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以前書いた糖尿病を題材にした小説です

以前糖尿病患者を題材に書き下ろした小説です。
この小説のサブタイトルにもしていますが、糖尿病の診断は入り口にしか過ぎません。
ステルスで進行し、気が付いた時には後戻りが出来ないのです。
そして人工透析へと移行した時点で、人生の終わりが見えてきます。

私自身もⅡ型糖尿病患者であるため、足壊疽の問題は他人事ではありませんでした。
簡単に糖尿病になる割にはその機序が見え難く、気が付けば足壊疽の解決だけでも14年もの歳月を必要としました。
それでも原因を究明し、解決策を見いだせただけでも良かったと今では思っています。

私自身もあと数カ月遅れていれば確実に人工透析患者の1人になっていた事でしょう。
既に壊疽が進み、ナタで肉を断ち切られるような痛みに悶絶していました。
それが今年の春の事です。

今では奇跡的に快方し、何も無かったような生活を送るようになりましたが、あの痛みだけは忘れることはないと思います。
現在も足壊疽で苦しまれている皆さん、もう少しです。
一緒に頑張りましょう。


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