なぜⅡ型糖尿病になるの? その3
ここまでで何となく代謝がお分かりいただけたでしょうか?
もし理解が難しかったのであれば、私以外にも代謝について詳しく書かれている方がいらっしゃると思いますので是非参考にされてください。
どうも昔から説明下手で筆不精な性格は変わらず、謝るしかありません。
足壊疽と手の痺れ
さて、なぜ糖尿病になるの?その3です。
今回は足壊疽と手の痺れについてです。
足壊疽を発症しますと程なくして手指にも異常が出てきます。
主なものは感覚異常で、人差し指の内側などにゴリゴリとした感覚が出てきます。
これもほぼ同時に左右で起こります。
これはホルモンの影響で起きていると考えて良い症状です。
なぜなら手の温度は、眠たくなった子供に見られるように、ホルモンの働きで起きています。
つまり糖尿病の正体はホルモンの働きの異常で起きている証左でもあります。
レイノー現象について
そしてもう1つ重篤な症状として現れるのがレイノー現象と呼ばれるものです。
片腕や指一本が異常に冷たくなる症状です。
それこそお湯につけても痛い位冷たく腕がもげてしまうのではないかと錯覚するほどです。
指に至っては腕ほど酷くはありませんが、とても冷たい状態になります。
この状態が数時間続くことも有れば、数分で無くなることもある症状です。
さてなぜこの現象が起きているのか?
これって完全に副腎の疲労によるものと私は断定しています。
例えばですが、レイノー現象が出た際に背中側から脊柱の12番(T12)あたり(ここに関してはご自分でお調べください)を良くマッサージをします。
ご自分で手が回らない場合には誰かに摩ってもらってください。
すると殆どの場合は治まるはずです。
もしそれでも治まらなければ、その部位にインスタントカイロを貼ります。
足同様に温まりましたら遅滞なく剥がします。
その時の腕の状態或いは指の状態はどうでしょう?
もし冷たさが無くなっていないようであれば、腎臓専門の医療機関を受診してください。(ここは申し訳ありませんが私の専門外です)
糖尿病の正体はホルモンの異常?
ここまでで、糖尿病にはホルモンの働きが深く関わっている事がご理解頂けたのではないかと思います。
つまり血糖値が高い事は確かに問題ではありますが、それ以上に血糖値を上げるような作用をホルモン自体がしていることが問題です。
インスリン抵抗性についても様々な意見があることは承知しておりますが、これまでの現象から私には血糖値の高さは理由があって高く保たれており、必然性なのではないかと考えています。
つまり血糖値を高く保たなければならない理由があると考えた次第です。
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