやすい。 よく言われる言葉で、実際そうだと思う。 そんな山は、私にとっては身近で、大人になってからはもっと身近な距離へと変化した場所。 けれど、登山するとか本格的な事はしていないし、これからもする事はないのかな〜なんて思っているが、そんな私は山を登っている。 『車』で、山を登ってる。 文明の利器に感謝。 今年の7月、8月は酷暑だった。 暦の上では秋である今も、昼間は暑い。 そんな、まだ酷暑が元気だった日。 何処か涼しい場所はないかと考え、思い

          雲の中へ(エッセイ)

          道端に転がっていた縁 1314文字 #青ブラ文学部

          始まりは些細な事だった。 リトルの練習を終え、家に帰っている途中、そのボールはあった。 「誰のだよ。こんな所に野球ボール落としやがって」 俺は、リトルチームの監督から『道具は大切にしろ』と教わってきた。 だから、こうして自分が大事にしている野球道具が道端に転がっているのが少し許せなかった。 しゃがんで転がっていた野球ボールを取ろう……そう思ってしゃがもうとしていた時……… 「あっ!そこにあったんだ!」 元気な男子の声が聞こえてきた。 「それっ!俺のボール!!」

          道端に転がっていた縁 1314文字 #青ブラ文学部

          触れた鼻(エッセイ)

          グンちゃんが私への警戒心を緩めた時、1度は自分の手のひらをグンちゃんの鼻元へと近付けるようにしている。 これはいわゆる『こんにちは』で、猫流の挨拶だから。 手のひらをグンちゃんの鼻へと近付けるけどグンちゃんは鼻を手のひらに近付け、クンクンっと匂いをかぐ。 その後、何かリアクションをするとか、そういうものはないけれど、匂いを嗅いだ後、特に反応がないのなら『わかった』と了解して貰えたのだろうと、私は勝手に思う事にしている。 そんな…匂いを嗅ぐ、グンちゃんの鼻。 チョンっ

          触れた鼻(エッセイ)

          何故……色っぽいのっ(エッセイ)

          漫画やアニメ、ドラマ、映画、小説、 作品の中で自由に動き回る登場人物やキャラクター達。 そんな登場人物、キャラクターの中に居る、自分より年下の相手に対し「坊や」呼びをする存在。 私は、この「坊や」呼びをする人物やキャラクターに対し、色っぽさを感じているのに気が付いた。 こうやってnoteを書きながら思うが、なんだか私は、色っぽさを感じる人物やキャラクターに魅力を感じやすいらしい。 最初からこういう好み?だった訳ではなく、大人になるにつれ、自分の好みは変化していったと思

          何故……色っぽいのっ(エッセイ)

          相思相愛【妬いてるの?】1970文字#青ブラ文学部

          大昔の話。 ある国に王女がいた。 彼女の側には、いつも彼女の婚約者が側にいて、結婚してからも、彼女が女王に即位してからも、2人はずっと一緒に居たそうだ。 そんな…2人の話。 🏵️🏵️🏵️ 「リンカ〜おはよう」 柔らかいクリーム色の髪を小さくなびかせ、色男が愛する人の名を呼ぶ。 「ハルバ…おはよう」 呼ばれた彼女は静かに振り向き、彼の名を呼んで返事をする。 王女である彼女は黒髪に水色の大きな瞳を持っている。誰もがその瞳に見つめられると恋をしてしまう。 そんな噂

          相思相愛【妬いてるの?】1970文字#青ブラ文学部

          これこそ、スルメ(エッセイ)

          やっと……やっと…………っ やっと劇場版『モノノ怪 唐傘』を観に行く事が出来た。 本当は公開してから、すぐに観に行けば良かったものの、まだ大丈夫だよね〜と現を抜かしている間に、行ける距離にある映画館の上映時間はどんどん遅い時間になっていき、行ける時間での上映が無くなってしまった。 全ては自分のせいだが… 『私はこのまま映画を見ずに上映をおえるのだろうか……』 なんて思っていたし、映画に行けないかもしれないと、その代わりに小説版を購入していたが、僅かな後悔が滲んでいた

          これこそ、スルメ(エッセイ)

          食するモノ1898文字【妬いてるの?】#青ブラ文学部

          『妬いてるの?』 『ううん。』 いちいち聞かないで。 『そっか、奈津菜(なづな)は良くわかってるよね』 ……わかってる訳ないじゃない。 妬いてるに決まってるでしょ? 私だって…ひとりの人間で 貴方に恋をした女性だ。 妬いてるに決まってるでしょ。 妬いて… 妬いて… 私は壊れた。 ★★★ 「ふ〜ん、ふふふん、ふ〜ん」 彼の姿は、通りを歩いている人には見えない。正確には見えていたとしても、この大都会と言われる場所で、彼の存在を気に留める人など一人もいないのだ

          食するモノ1898文字【妬いてるの?】#青ブラ文学部

          じわ〜、じわ〜っと(エッセイ)

          「地味に高くなっているのですが……」 最近の値上げ、値上げに、値上げ疲れを起こしている自分が居る。 逆に、今までの価格を安くしすぎていたんじゃないの?なんて思うくらいには、まあまあ疲れている。 そんな私が、最近地味に感じているのが、生理用品『ナプキン』の値上げだ。1年ほど前にも似たようなnoteを私は書いたが、その時よりも、また値段は上がっている。 仕方がない。 そんな事はわかっている。 わかっているけれど、心の何処かで 『……なんでかな〜……好きでなっているわけ

          じわ〜、じわ〜っと(エッセイ)

          ここに、感謝を【夏の残り火】

          私は初めて、こちらの企画に参加させて頂いた。 とても素敵な藤家さんの短歌をイメージして物語を書く。私がこの企画を知ったのは三羽 烏さんのnoteを拝見したからだ。 藤家さんの短歌を壊さないように… 汚さないように…… そんな事を思いながら書いた物語に藤家さんがコメントを下さった時には、ホッとし、嬉しかったのを覚えている。 こちらのnoteです↓ そして、こちらの企画は応募作品の中から1作品を、大橋さんが選ばれた作品をイメージして作曲してくれるという、とても凄いプレゼ

          ここに、感謝を【夏の残り火】