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勉強せずに英語を習得する方法を具体的に解説する

英語が話せないにも関わらず英語で働ける仕事を手に入れてから「英語を勉強しない」をテーマに1年間英語習得を試みる生活をしてきた。

おそらく、英語習得は勉強の連続だと思っている人が大半だと思うので「英語を勉強しないで英語習得をする」とは具体的にどういうことなのか?気になる人が多いはずだ。

このnoteでは私がどのようにして英語を勉強せずに英語で働けるレベルまで英語力を上げることができたのかを具体的に解説したいと思う。

英語を習得するステップ

基本的に英語習得は使えるフレーズを増やしていく作業だ。

使えるフレーズを増やせば、そのフレーズに含まれる文法・語彙は同時に習得できる。つまり、フレーズを増やし続けていけば、どこかで英語で働けるレベルにまで到達する。

実際、私は1年間英語を学ぶことはせず、英語に触れる量を増やすという単純なことをしただけで最低限英語で仕事ができるようになった。(現在のチームメンバーは日本語を話せないヨーロッパメンバーだ。彼らとの仕事で英語が障害になることはない)

私はこの状態になるまでに何百ものフレーズを勉強せずに習得してきたことになる。

どのようにしてこれだけの量のフレーズを身につけてきたのかを具体的に解説していく。

偶然出くわす

勉強せずに英語習得するフローは3つのフェーズに分けられる。

一つ目は、新しいフレーズに出くわすフェーズだ。

  • 仕事中に同僚が使ったフレーズ

  • Youtube動画でYoutuberが使ったフレーズ

  • 英語でゲームをプレイしている時にゲーム内のキャラクターが使ったフレーズ

など、様々なところで偶然遭遇したフレーズが新しく習得するフレーズになる。

ここで重要なのは、覚えようと思って英語に向き合わないことだ。

何気なく英語に触れていると「あ、この前伝えようとしたけど伝えられなかった内容はこのフレーズを使えば伝えられるのか!」とか「この人がブログでよく使うこのフレーズ、色々なところで使えそうで便利だな!」みたいな気づきが自然と起こるようになる。

それが記憶のフックになる。

この記憶のフックを作るステップが勉強せずに使える英語フレーズを増やす一つ目のステップだ。

他の場所で出くわす

残念なことに、新しいフレーズに偶然遭遇しただけではフレーズ習得まではいかない。
一回遭遇しただけで覚えてしまうような人は既に英語話者になっているだろう。

ステップ1で出会ったフレーズに何度も出会うというのがステップ2だ。

英語に少しでも多く触れる環境を作り上げると、ステップ1で記憶のフックになったフレーズに何度も出くわすことができる。
その理由は、重要フレーズは様々な場面で使われるし、同じ人間は同じフレーズを何度も使うからだ。

ステップ1で偶然遭遇して気になったフレーズに他の場所で再度出会うと、そのフレーズに対する印象が強烈なものになる。そして、また他の場所で同じフレーズに遭遇するとさらに強烈なインパクトを脳に残すことができる。

こうすることで勉強するという行為をしなくても自然と英語フレーズを暗記していけるのだ。

これは子供が言語習得をするステップと似ている。子供たちは勉強で言語を習得せずに生活の中から自然と言語を習得していく。

例文集や文法書、単語帳を勉強している子供がいないように、大人も生活環境の中で自然と英語を覚えていくべきだ。(大学受験の影響からか、英語習得しようとすると机に向かい合って参考書を開きたくなってしまう人が多い。これが英語習得の障害になっている)

自分のものにする

ステップ1で偶然出会い、ステップ2で何度も同じフレーズに出会った後、そのフレーズを完全に習得するために必要な最後のステップがある。

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