cafeリッヂ

いわき~仙台辺りで(簡素な小屋の)カフェを作りたい。できれば近くに小さな清流があって、ソロツーリングのライダーが休めるような店。 今は千葉の住宅街で食品機械の仕事とカフェをやっています。

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いわき~仙台辺りで(簡素な小屋の)カフェを作りたい。できれば近くに小さな清流があって、ソロツーリングのライダーが休めるような店。 今は千葉の住宅街で食品機械の仕事とカフェをやっています。

最近の記事

vespa GTS "310"

ベスパのGTSが310ccになることが正式に発表された! 一番のメリットは、今までは278ccのエンジンを300と呼んでサバ読んでいたのだけれど、今後は嘘をつかなくて良くなることw やっぱりストロークのみの変更で、ピストンの部品番号も変更が無いらしい。 外装も変更なし。 何年も経ってオーバーホールする時が来たら310cc化できるかもしれない。 コンロッド、クランク、インジェクション等を替える必要があるから、費用対効果からしたらあんまりメリットは無いかな。 高速道路を多用

    • アケビの謎

      探検が好きだった。 その探検のほとんどは住んでいた町の裏山に数人の友達と分け入って虫を捕まえるとか蛇を観察するというものだった。 小学校の低学年のころ、僕は豊橋の片隅に住んでいた。そこは自然が豊かで近くに豊川用水が流れていた。 豊川用水は少し小高くなった山の中腹のような場所を悠々と流れていた。その山の裾側には用水から田んぼへの取水口があって、その周りは6畳程の小さな池のようになっていた。そこに小学生くらいの子供がザブザブと入っても、膝から腿ぐらいの深さしかない安全な水溜まり

      • いちばんのコーヒー/冬の目標

        今朝は秋らしい、いい天気だった。 先週行った飯田の町から見た山々はまだ紅葉していなかったが、ここ数日の朝夕の気温の下がり方からすると今週末には秋本番を迎えるだろう。というか、もう初冬か。 冷え込みが厳しい季節になるとコーヒーが一層美味しく感じられるようになる。僕の独断で申し訳ないが、コーヒーの本質はホットコーヒーに宿っていると思う。 誤解を招くといけないので予め断っておくが、アイスコーヒーが邪道だと言っている訳ではない。アイスコーヒーにはそれ相応の領分がある。それがコーヒ

        • 彫刻家になりたかった...!

          2003年の秋、他の学生より少し長めのモラトリアム期を過ごした僕は、大学院の卒業を控えて未だ進路が決まっていなかった。 大学では工芸、彫刻を専攻していたので、何とかして彫刻にかじりついて食っていきたいと思っていたのだが、その方法が見つからないでいた。 簡単に思いつくのは大学に残る、鋳物屋で働く、造形屋で働く、等だったが、当時の僕は無謀にも兼業をする気はなく専業で彫刻をやりたいと思っていた。 この過程について勿体ぶるつもりはないので結果を先に書くが、実際には翌春から鋳造の技術

          「なんやて?」

          2025 vespa GTS300が310ccになるだと? 少し前から噂はあったんだけど、ここに来てかなり現実味を帯びてきた! アメリカの優良ディーラーが 「2025  310ccGTSに想うこと」 という動画を上げていたので、85%くらいの確度だと思う。 現在の排気量は278cc。 それが310ccになるのであれば、およそ30cc、1割の排気量アップだ。 ボアはそのままにストロークを伸ばす模様。馬力アップよりも通常使用域での快適性向上を狙う、とのこと。トルクが太くなる事

          「なんやて?」

          今、好きなパン屋さん

          もう10月が終わる。 10代の終わりから20代になった頃は、暇で暇で気が狂いそうな日があったけど、あれは幻だった。 今となっては時間がなくて困ることはあっても、暇に苛まれる事はない。 30代後半の頃は1年が早く過ぎるようになったと感じていたが、1日は長く感じていた。それが40代後半になった今では1日1日が物凄い早さで過ぎていく。こうやってどんどん時の早さを痛感するようになっていくのか?人生の先輩たちはどんな景色を見ているのだろうか。 時間の方が変わった訳ではないので、相

          今、好きなパン屋さん

          チョット look back in anger

          僕も人並みか、人並みより少しだけ音楽が好きだ。演奏するのはできないから、聞くの専門ではあるけれど。 僕の身のまわりのオジサン達を見てみると、僕の職歴のせいだと思うが、情報量の多い意識高い系グループと、まるでそんなことのない色気なし系グループに二分される。その景色の中で、僕はほぼ中間のニュートラルな位置に立っているように見える。 僕は車での移動中はラジオを聞いている。 電波が届く範囲ではAFNを、その範囲から出たら適当に受信できるチャンネルを聞く。 流れてくる最近の曲に「

          チョット look back in anger

          老い と 酔い

          ポリープ手術で控えていたサーフィンを再開した。 ちょっと体力が低下した気がする。 昨日はいつものポイントは波がよくなかったので、トコトコ歩いて、ほとんど行く事のない1キロ程離れた隣のポイントで入った。 隣のポイントとこちらはヘッドランドというT字型の突堤で区切られているので、わざわざ覗きに行かない限り普段は向こう側の様子を知ることはない。 昨日はその少し小高くなったヘッドランドを越えて、向こう側へ行った。向こう側は大盛況で、一瞬サーフィンすることを躊躇う程の数のサーファー

          老い と 酔い

          スクーターのその先にあるもの

          バイク乗りからすると、モーターサイクルとしての市民権をなかなか得られない感のあるスクーターだが、実際に所有してウロウロしてみると案外「悪くないな」と感じる。 何が「悪くないな」なのかというと、乗る前から分かっていた通り ・靴を選ばない ・無造作に荷物を積むことができる というのは当然で、それ以上に 『操る楽しさ』がある。 数年前の僕なら、そんな話を聞いても 「へぇ?嘘だぁ~?w」と笑って済ませたと思うが、本当だ。 僕がベスパに求めていたものは、耐久性やメンテナンス性、

          スクーターのその先にあるもの

          北海道での仕事

          めったに行くことのない北海道へ行ってきた。 機械の仕事で、溶接の助っ人だ。 製菓の勉強をしたり、店を持とうと思うようになるずっと前、僕は美術鋳物の技術者だった。だから溶接は言ってみれば慣れ親しんだ母国語のようなもの。 美術鋳物の現場では、その響きの通り、いわゆる銅像だとか彫刻、工芸的な花器やオブジェを制作していた。 鋳物で大型のモノを製造するのはリスクやコストを伴うので、大体は分割して鋳造(金属を溶かして型に流す)する。そして出来上がったパーツを溶接して組み上げる、という

          北海道での仕事

          お客さんに教わったこと

          最近の僕は機械の仕事でいっぱいいっぱいで、自分の店に立つことはないのだが、以前は店の一部として頑張っていた。 来店してくれるお客さんのなかに僕を気に入ってくれて、よくお喋りするおじ様(現在80歳位)がいた(今でも店の近くで偶然会って話す機会はある)。仮にSさんとしておこう。 Sさんは法学部卒で、若い頃は司法試験の勉強をしていたけれど、結局、受かることはなく損保会社で事故の調査員として働いていた、という経歴を持つ。それが嘘か本当かは確認出来ないので、その問題は置いておく。

          お客さんに教わったこと

          自転車を見に行った

          ポリープ手術後の養生で念のため運動や力仕事を控えている。これは良いチャンスと週末はベスパで自転車を見に行った。 僕の住む地域から、目当ての自転車屋さん(柏駅の近く)までは距離にして30キロくらいだろうか。大した距離ではない。が… 個人的『できるだけ走りたくない道5選』に入っている国道16号線を行くことになる。それを避けて、ずーっと利根川の方を遠回りしていくのもアリかと思ったが、あまり天気が良くないので最短最速を狙って渋々16号で行った。 16号を走りたくないのは信号が多

          自転車を見に行った

          ポリープの手術が終わって

          ポリープ手術のために大学病院に行ってきた。 特に重病という訳ではない(と思う)が、1泊だ。 40代になったら一度は受けた方が良いと言われている大腸カメラだが、今まで一度も受けたことがなかった。病院嫌いでもないし、尻からカメラが入って来るという事に特別な恐怖を感じることもなかったのだが、予約して検査・手術にかかる時間を考えると面倒で、ここまで無視してきた。 しかし家族の病気によって、自分にもその因子が有ることを知る。そうなると日常に起こる些細な体の不調に対して過剰に不安を感じ

          ポリープの手術が終わって

          何処でも買える物を岡山で買う

          ベスパの床下からネジを救出した日に、実はもうひとつ、嬉しくない発見をしていた。正確にはネジを取り出した時には気がついていなかったのだが、後でベスパの腹の下を撮った写真を見ていて「おや?」と思う違和感があった。 鉄板が重なりあった所に薄い茶色の線がある。ささやかな錆だ。 おそらくボディーの鉄板が重なっている部分は塗装がされていないせいで錆びやすいのだろう。他の部分は僕が確認できる範囲(腹の中やメットインを外したフレーム内側)はメッキではないがサフェーサーでもない、という感じの

          何処でも買える物を岡山で買う

          ベスパの腹の中

          ベスパに乗った後は、可能な限り綺麗に拭いてから片付けている。「洗車」と言えるほど立派な事はしないが、フクピカ的なシートで隅々まで拭いて、気がむけばワックスをかける。 そのついでに下回りを覗いて傷がないかチェックする。 購入前に写真をまじまじと見ていた時は (こんなに短いフロントフェンダーじゃ前輪が跳ね上げた小石がボディーに当たるんじゃないかな?) と思っていたのだが、今のところ傷は一つもない。良かった。 ところが、ボディーの下の水抜き穴からネジが飛び出しているのを見つけて

          ベスパの腹の中

          メーターが人を狂わす

          僕の乗り物にはスピードメーターやタコメーター、燃費計等が付いている。今の僕はスピード以外のメーターが示す数値にあまり頓着が無いので、その数値に合わせた操作をしない。 そう書くと分かりにくいので解説すると、僕の車やバイクは今やすべてオートマなので回転数や燃費は『速度』が勝手に決める。速度を決めたら他の要素は自動的に従うしかないのが現実だ。 だけど世の中には色んな人がいて、「速度よりも燃費」「速度や燃費よりも回転数縛り」という人も居る。そういう人は燃費が悪くなるのが嫌だからゆ

          メーターが人を狂わす