ストレッチの大事さを伝え、習慣化していただくことが、私の使命だと考えています。
年が行くと体が硬くなります。逆に言いますと、体がしなやかな人は、若々しいです。昨日も引用させていただきました言葉をもう一度紹介します。
・筋肉は、縮もうとする性質がある
・筋肉が硬くなると、血管が消える
この二つをご存知でしたでしょうか?
学校教育の年齢で学ぶには、まだ早い気がします。社会に出てしまうと誰も教えてくれず、学ぶとしたら自主的に勉強するしかありません。このジャンルに興味のない人は、学ぶことなく過ぎていくのが現状です。よほど健康に心配のある人が調べるくらいでしょう。
筋肉は縮む性質があると言っても、ピンと来る人はいません。「なるほど」と分かった人でさえ、ストレッチをしません。だから私は日々、ストレッチの必要性を皆さんの前でお話ししています。
参考映像をご覧いただきたいです。
これはマラソンランナー向けに撮影しましたが、生きている人すべてが対象です。
走っている人は筋肉が変化することは理解できています。しかし筋肉の労わり方を知らないので、練習に耐えられなくなった筋肉を「なんとかしてください」と、私の整体院にやって来られます。
日常的に運動しない人は、日々筋肉が変化していることに気付きません。だから少しずつ縮んでいくことが分からないまま生活されています。そして「ある日突然、〇〇なった」と言います。誤解です。突然なるのは、スポーツ中の突発的な事故くらいなものです。「朝起きたら突然!」なんてこと言う人も多いですが、突然ではなく必然です。
疲労を取るために、ストレッチを習慣化しましょう!
道具を使ったら綺麗に洗っておくことは誰でも分かります。体も道具だと考えれば綺麗にして眠ることをお勧めしています。それは表面をお風呂で洗うことではなく、体の中身の問題です。
使った筋肉をちゃんとケアしてから眠っていただきたいのです。運動していないから筋肉を使っていないと思われる人もいますが、目も口も筋肉で動いています。一日過ごして疲れていない人なんていません。必ず疲れています。気付かないだけです。
ずっと同じ姿勢のまま長時間過ごすことで肩こりになることはご存知ですよね。それって、運動していません。一日中座ってテレビ見ていたら、目が疲れているだけでなく、肩も腰も同じ姿勢で筋肉は疲労しているはずです。そもそもその疲労に気付かないので、疲労を溜めることになっていきます。
毎日、寝る前に筋肉をストレッチしてから眠ることが、一日の疲労を取る第一歩です。ぜひ、ストレッチを習慣化していただきたいです。