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糖尿病と食について

糖質制限とインスリン

糖尿病になり、誰しもが食に気を使うようになります。
炭水化物を避け、砂糖を摂取しないなど最初は誰しも気を使いますが、なし崩し的にいつしか元の食生活をしていたりします。
なぜなら、初期のうちは殆ど自覚症状が無いからです。

でも時を重ねるうちにどんどんと自覚症状が現れ、少し気を使うようになります。
以前の記事でも申し上げたように、極端な糖質制限はそれこそ命の危険に直結しています。
しかしながら一部には極端な糖質制限をすることを推奨しているものも存在しています。
ここだけは個人の想いが全てですから、投げかけること自体に意味が無いのかもしれません。

糖尿病の症状が顕在化する中、多くの方は血糖値を見張るようになります。
常に血糖値を見ながら、食べ物の精査をするようになるんですね。
でも冷静に考えれば、これってすぐに意味の無い事に気が付くはずです。
なぜならその先にあるのは、「血糖値が上がったらインスリンで」みたいな方程式を作るだけだからです。

この状態にある方は、皆さん既にお気づきのように薬剤による低血糖療法では症状が悪化はしても良くなることはありません。
そしてこの方法を選択してしまうと、割と早い段階で人工透析が視野に入ってきたりします。
つまり進行が止まらないばかりでなく、悪化するんですね。

おまけに頻尿が発生して、常にトイレとお友達になってしまうなど切実な問題が起きてきます。
インスリンや血糖降下剤そして血液サラサラなどの薬剤は、腎臓に対する負荷が大きく、たとえ血糖値を下げることが出来たとしても、他に問題を抱えてしまう場合が少なくありません。

中にはそんな西洋医学を否定し、漢方で治すなんて方を見かけますが、結論から言って大差が無い様に感じます。
薬を飲むという意識を変えない限り、この忌まわしい糖尿病が治まる事はありません。

結果として意味が無かった食事療法

結論的に言って、この忌まわしい糖尿病が食事や飲料で治ることはないと思います。
理由として、Ⅱ型糖尿病の問題は前回の記事でも書いたように、外的な体重の圧力による血管の遮断が原因であり、臓器が障害を受けているのはあくまでも二次的な要因でしかないからです。
当然そこに西洋医学だろうが東洋医学だろうが薬物治療が入り込む隙間は存在しません。

潰れた血管と周辺の組織を戻すのに、もし薬物治療で戻るのであるならば、全身の血管がとんでもない事になってしまうからです。
薬物治療、あり得ないですよね?

そしてこれまで言われてきた食事や食材に対する注意喚起も、今ではほぼ意味が無いものと考えるべきだと思います。
ただしこれは、あくまでも糖尿病治療における問題としてであり、その他の健康に関する食事の問題としてではありません。

ですから小麦の問題や異常摂取と言える糖類接種に関しては改めるべきですし、それらを続ける事でそれ以外の問題に発展することは火を見るよりも明らかです。
特に小麦粉の場合には、自己免疫疾患に直結しますので、控えた方が賢明である事は言うまでもありません。

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