足壊疽による足の切断を回避したい

はじめまして、自然療法研究家のろくです。 Ⅱ型糖尿病の合併症である足壊疽治療の「薬に頼らない自然療法」の研究に取り組んでいます。 私自身もⅡ型糖尿病患者であり、一時期は足壊疽を発症そして克服し現在に至っています。 現在この新しい治療法の論文をCochraneに提出中です。

足壊疽による足の切断を回避したい

はじめまして、自然療法研究家のろくです。 Ⅱ型糖尿病の合併症である足壊疽治療の「薬に頼らない自然療法」の研究に取り組んでいます。 私自身もⅡ型糖尿病患者であり、一時期は足壊疽を発症そして克服し現在に至っています。 現在この新しい治療法の論文をCochraneに提出中です。

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足壊疽による足の切断を回避したい

プロローグ 当ブログはⅡ型糖尿病患者の皆さんとセラピストそして自然療法家による、足壊疽を回避するための方法を考えるサイトです。 毎年55万人もの方が足を失っている 現在の糖尿病の患者数は全世界で約3億8200万人です。 さらに糖尿病の合併症である足壊疽の問題、世界には推定1900万人以上の人々が毎年足の切断を余儀なくされており、 日本ではおよそ55万人(千葉県船橋市の人口とほぼ同じ)の方が足の切断を余儀なくされています。 足壊疽と共に訪れる命のカウントダウン 足の切

    • Once complications become apparent, blood sugar levels become meaningless

      We must face the reality that blood sugar control alone cannot stop the progression of the disease In #diabetes (type 2), as complications progress, medication becomes less and less effective. No matter how many times you check your number

      • 合併症が顕在化した時点で血糖値は意味をなさない

        血糖値のコントロールでは進行を止められない現実を直視すべき #糖尿病(Ⅱ型) に於いて、合併症が進むといよいよ薬剤による効果が無くなってきます。 何度数値を確認しようとも合併症は形振り構わず進み続けます。 その状態で行うべきは、自分の身体の反応とつぶさに向き合う事だけです。 黙ってその状態を受け入れるのか、或いは何かしらを考えて行動をするかしか選択肢はありません。 ここでは前者の方に対する助言や解決策を示すことはありません。 逆に後者の方々とは、情報の共有が出来ればと考え

        • Current status of foot gangrene treatment and request for support

          A request to all caring doctors, masseurs, and osteopaths Hello, good evening. I'm Roku, a naturopathic researcher. Small-scale studies have shown that massage therapy is very effective in preventing amputation in diabetic foot gangrene.

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        足壊疽による足の切断を回避したい

          The pain that felt like my flesh was being torn off completely disappeared within about 10 days.

          The true nature of the pain that resonates in the top of the head Good morning, hello. I'm Roku, a naturopath. Today, I'm going to talk about how the pain of tearing flesh from foot gangrene disappeared in 10 days. When foot gangrene de

          The pain that felt like my flesh was being torn off completely disappeared within about 10 days.

          This blog is a site for type 2 diabetes patients, therapists, and naturopaths to discuss ways to avoid foot gangrene.

          19 million people lose their legs every year Currently, there are approximately 382 million diabetes patients worldwide. Furthermore, there is the problem of foot gangrene, a complication of diabetes, and an estimated 19 million people ar

          This blog is a site for type 2 diabetes patients, therapists, and naturopaths to discuss ways to avoid foot gangrene.

          肉を断ち切るような痛みは10日ほどで完全になくなった

          脳天に響く痛みの正体 おはようございます、こんにちは。 自然療法家のろくです。 今日は足壊疽による肉を断ち切ような痛みが10日でなくなったというお話です。 足壊疽を発症し進行しますと、冷たさや痺れだけでなく、足の肉を断ち切るような痛みに襲われます。 正直この痛みを正確にお伝えするのは難しいのですが、「脳天に響く」そんな痛みです。 そしてこの痛みは断続的に24時間続きます。 当然寝ている間にも起こりますので、夜中に痛みで目が覚めた方も少なくないと思います。 ちなみにこの痛み

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          以前書いた糖尿病を題材にした小説です

          以前糖尿病患者を題材に書き下ろした小説です。 この小説のサブタイトルにもしていますが、糖尿病の診断は入り口にしか過ぎません。 ステルスで進行し、気が付いた時には後戻りが出来ないのです。 そして人工透析へと移行した時点で、人生の終わりが見えてきます。 私自身もⅡ型糖尿病患者であるため、足壊疽の問題は他人事ではありませんでした。 簡単に糖尿病になる割にはその機序が見え難く、気が付けば足壊疽の解決だけでも14年もの歳月を必要としました。 それでも原因を究明し、解決策を見いだせただ

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          足壊疽治療に関する現在の状況とご支援のお願い

          心ある医師の方及びマッサージ師・柔道整復師そして整体業の方へのお願い こんにちは、こんばんは、自然療法研究家のろくです。 現在の糖尿病性足壊疽切断回避治療に関します状況は、小規模な研究でマッサージによる回避術は非常に有効であると言う状況に達しています。 でも、今後は広範な研究が必要です。 ここまでの小規模な研究結果は、英国の国立ボランティア団体のCochraneに論文を提出、現在共著者待ちの状態で審査開始の手前まで来ています。 さて問題はこの研究に対して、日本国内の関係機

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          合理的でなければ治療ではない

          Ⅱ型糖尿病の原因に至った経緯 おはようございます、こんにちは。 薬に頼らない自然療法で糖尿病治療の研究をしているろくです。 今回は糖尿病性足壊疽の切断回避のために、なぜマッサージが有効であるのかに辿り着いたお話をしたいと思います。 ネットで糖尿病の原因を検索すると殆どの場合「インスリン抵抗性」「インスリン分泌不足」「遺伝」の文字が並びます。 少し考えると分かることですが、これらは少なくとも原因ではないですよね。 一方で糖尿病は生活習慣病であると考える向きが大勢を占めていま

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          高血糖値の何が問題か

          数値で判断するのは危険です 糖尿病になると殆どの場合医師たちは数値で貴方の状態を判断します。 正確に言うならば、それ以外の評価方法がありません。 ですから数値が良くなる或いは基準値内に入る事で現在の状況を良しとします。 でも実際の貴方の足の状態はどうでしょう? 冷たくはありませんか? 痛くはありませんか? 痺れはありませんか? もし上記のいずれの症状も無いのであれば貴方の治療は非常に上手くいっていますし、医師の判断も間違っていないと言えるでしょう。 でも、もし上記のうち1

          自然療法について

          自然療法は放置療法でも東洋医学でもない 自然療法と言うと皆さんのイメージはどのようなものでしょうか? これまで接してきた多くの方が、自然治癒の放置療法とイメージしたり、東洋医学と混同したりします。 でも少し違います。 自然療法とは元々私たちが持っている治癒力や免疫力を最大限に活用しながら、薬に頼らない治療方法が自然療法です。 ですから、よく間違われる東洋医学よりも西洋医学の方に近かったりします。 なぜなら西洋医学の解剖学や生理学そして分子栄養学を考えながら治療方針を決めま

          足壊疽の正体は 座って 太って 血管塞ぐ 

          座るな危険! 多くの足壊疽の患者さんに共通しているのは、糖尿病になる前に着座の時間が長かったことと、急に太り出したこと。 その事で身体の中で何が起きていたのかと言えば、下肢の血流が止まっていたために、腎臓が誤作動を起こした事で起きています。 身体に対して高血糖状態になっているのは、身体の一部が極端に冷え、それを補うために血管内にグルコースを放出、結果血液中にはグルコースが充満してしまったというのが、自然療法的な現在の解析結果です。 一般的に言われている事は、足壊疽は高血

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          糖尿病と食について

          糖質制限とインスリン 糖尿病になり、誰しもが食に気を使うようになります。 炭水化物を避け、砂糖を摂取しないなど最初は誰しも気を使いますが、なし崩し的にいつしか元の食生活をしていたりします。 なぜなら、初期のうちは殆ど自覚症状が無いからです。 でも時を重ねるうちにどんどんと自覚症状が現れ、少し気を使うようになります。 以前の記事でも申し上げたように、極端な糖質制限はそれこそ命の危険に直結しています。 しかしながら一部には極端な糖質制限をすることを推奨しているものも存在してい

          糖尿病、自然療法家はただでは起きない!キリッ!

          ステルスで進む糖尿病 糖尿病はステルスで進むと言われていますが、注意深く見ていれば様々な現象があることに気が付きます。 例えば歩く速度が遅くなったり、真直ぐ歩けなくなるなどの症状が出てきます。 それ以外の症状には足に力が入らない、すぐによろけるなど主に下肢に問題の症状は集中します。 糖尿病と診断された後にこのような症状が出て来ると、そろそろ足壊疽の問題に直面することになります。 最初は足が冷たいから始まる 最初は「足が冷たいなぁ」と感じる程度ですが、その冷たさが異様な

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          なぜⅡ型糖尿病になるの? その3

          ここまでで何となく代謝がお分かりいただけたでしょうか? もし理解が難しかったのであれば、私以外にも代謝について詳しく書かれている方がいらっしゃると思いますので是非参考にされてください。 どうも昔から説明下手で筆不精な性格は変わらず、謝るしかありません。 足壊疽と手の痺れ さて、なぜ糖尿病になるの?その3です。 今回は足壊疽と手の痺れについてです。 足壊疽を発症しますと程なくして手指にも異常が出てきます。 主なものは感覚異常で、人差し指の内側などにゴリゴリとした感覚が出て

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